映画「ニセコイ」のキャラビジュアルが古見先生のコメントと共に解禁。中条さん、ちょっと怖いぞ。クロード役のDAIGOが存在感あり過ぎる(笑)。
「ONE PIECE」は休載です。
僕のヒーローアカデミア ★★★★
今週金曜より映画が公開される記念の巻頭カラー。第4回キャラクター人気投票も行われるとの事で、まだまだ盛り上がりますね。
二重スパイの道を行くホークス。誰にも褒められる事はなく、敵に正体がバレたら殺されるしかない地獄道だけど、それでもヒーローが暇を持て余す世界、つまり平和な世界を実現させる為に戦う。漢だなあ。裏切る心配はありませんね。余程の事が無い限りは……。
改めて家族と向き合い、過去の罪を償おうとするエンデヴァー。今更…!という夏雄の気持ちは分かるけど、家族としてやり直せるかもしれないと期待している冬美の気持ちも分かる。他人ならともかく『家族』で『父親』だもんなあ。どんなに冷たくされても信じたいのですよ。
夢の中で初代ワン・フォー・オールの過去と向き合う出久。兄の暴走を止めようとする弟、こちらも『家族』の物語。結末は既に出ているけど、この兄弟の戦いはこれで終わりじゃない。出久は初代の戦いと決意を知り、精神的にパワーアップするのかな?
きっと誰もが誰かのヒーロー ★★★
あきやま陽光先生が描く「僕のヒーローアカデミア」のスピンオフ漫画で、映画に登場するヒロイン・メリッサの過去話です。
出久と同じく無個性で、ヒーローになりたくてもなれなかったメリッサ。だけどオールマイトと父の友情を知り、父のようにヒーローを支える「誰かのヒーロー」になりたいと願う。良い子じゃないですか。原作に登場したらヒロインの座ゲットできますよ。本当に登場したら、危うしお茶子。最近目立ってないし。
Dr.STONE ★★★
巻末コメントで稲垣先生も言ってるけど、自動車の仕組みを最初に考えた人って凄い。車輪を自動で回そうとして、どうやってピストン運動に行き着いたのか。もちろん1人の考えではないし、数え切れない程の失敗を重ねての事なんだろうけど、人類の諦めの悪さに改めて感服。
司の脅しにも屈しないクロム。司とは和解フラグが立ったけど、羽京が気になりますね。何もかも見抜いているような気がするけど、だとしたら何故、司に報告しないのか。司が負けた方が自分達の為になると思っているのか、それとも司の地位を狙う野心家なのか。真の敵は司ではなく羽京?
呪術廻戦 ★★★
真人の考えに納得しちゃいけないんだろうけど、頷かされる部分は多々ある。こういう頭の良い悪役は結構好きです。「命に価値や重さなんてない」と言い切る真人は、間違いなく人類の敵。それ故に魅力的であり、順平が心惹かれるのも分かります。彼は地獄を見ているし。
順平の調査をする事になった虎杖だけど、順平は彼を決して受け入れない。それでも虎杖は諦めず、真人とは逆の言葉で順平を説得するでしょうね。一度死んだからこそ虎杖には命の重さが良く分かっている。順平の目を覚まさせる事が出来るか?
なかなか良いキャラだった七海ですが、よりにもよって真人と戦うのか。良くて重傷、いやここで死亡という展開もありますね。残業どころか退社する事さえ難しい仕事になったけど、それでも頑張れ七海。あと残業手当はちゃんと受け取ろう(誰が払うの?)。
ぼくたちは勉強ができない ★★★★
成幸の女癖の悪さにブチ切れる文乃、その気持ちはよーく分かる(笑)。でも成幸のせいじゃないから、本気で怒らないであげてください。新キャラとゆきずりにフラグを立てるのは、恋愛漫画の主人公の宿命なんです。
という訳で美春ともフラグを立ててた成幸君、こんな修羅場でフラグを回収する羽目に。美春は勘違いが激し過ぎて、無自覚なトラブルメーカーになってるなあ。成幸との相性は最悪に近く、今後警戒されそう。
成幸と美春のイチャイチャ演技に腹を立てる文乃。まだ自覚していないけど、完全に恋する乙女モードに入っています。既に成幸とキスした事を知ったら、どうするのやら。友達の為に身を引いて…という悲しい結末も文乃ならやりそうなんだよなあ。誰もが幸せになれる結末は無いけど、それでも最後はみんな笑顔であってほしい。読者って身勝手。
ハイキュー!! ★★★
センターカラー。
じわじわと、だけど確実に烏野を追い詰めていく音駒。厄介なのは研磨だけじゃないからなあ。ど゜いつもこいつもチームが勝つ為に歯車になる覚悟をしているから、守備的なプレイが続いても迷いが無い。こういうチームは本当に厄介で困る。
日向という羽を削ぎ落とされた烏野。決して悪いプレイをしている訳じゃないけど、流れは完全に音駒に傾いている。このままでは第2セットも取られて敗戦決定。そうならない為には日向の復活しかないけど、一応フラグは立っています。研磨の完璧とも言える日向封じをどう攻略するのか、燃える展開を期待します。
鬼滅の刃 ★★★★
互いの悪口を言い合う無一郎と玉壺。どっちも子供か(笑)。いや、無一郎は年齢的にこれぐらい子供っぽい方が自然か。炭治郎とは気が合いそうだ。
玉壺は自分が馬鹿にされるより、作った作品を馬鹿にされる方が嫌なのか。こういうところだけは芸術家っぽいな。
真の姿を見せる玉壺。正体を見せるのは無一郎で3人目だそうで、結構いるなと思ったのは私もです(笑)。黙ってろと言われたらちゃんと黙る無一郎、この2人のやり取り最高。漫才コンビを組ませたら面白いかも。
半魚人のような姿になり、マッチョキャラになった玉壺はかなり強い。拳で触れたものは全て魚になり、硬い鱗でガードも完璧。しかし無一郎は全く慌てない。これは勝負あったかな?
