双星の陰陽師
今回の舞台は遊園地。普段はたくさんの人で賑わっているんだろうけど、今は瘴気で満ち溢れており完全な無人。普段賑わっている場所が静かだと、かなり不気味ですよね。某夢の国が静まり返っている光景なんて、考えただけでゾッとします。
遊園地は楽しい場所だと聞いていたさえは静まり返った様子にガッカリしましたが、そこへライオンのようなケガレが現れました。彼の名は麗隠(れおん)。婆娑羅の一歩手前である真蛇と呼ばれるケガレで、戦闘力もかなり高い。まともに戦っていたら、ろくろと紅緒も苦戦していたでしょう。
しかし麗隠は戦う気は無く、そもそも暴れるつもりも無かった。彼は綺麗なものに憧れており、それを見たくて人間界に来たのです。アニメオリジナルキャラだけど、ケガレにも温厚な奴っているんですね。さえと指きりげんまんしたり、涙を流したりと非常に人間臭いケガレでした。ろくろ達に誤解されたまま倒されなくて良かった。
どんなに良い奴でもケガレは倒さなければならない。突如現れた十二天将の2人、膳所美玖と蹉跎 桜はろくろ達の甘さを否定します。空気読めよと言いたくなりましたが、陰陽師としては彼女達の方が正しいんですよね。でも、さえに悲しい思いをさせたのは許せんな(親心か)。今回の話が、さえの闇落ちフラグでない事を願います。