うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%
新番組。乙女ゲー原作アニメとしては最大級のヒット作になった「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」の続編です。
OPはST☆RISHの6人に前作ではゲストキャラ的な扱いだったセシルを加えた7人によるライブ映像。観客の声が凄まじすぎて歌詞が聞き取れねー(笑)。実際のライブの雰囲気に合わせたんだろうけど、第1話のOPなんだからちょっとボリューム下げて欲しかった。まあこの作品をよく表しているとは言えますけど。
春歌達は早乙女学園を卒業し、プロのアーティストとして第一歩を歩き出しました。事務所というよりお城なのは、さすがシャイニングプロ。春歌と6人が次々と再会する展開は、私も懐かしくなりました。6人の春歌への好感度が既にMAX状態で、それぞれの反応がなかなか笑えます。妖精春歌は確かに可愛い。新しいバラに春歌の名前を付けた神宮寺さん、パネえっす。さすが大金持ち。
相変わらずテンションが高い校長、いや社長によってマスターコースの先輩キャラ達が紹介されました。寿は普通に良い人っぽいけど、蘭丸と藍はかなりの曲者ですね。この三人も春歌LOVEになり、6人とは恋と歌で誘い合う事になるのかな?
神秘的な情景の中でセシルと再会した春歌。OPに出ていたのでセシルが正式メンバーに加わるのは予想してたけど、6人とはどう絡むのかな。春歌も作曲家としてレベルアップしているみたいだけど、プロの世界は今までよりずっと厳しい筈。困難を乗り越えて成長していく春歌達の頑張りに期待しています。
ジョジョの奇妙な冒険
最終回。
カーズが泡のプロテクターでマグマを防ぐという展開を原作で読んだ時は、カーズいや荒木先生よく考えついたなあと感心したのを覚えています。エースもこのプロテクターを使えば赤犬の攻撃を防げたかも(漫画が違います)。
地球をも超えたカーズを神と呼ぶシュトロハイム。日本人である私達にとって神とは「人間を超えた存在」という認識ですが、西洋人にとって神とはそれ以上の絶対者で戦おうとさえ思わない。カーズの強さを表すいい表現だと思います。
その絶対者を大気圏外に追放したジョセフ、運に助けられた面もありますがその運を招き寄せたのはジョセフの生存本能であり、彼の魂が諦めなかったからです。赤石を出したシーンで初代のOP曲が掛かったのには痺れました。アニメならではの最高の演出です。
宇宙に追放されたカーズ。いつか戻って来るんじゃないの?と思う人もいるでしょうけど、ナレーション通り本当に二度と地球には戻って来ません。1999年に恐怖の大王として戻って来ると予想した人もいたっけ。スタンド使いと究極生物の戦いも見てみたかったなあ。
奇跡の生還を成し遂げたジョセフと、登場人物達のその後。エリナの安らかな死に顔はジョナサンの願いが叶った証拠ですね。スリから市長にまで出世したスモーキーはよく頑張った。シュトロハイムは原作よりパワーアップしてるけど(笑)、そんな彼でも死んでしまうとはスターリングラード攻防戦激しすぎるだろ。
そして時代は流れる。老ジョセフの声も杉田智和さんですか。ベテランの人に交代すると思ってたので意外でした。そして海底から引き上げられた棺と、刑務所の檻の中にいる青年。うむ、これは第三部をやる決意表明ですね。むしろやれ、やってください、本当に心からお願いします。
総評。原作の大ファンなのでアニメ化は嬉しい反面、この独特な世界をアニメで再現できるのか不安だったのですが、スタッフは見事にやってくれました。カットされた箇所も多いのですが、原作の大事な部分は決してカットせず、アニメの動きと色、そして声優陣の熱演で見事過ぎる作品に仕上げてくれました。
スタッフが原作を読み込んでいる、いや愛しているのが伝わってきました。本当にスタッフに恵まれた作品だったと思います。第三部、このスタッフで作ってくれるのなら絶対に見ます!
ちはやふる2
ようやく勢いに乗りかけた千早ですが、恵夢がそうはさせてくれません。こういう試合巧者とは戦い難いですね。大山札が苦手なのはまだ直せそうだけど、揉めるのが苦手なのは千早の人の良さがモロに出ている弱点なので、今後も改善するのは難しそう。押しの強さも必要とは、競技かるたは本当に厳しいスポーツですなあ。
恵夢のワンマンチームと見られている明石第一女子。実際その通りなのですが、中心にいる恵夢が何を考えているのか分からないところがあり、瑞沢に比べると一致団結しているとは言い難い。恵夢はクイーンになる気は無いと心の中で断言しており、クイーンを徹底的に目指す千早とは正反対のキャラですね。ライバルとしては王道なキャラ設定です。恵夢にも師匠がいれば変わっていたのかも。
一進一退の攻防が続く中、ようやく千早がその強さを発揮し出しました。西の代表である恵夢と互角以上に戦う千早の姿に、観客達の視線も注がれていく。うむ、いいですねえ。まったく注目されていなかった対決が大いに盛り上がり名勝負になる、スポーツはこれがあるから退屈しません。
千早に押され始めた恵夢。ドSな人は相手に攻められると弱くなるのですが、イマイチまとまっていなかった明石第一女子がここに来て団結しました。相手にも見せ場を与えるのはこの作品のいいところだけど、ここで覚醒させなくても(苦笑)。全国の準決勝、やはりそうすんなりとは勝たせて貰えませんか。それでも次回で決着かな?
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4月5日のアニメ感想
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