アクタージュ ★★★
武光、夜凪とかなり仲良くなってますね。いつかまた共演してほしい。巌さんは槍投げの選手だったのか(違います)。
喜怒哀楽の表現が深すぎて、観客に伝わらないのが夜凪の演技の欠点。「俺の演技は高度すぎて馬鹿には分からない」なんて言ってる役者も少なくないけど、馬鹿にさえ伝わらない演技なんて論外ですよ。
天才役者と言われている人は多いけど、それぞれのタイプは違う。誰が見ても綺麗な演技をする千世子と、阿良也の演技の違いは分かりやすかったです。思わぬ形で出る事になったアキラは、どんな演技をするのかな?
約束のネバーランド ★★★
新展開に向かって、改めてこの話の設定と目標を見直す。ごめんなさい、ラートリー家の事、すっかり忘れていました。
全ての食用児を救う為、最も過酷な道を選ぶエマ。まあ彼女はこういう子だし、だからこそ多くの人を救ってこれた。仲間も頼もしいし、味方については何の不安もありませんね。1人でも仲間が死んだら壊れそうだけど。
七つの壁を探して、鬼のボスと改めて約束を結ぶ。それが出来れば最高だけど、その前には多くの難関が立ちはだかるでしょう。次は人間との戦いになるのかな? それはそれで楽しみ。
総合時間事業会社代表取締役社長専属秘書 田中誠司 ★
回を重ねる毎にキャラがゴツくなっていくなあ……。アカリン、肩幅が広い上に体型が逞しくて、もう女の子のスタイルじゃないぞ。わざとそう描いているのなら、理由が分からない。
ストーリーは予定の範囲内で、アカリンが仲間になるのは分かっていたので驚きは無し。主人公の家に転がり込むオチも定番ですしね。むしろ全く意外性が無いのが気になる。今回の掲載位置からすると初回のアンケートの結果はまあまあだったみたいだけど、今後はどうなる?
アリスと太陽 ★★★
坂東先生の正体はここでは明かしませんか。引っ張るなあ。かつてプロを目指したアマチュアバンドだったけど、何らかの理由で夢を諦めたとか?
ヤングシングキングには全国から猛者が集まったけど、既に優勝する人は決まっていた出来レースだった。ま、TV番組では良くある話です。むしろこの手の番組で公明正大なーにやる事ってあるのかな?
優勝が決まっているしのんは、アリスも認める程カッコいいけど歌う事が楽しくなさそう。アリスの「カッコいい」というのは褒め言葉ではなく、カッコつけてるだけという意味かな? アリスと太陽の歌を聞いて、歌う楽しみを思い出しそう。
DANNY's RADIO ★★★★
第95回手塚賞準入選作。作者はチッチーズ先生。
バトルものでもラブコメでも、戦争の時代が舞台だけど安易な反戦漫画でもない、独自色に溢れた作品です。こういう玄人好みの漫画、私は大好きです。
戦争と軍によって、大切な友達や仕事さえも失ってしまったダニー。だけど彼は自分に出来る事を、やりたい事をやり遂げた。単純なハッピーエンドにせず「良い喜劇には少しばかりの悲劇が付きもの」というテーマを貫いたのは素晴らしいと思いました。将来が楽しみな漫画家がまた1人。
食戟のソーマ ★★★★
センターカラー。
朝陽は城一郎の実子ではなく、唯一の弟子だったのか。でも血は繋がっていなくても、兄弟対決みたいな事に変わりは無い。城一郎はこうなる事を予想して、朝陽と創真を戦わせる為にわざと負けたのかも?
