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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ44号の感想

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 「こち亀」は終わったけど、今号からトリビュート企画「みんなのこち亀」がスタート。ジャンプの漫画家たちが、それぞれの「こち亀」を描きます。
 まずは5人の作家が1ページずつ。企画の趣旨を理解していない「斉木」の麻生先生によると「こち亀」の連載終了は各作家に個別で伝えられたそうです。みんな麻生先生みたいにビックリしたんだろうなあ。


 次号より新連載がスタート。今期は2作品で、どちらも連載経験者。短期で打ち切られたけど、その悔しい経験を活かしてください。


 「ワールドトリガー」は予告通り休載です。


ハイキュー!! ★★★★
 王様というか暴君に成りかけていた影山を、日向が自覚無しに救う展開はグッと来ました。いや変な意味じゃなくて。
 周りに合わせるのではなく、みんなが影山の高度なプレイに合わせるようになればチームとして更に強くなる。日向は問題の本質を見抜いていますね。理性ではなく本能でだろうけど、どちらにしても凄い。影山は良い相棒と先輩達を得ました。


僕のヒーローアカデミア ★★★
 戦闘経験は高いけど、救助経験はほとんど無い雄英。彼らの弱点を狙い撃ちされたような試験ですが、これを乗り越えなければ1人前のヒーローなんて絶対無理。ほとんどぶっつけ本番だけどクリアしないと。
 麗日さんは出久への思いをしばらく封じる事にしました。ラブコメ好きとしては残念だけど、今はラブコメしている場合じゃないからなあ。でもこのまま何も言わずに最終回というのは嫌なので、良いタイミングで告白させてほしい。


ONE PIECE ★★★
 やはりサンジを逃してくれたのはレイジュだったか。彼女と母親だけはまともな心を持っていたのは、サンジにとって救いでしたね。彼の異常なまでのフェミニストぶりも、この過去を見れば理解できます。
 逆にジャッジ達は更に株を落としたけど、もう地の底まで落ちているから別に良いや。早くルフィかサンジにブチのめしてほしい。ビスケット食ってる場合じゃないぞ、ルフィ(笑)。


ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★★
 コガラシに惚れた雲雀ちゃん、狭霧へのライバル心も手伝って大胆なアプローチを仕掛けてきました。18禁漫画なら良かったんだろうけど、この作品はそうではないので雲雀のアプローチは躱されるでしょう。コガラシがどう躱すのか注目します。
 まあ今の時点では、雲雀の気持ちは コガラシへの愛情<狭霧への対抗意識 みたいだから、そこを付いて断るのでしょうね。雲雀が本当にコガラシに惚れて、ゆらぎ荘に住む展開になってもオールOK。


ブラッククローバー ★★★★
 豪勢な焼肉パーティーに水を差す凶報。アスタの腕の負傷はあまりにも重く、魔法でも治せない。もう二度と剣は持てないと聞かされたアスタは絶望……しませんでした。見開きで叫ぶシーンは実にアスタらしくてカッコいい。うんうん、少年漫画の主人公はこうでなくっちゃ。
 大体、再起不能とか不可能とかね現実ならともかく漫画の世界では逆フラグなんですよ。案の定、早くも希望が見えているし。次の展開はバネッサと一緒に他国へ潜入?


左門くんはサモナー ★★★
 ネビロス少将、分かっていたけど完全に天使ヶ原さんに惚れてますね。基本的には純情だけど時に大胆になる、見事なまでの恋する男の子モードです。左門にとっては良い玩具だけど、それでも頑張れ影の主人公(勝手に決めるなよ)。


鬼滅の刃 ★★★
 鬼は群れないけど、家族は別なのかな? それでもこんなバイオレンスな家族と一緒にいたくはないけど。
 蜘蛛の鬼は5人家族か。父親が十二鬼月っぽいけど、だとしたら炭治郎達は本気でヤバいな。援軍が来るまで持ち堪えられるか? 女の子っぽい鬼が助けてくれる事を希望。


約束のネバーランド ★★★
 掲載位置は上昇しており、次号はセンターカラー。表紙絵もノリノリで描いているし(笑)、当分は安泰みたいですね。
 欲深で間抜けっぽい印象だったクローネですが、本気を出したらかなり優秀。シスターの地位にいるのは伊達じゃなかったか。
 エマは逃げる事だけ考えていたけど、ノーマンとレイはもっと深く考えていた。この2人、イザベラとクローネを殺すつもりだったのか。確かにこの2人を殺せば、脱獄できる確率はグンと上がる。でもエマは絶対に反対するだろうなあ。この差異が3人の亀裂の切っ掛けにならなければ良いんだけど。


銀魂 ★★★★
 久しぶりの真選組&松平のとっつぁん、衣装は変わったけど中身は全然変わってないな(笑。約一名除いて)。でも、この馬鹿っぷりこそ真選組らしさでもある。どんな状況になっても諦めず、己を貫く彼らは真の武士ですよ。モザイクと一緒に大事なモノを取っちゃうお茶目なところも含めてね。こ、近藤さーん!!


