ばくおん!!
最終回。
今までバイクでコケた事が無い羽音。そういえばそうだったなと感心してたら、バイクのカバーを取る際ににコケさせてしまうという逆の意味での神技を披露。羽音らしい個性的なコケ方ですね(笑)。
燃料タンクが損傷した為、新しいのを買おうとしたら懐かしの売女、もといバイ太と再会。タンクだけになっても喋れるとは凄いなと思ったら、羽音の自演でしたか。でも羽音がおかしい訳ではなく、ぬいぐるみとかに話しかけるのと同じ感覚でしょうね。もっと分かりやすく言えば、オタクの人がフィギュアや抱き枕を愛するのと同じようなものかと(分かりやす過ぎる)。
本屋でバイクの本なのかエロ本なのか分からない本(この本は実在します)を買ってた神様によって、羽音はバイクの無い世界へ。いや、正確に言えば「バイク」はあります。でもこの世界でのバイクとは自転車の事で、「オートバイ」は存在しない。上手く使い分けてきましたね。オートバイクじゃなくてオートバイ、クはどこに行ったの?というツッコミには今更ながら納得させられました。確かにどこに行ったんだろう?
楽に遠くに行きたいのなら自動車がある。自分の力で行きたいのなら自転車に乗ればいい。オートバイに存在価値すら認められない世界で、それでも羽音はオートバイを愛する。1話の頃はオートバイのオの字も知らなかった子がねえ。人は成長する、いや馬鹿になるものです。でも良いじゃないですか。好きなものに馬鹿になるのは人生の楽しみの1つです。意外と感動的なラストには大満足。
総評。良い意味でも悪い意味でもキレッキレの原作を、TVアニメで可能な範囲で再現し、上手く作ってくれたかと思います。ホンダやスズキなど国内の主要バイク製造メーカーが協力しただけあって、バイクへの拘りは素人から見ても見事でした。
キャラクターもそれぞれ個性を発揮し、特に凛はスズキへの愛と巨乳でお気に入りキャラになりました。スズキは彼女をマスコットキャラにしても良いかと(笑)。原作のストック的に2期を作るとしたらまだまだ先になりそうですが、作られたら絶対に見ます。
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6/20 アニメは面白かったけど、このアニメを見てバイクを買った人っているのかな? 特にスズキ
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