ウルトラマンオーブ
惑星侵略連合の最後のメンバー、メトロン星人タルデ。首領だったノストラの仇を討つべく、両腕にラウンドランチャーを装備してジャグラーを襲います。その姿を見て「流星人間ゾーン」の流星ミサイルマイトを思い出した人はかなりの高年齢かニコ厨かと(笑)。ちなみにゾーンは東宝制作なので、パクリネタと言われたらアウトです。気を付けましょう。
タルデに刀を奪われて殺されかけたジャグラーでしたが、宿敵であるガイとナオミに助けられました。そして僅かながらガイと自分の因縁を語るジャグラー。光の力に認められたガイと、認められなかったジャグラー。この2人は元は普通の人間で、光の力と闇の力を授かって今のような超人になったのかな? ジャグラーに力を授けた存在がいるのだとしたら、そいつがラスボスなのかな?
復讐に燃えながらも無関係な者は傷付けないとは、タルデはなかなかの紳士ですね。さすがはメトロン星人(Aに登場したJrは除く)。しかしラウンドランチャーの火力は高く、オーブとの戦闘でも円盤の支援を受けながら優勢に進めていました。伝統の夕日を背にしての戦いや、止めを刺されてもかろうじて生きて遺言を残したし、スタッフからも愛されていたみたいですね。連合の中では唯一オーブに倒された宇宙人だし。
最近ハリケーンスラッシュの出番が多いけど、オリジンの前座扱いになっているのが残念。一方、バーンマイトはスーツが破損したのか?と疑うくらい出番が少なめ。最終決戦まで出番が無かったりして。
タルデの死によって惑星侵略連合は壊滅しましたが、地球の危機はまだ去っていない。見事な演技でナオミを欺き、刀を取り戻したジャグラーは地球の奥底に更なる闇が存在する事を突き止める。その闇こそがラスボス? 既に情報が広まっているけど、いよいよオーブも終盤戦なのだとワクワクしつつ少し寂しくもあり。