ムシブギョー
新番組。週刊少年サンデーで連載中の「常住戦陣!! ムシブギョー」は第1話から読んでいます。タイトルから「常住戦陣」が消えているのは、週刊誌に連載する前のに合わせたのかな?
架空の江戸時代を舞台に、才能に溢れているけどちょっと真っ直ぐ過ぎて馬鹿にも見える純情一途で、でも強い少年剣士が巨大昆虫を相手に戦うという、オリジナリティに溢れた作品です。アクションあり、お色気あり、ここ最近の話ではスプラッターな展開もありで、実に少年漫画らしい作品だと思って読んでいます。
原作が意外と際どい作品なのでアニメ化、しかも夕方6時からの放映にはビックリしました。放映されるとしても内容はかなり規制されるのではないかと不安でしたが、第1話に関しては問題ありませんでした。むしろ動きや声優の声が加わった分、原作よりお色気アップしてますね。お春殿の胸、揺れ過ぎ(笑)。そりゃあ蟲もさらうわ。
火鉢のパンチラは、パンツじゃなくてふんどしだからOKなんですね。規制の穴を突いた素晴らしい演出です。まだまだ先の話ですが、火鉢の忍の流派名も原作通りにやってくれると期待しています。
仁兵衛の江戸来訪と初めての戦い、仁兵衛と父の話、虫奉行所の面々と無涯の強さを見せつつ仁兵衛もカッコ良さも見せる、など第1話としては文句無い出来。このクオリティを最後まで保ってくれる事を期待しています。でも、原作のどこまでやるんだろう? 原作がまだ終わっていないアニメはそこが心配ですね。
百花繚乱サムライブライド
新番組。2010年に放映された「百花繚乱サムライガールズ」の続編です。
前作から半年後。修行の旅に出ていた宗朗でしたが、帰って来たら懐かしい道場はメイド喫茶になっていました。礼萬ショックのせいで貧乏になったとはいえ、相変わらず幸村は商魂逞しいなあ。あとこの世界のメイドさんは「ご主人様」ではなく「親方様」と言ってくれます。ふむ、新しい響きだな(こらこら)。
天草四郎を封じたのは宗朗達ですが、なぜか慶彦の手柄になっていました。汚い、大人の世界って汚い。道場主に断らず勝手に担保にした女性陣も汚いけど。貧乏って辛い。
しかし平和な世界の影で、マスターサムライを狙う四人のダークサムライが復活しました。道場がメイド喫茶になっていたとは知らなかったようですが、その強さは本物。宮本武蔵に佐々木小次郎、荒木又右衛門に宝蔵院胤舜、いずれも名だたる剣豪の魂を受け継ぐ強敵です。千と幸村だって強いのに、まるで相手にならないとは……。新たな敵としては充分過ぎる力を持っており、今後の戦いが楽しみです。
柳生十兵衛の魂は前作の決戦で消えてしまった為、キスしても十兵衛は変身しない。宗朗の将の力も封印され、一ヶ月以内に柳生十兵衛が復活しないと宗朗の力は完全に失われてしまう。緊迫した状況ですが、武蔵がメイド喫茶に嵌ったり緊迫感に欠けますな。この作品らしいオチだけど。
墨汁を使った演出や規制も相変わらずで、見えないのは残念だけどホッとしました(笑)。今期のお色気枠として視聴継続。
ハヤテのごとく! Cuties
新番組、という感じがしない「ハヤテのごとく!」の第四期シリーズ。第四期と言っても三期の続きではなく、今回は一話ごとにヒロインを変えるという、どこぞのギャルゲーアニメ的な構成になっています。
多くのヒロイン達の中から栄えある第1話の主役に選ばれたのは……綾崎ハヤテ君です。っておいおいおい(笑)。確かに主人公だけど、女装したらそこいらの女の子より可愛いけど、いいのかそれで。この作品らしいと言えばらしいけど。
第1話という事で、ハヤテの一日に合わせて彼と一緒に暮らしているヒロイン達をお披露目。ナギのダメ人間っぷりとヒナギクの可愛らしさが良く出ていますな。みんなでアパートで暮らしているという事は、時系列的には冬に放映した三期の前、原作とほぼ同じ時期か。アーたんもいるし。でもルカはラスベガス帰り? うーん、分からん。
朝の4時半に起きて一日中働いたり勉強したりして、寝るのは深夜の3時半。1時間しか寝てないのか……。みんな(西沢さんを除く)が風邪を引いても一人だけ元気だし、ハヤテは本当に人間なんだろうか。若いから無理をしても大丈夫なんだろうけど、いつか倒れそうで心配になります。
みんなの看病をしたせいで風邪を引いてしまったハヤテ。さすが不幸に愛された男、アーたんの、いや視聴者の予想どおりの展開です。ナギの為に意地を張るのは男らしいけど、そんな彼にも不幸は襲う。ダメ人間というかウザすぎる文は、本当に未来の白皇の生徒会長になるんだろうか。その時は白皇学院の没落の始まりかも。
何とかテストをクリアして、戻ってきたら女の子達の手料理パーティーが待っていました。ようやく報われましたな。こんなに素敵なイベントがあるのなら、普段の不幸っぷりも頷けます。世の中、ちゃんとバランスが取れているんですね。まあ頑張れハヤテ。