朝陽の目的は、自分の料理の全てを捧げるべき女性を娶る事。その女性とは創真の母かと思ったら、えりなでしたか。でも言われてみれば納得。知らぬ間に自分を巡って2人の男が争っているのを目にしたえりなこーの幸せ者め(笑)。ラブコメには全く慣れていないえりなは困るだろうけど、話は一気に盛り上がってきたので良し。
ブラッククローバー ★★★★
目的が同じならラデス達と手を組むのはありかなと思ってたけど、本当に手を組むとは。しかもこんな力技と食べ物で(笑)。ラデス、昔はかなり厄介で嫌なタイプのキャラだったのに、テンション上がりまくっている今のアスタとはあらゆる意味で相性悪かったですね。彼は今後ギャグキャラになりそう。
一緒に飯を食べたらみんな仲間、という訳ではないけど、かつての敵と手を組んでいざ王都へ。案の定王都は大変な事になってるけど、今のアスタ達なら何とかなりそう。魔法帝が殺された事を知った時のショックが唯一の不安だけど……。
銀魂 ★★★
3人の行く道や選んだ手段は違うけど、虚を倒して松陽を救うという目的は同じ。ならば今この時だけは同じ道を歩ける。この戦いが終わって3人生き残ったら、またそれぞれの道を行くのでしょう。だけどこの3人はそれで良い。銀時がいる限り、彼ら3人の関係は永遠に変わらないのだから。
万事屋とは仲良く喧嘩していた真選組が、万事屋の為に戦ってくれるとは。しかも銀時とは犬猿の仲だった土方が率いて、ですよ。こんなの腐女子は感激、男だって燃えるしかないじゃないですか。新八と神楽もボーッとしてないで、早く銀さんの所へ!
ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
強い上にサービスシーンも手を抜かない師匠、良いキャラです。味方だったら頼もしいけど、味方だと強すぎるから扱いに困るだろうなあ。キャラの扱い方って難しい。
幽奈のピンチに、いつも呑気な呑子も本気を出す。想像していた以上にエロいなあ。彼女までコガラシに惚れていたら、幽奈達にとって最強のライバルになっていたでしょう。コガラシは年上好みらしいし。
風呂上がりに勝手に家に入られたミリアちゃんは気の毒だけど、事態は一刻を争う。幽奈はコガラシ達と離れたくなくて、成仏する事を拒んでいる。その気持ちが仇にならなければ良いんだけど……。
キミを侵略せよ! ★★
話の出来の差が激しい漫画ですが、今回は微妙。宇宙人に扮した矢田君は面白いキャラだけど、話を引っ張る程の力は無い。相場さんが偽の宇宙人の正体をあっさり見抜いたのは驚いたけど、ぶっちゃけそれだけでした。
最下位になってもおかしくないと思うんだけど、そこまでは落ちないんだよなあ。これより人気が下回る漫画があるからなんだろうけど、ジャンプとしてそれは良いのか。次の新連載の内容によっては、この漫画は生き延びるかも。
火ノ丸相撲 ★★★★
一部で噂されていた「火ノ丸相撲 SAGA」は始まりませんでした(笑)。
親方の心配を他所にラブホテルで恋人とイチャつく火ノ丸。いや、イチャついてはいないか。むしろその逆で、レイナが身を張ってくれたおかげで自分の原点を思い出せた。やはり良い力士には良い女房役が必要ですね。今回でこの2人を完全にくっつけちゃえば良いのに、川田先生も意地悪だなあ。
火ノ丸はもう心配無さそうだけど、謎のDVDの中身が気になる。誰が撮った物なんだろう? ようやく縮まった2人の距離を遠ざけるような内容でない事を祈る。
ノアズノーツ ★★★
変人揃いの仲間達を上手く纏めて、教授を探しつつアトランティスの謎解きを成功させたノア。チームリーダーとして未熟だった昔とは違いますね。これも生徒を持った効果かな。真の教育は、生徒も教師も成長させるのです。
謎を解いてアトランティスの遺跡を発見した上、教授とも再会して一件落着…とはなりません。むしろここからが本番か。10万年ぶりの再会だと未来に告げる教授。ここで未来の秘密に迫るようで、クライマックス突入ですね。終わりは近いかな?
紅葉の棋節 ★★★
やはりプロ棋士は強く、そのプロである春宮先生の目から見ても紅葉は竜王になれる程の才能は無い。だけどそれは紅葉本人も分かっており、それでも兄の幻影を振り払い、昔のように楽しく将棋を指す為には竜王になるしかない。「将棋が好きだから」ではなく「将棋を再び好きになる為」とは、異色で悲しい理由だ。
兄の幻影に囚われているのは銀杏も同じ。彼女を開放する為にも、紅葉は強くならなければならない。その為の努力は積み重ねた。ここからは勝利を積み重ねていきましょう。終わりも近そうだけど頑張れ。
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ジャンプ35号の感想
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