二界梵骸バラバルジュラ ★★★
 今年の金未来杯のラストバッターは、芥見下々先生による異色のバトル漫画です。
 喧嘩に強くて情に厚い不良という主人公の設定は普通だけど、それ以外はかなり独自色が出ています。オリジナリティという面に限っては、今回の5作品では一番かと。
 でも作画はまだまだかな。漫画で巨体キャラによるバトルを描くのは難しいですからねえ。更なる精進を積み重ねて、連載枠を勝ち取る日を楽しみにしています。


斉木楠雄のΨ難 ★★★★
 斉木を巡る女の戦いが遂に始まった……とハラハラしたけど、相卜さんは照橋さんの美しさは認めておりライバル心より憧れる気持ちの方が強いし、照橋さんは斉木の好みを勘違いしていつも通り別方向に暴走したので平穏な感じで終わりました。斉木はもう照橋さんの気持ちを応えても良い気が(ニヤニヤ)。


食戟のソーマ ★★★
 センターカラー。
 審査員はアリスの父親と、アリスの母レオノーラの部下である幼女っぽい姉妹がやってくれる事に。3人とも個性を出してるなあ。ベルタとシーラはレギュラー入りしても良いですよ。
 匂いの扱い方が鍵となる熊料理対決、創真も葉山も揚げ物を選びましたか。ノーガードの殴り合いという表現は上手い。悪い揚げ物は本当に匂いがキツくて、食べる気がしないからなあ。
 そして田所とタクミにも試練の時が。よりにもよって相手は龍胆ですか。飄々としているけど、十傑ナンバー2の実力者。いよいよ彼女の実力が見られるのか?


レッドスプライト ★★★
 敵の操舵士、フォールと似ているとは思っていたけどタツもそう思ったか。姉妹なのかな?
 雷髄人間を家畜としてしか見ていない傲慢なブリストルに、正義の鉄槌! いやあ、スカッとしましたね。少年漫画の王道を正面から歩いているこの作品、個人的にはかなり好きです。掲載位置が下がっているけど、まだ大丈夫ですよね?


ボイス ビー アンビシャス ★
 「ワールドトリガー」の穴埋めとして掲載された、塚沢サンゾ夫先生によるギャグ読切。
 ううむ……。昔、マジで声優を目指した身としては笑えない漫画でした。シュールギャグと言うにはキャラが変態すぎて漫画としてのバランスが悪い。更なる努力をお願いします。


ラブラッシュ! ★★★
 掲載位置が上がらないなあ。ラブコメ漫画のお約束を破り続けている漫画だけど、それがダメなのかな?
 今度のヒロインは獣っ娘。珍しくレイジに好感を持たない子だったけど、恋愛に対する考え方も獣っぽかった。いいですねえ。こういう考えの子が本当に恋するようになる展開、嫌いじゃありません。むしろ激しく希望。


火ノ丸相撲 ★★★
 だから記者のお姉さんは、もう予想とかしない方が良いですってばよ。貴方の台詞、毎回毎回逆フラグになってるんですもの。川田先生も狙って言わせているんだろうけど。
 白桜は天王寺の為に、ダチ高は火ノ丸の為に燃えている。気持ちが分かるからこそ負けられないと激しく滾る部長、頼もしくなりました。技は榎木が上だけど、体は部長が上回っており、心は両者互角。結果がどうなるか分からない勝負はワクワクします。


トリコ ★★★
 愛丸が辿り着いたエリア0は、新たな食材が次々と生み出されている食材の楽園だった。いや、これは爆発寸前の地球の断末魔なのかも。
 小松に語りかけた食霊は間違いなくフローゼでしょう。ずっとトリコを見守っていたんだなあ。母の愛は偉大だ。
 ペアはトリコを怒らせ、その怒りをネオに食べさせるつもりだったのか。確かに怒りはネオが好む絶望とは反する感情だから、苦手な味というのは分かります。ペアのアカシアに対する感情は裏切られた悲しみか、それとも……?


背すじをピン!と ★★★
 金龍院と美乃梨はこういう関係だったのか。親公認のカップルとは、ラブラブで羨ましいねえ。
 彼女の言うとおり「一生懸命にやる」事と「無理をする」事は全く違う。漫画でも現実でも、その違いを分かっていない人が多くて困る。ここで勝負から退くのは無念だろうけど、美乃梨の言うとおりダンスを続けていればリベンジする機会はいくらでもある。最後の社交ダンスからは優雅さと勇気を感じました。
 これで優勝の行方は土井垣ペアと咲本ペアに絞られ……いや、宮大工ペアもこのままでは終わらないようで、まだ分かりませんね。土井垣達にも策があるようだし、次回が本当に楽しみ。


たくあんとバツの日常閻魔帳 ★★★
 最終回。
 百舌野は自ら無間地獄に落ち(「幽遊白書」の戸愚呂弟を思い出しました)、バツは新たな閻魔大王になり、たくあんと別れました。しかしたくあんが大人になった時、2人は再会します。打ち切り漫画の最終回としては妥当な話ですね。特に不満は感じませんでした。
 総評。絵はイラストとしてはまあまあだったけど、漫画としてはテンポが悪くて読みづらかった。ストーリーは光る話もあったけど、全体的に盛り上がりに欠けていた。悪人を退治するのではなく、裁くというルールが分かり難かったのかな? 終わるべくして終わった漫画だったなあというのが、正直な印象です。
 しかし井谷先生の尻への拘りは、魂で理解できました(笑)。吾峠先生と空知先生もエールを送っているけど、井谷先生お疲れ様でした。次回作、頑張って描いてください。


磯部磯兵衛物語 ★★★★
 久しぶりに、いや今まで以上にダメ人間になった磯兵衛を見ました。無責任な人って生きるのが楽しそうだなあ。私はそこまで強くなれません。
 子供が出来たら言い逃れするところも、実に無責任で笑えます。これは無責任男にとって何よりの劇薬だ。身に覚えが無い私でさえ怖くなりました。ガクガクブルブル。


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