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ジャンプ36・37号の感想

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 今号は合併号という事で、J美麗絵師描き下ろしガールズブックというとじ込み付録が。かつての連載作家達がオリジナルの女の子イラストを描いてくれました。
 個人的には椎橋寛先生と田村亮平先生の絵がグッド。でも、みんな素敵な絵で眼福。あと仲間りょう先生の扱いが雑すぎね?(笑)

 今年でデビュー40周年になるサザンオールスターズの桑田佳祐さんへのSPインタビュー漫画を、稲垣理一郎先生と平方昌宏先生のコンビが描いてくれました。凄いコンビを組ませたなあ。
 インタビューの内容は実に桑田さんらしい。「キミを侵略せよ!」の相場りあが良いというのは、何となく分かる。第一印象は良いからなあ、あのキャラ。そして性格とのギャップに萌えるまでがセット。

鬼滅の刃 ★★★★
 記憶を失っていても柱になれる程の天才が、記憶を取り戻した上にやる気満々になったら強いのは当然。玉壺は最後まで無一郎の本気を見極められませんでしたね。とことんなまでに小物でしたが、悪役としては良かった。
 しかし敵はまだ残っている。炭治郎がブチ切れモードになっているとはいえ、半天狗は玉壺よりも強い。無一郎が来てもようやく互角かな。という訳で恋柱さん、早く来てください。

ONE PIECE ★★★
 ホーキンスはワラワラの実の能力者で、他人の命を体に宿してダメージを代わりに受けさせる事が出来る。シャボンディ諸島での黄猿との戦いで同じ事をやってましたね。何人分の命を宿せるんだろう? 剣を使うのでゾロと戦いそう。
 お鶴とお菊、この2人は味方と見て良いのかな? 普通の娘にしか見えないお菊ですが、割と大きく紹介されたので重要キャラっぽい。実はどこぞのお嬢様とか?

Dr.STONE ★★★
 流石にゴムタイヤは作れないので、竹を使ったエアレスタイヤを制作しました。材料費とか大量生産制を考えずに作って良いから、何でも材料に使えますね。自動車ではなくチャリンコ乗りなので、自転車のエアレスタイヤも作ってほしい。
 スイカの頑張りとクロムの機転で、クロムが捕まっている場所を見つける。発明品に頼るだけでなく、人間の頑張りも見せてくれるのがこの漫画の良いところ。竹の牢をブチ破る戦車は、男達の目を更に輝かせるでしょう(笑)。パンツァーフォー!

約束のネバーランド ★★★
 センターカラー。
 総勢63人の大所帯。これは作者も全員のキャラを把握したり、書き分けるのに苦労してそう。特に作画。こういうサバイバルものでは味方のキャラを少なめにするのが常だけど、それは物語に緊張感が出るからだけでなく、作画の手間を省く意味もあります。この漫画はそういう意味でも異色作です。
 いよいよラートリー家の存在を知りました。ここからは人間同士の戦いになりますね。ピーターとアンドリューの動きは勿論、支援者の正体も気になる。謎と面白さが上手く交差しているこの漫画、「最近はご都合主義が過ぎる」と言われても嫌いにはなれません。

呪術廻戦 ★★★
 相手の魂の形を自在に変えて、肉体まで変えてしまう術式とは、真人はとんでもない奴だな。流石はボスキャラ。いくら七海でも1人で戦うのは危険過ぎる。残業なんて無理はせず、尻尾を巻いてでも逃げた方が良いと思うけど……。
 順平が救われるフラグが立ちました。虐められた末に人間を信じたり、期待できなくなった順平だけど、虎杖なら彼の心を変える事が出来るでしょう。順平が新しい仲間になる確率、ググーンとアップ。

ハイキュー!! ★★★★
 日向が焦り、もがいて目先の新しさを求めるあまりペースを乱してチーム全体を乱してくれれば゜と期待していた研磨。おいおい研磨君、君は日向翔陽という男を分かっているようで分かってないな。この男の諦めの悪さを舐めちゃいけない。日向がそんなに弱い心の持ち主だったら、そもそもバレーなんてやってません。
 得意のパターンが封じられても、汗で滑って最高のチャンスを逃しても、日向はワクワクしている。本当にこの子は前だけしか見てないなあ。頼もしいけどブッ壊れているようにも見えて、実に危うい。影山の次のプレイが烏野を救い、日向を楽にしてくれると期待。

HOT ★★★
 「家庭教師ヒットマン REBORN!」の天野明先生による、アイスホッケーを題材にしたスポーツ漫画の読切です。
 毒舌家だけど理不尽な事には腹を立てる。うっとおしい奴だと思った相手でも男気を感じたら助けてくれる。そしてアイスホッケー選手としては超一級。ハミノという姓には違和感しか感じないけど、温は主人公としては問題ありません。美形だし。
 しかし読切と言うより新連載の第1話という感じで、良い意味でも悪い意味でもインパクトが足りません。今回のアンケートが良かったら、今年の冬からでも連載しそう。だけどアイスホッケー漫画は私の知る限りではヒットした作品はありません(久米田康治先生の「行け!!南国アイスホッケー部」はジャンルが違うし)。あえて茨の道に踏み込むのか?

僕のヒーローアカデミア ★★★
 「個性」と名付けられた異能によって世界は変わり、多くの人が苦しみながら生きていた時代。個性を自在に操るオール・フォー・ワンは、個性に苦しめられていた人々にとっては救いの神だったでしょう。邪悪な心を持っていなければ、彼は本当のヒーロー、いや神になれたでしょうね。オール・フォー・ワンの考えも間違っていないからなあ。正義と悪は紙一重。
 オールマイトでさえ踏み込めなかった世界を見た出久。これは彼がオールマイトをも越える可能性を持っているから? 初代が告げた特異点とは、オールマイトの引退の事? この夢のような邂逅が出久を強くしてくれますように。

ぼくたちは勉強ができない ★★★★
 まーた桐須先生をピックアップしてきましたか。どうして学生ラブコメ漫画で、生徒ではなく教師をバンバン前に出してくるのか。人気があるからですね、分かります。私も先生好きだし。このままピックアップが続いたら、まさかのメインヒロイン昇格あり?
 教師としてはともかく、大人としてはかなりのダメ人間な桐須先生。そのギャップがたまらないのです。それでも洗い物ぐらいはしましょう。特に夏は、放っておくと虫とか悪臭が沸きますよ。
 桐須先生のダメなところを見ても、普通の男子としての反応をしてくれる成幸、青少年してるなあ。現実もフィクションも含めた世のメシマズ人達よ、料理はレシピ通りに作ろう。せめて味の確認はしよう。

総合時間事業会社代表取締役社長専属秘書 田中誠司 ★★
 相変わらず女の子までゴツい体型してるけど、男性キャラはこのゴツさが悪い感じではないんですよねえ。いっその事、もう女性キャラは出さない方が良いのでは?
 田中の上司の係長が来ただけでなく、敵の係長も来たというタイトルの仕掛けは見事。係長が女好きの猫というのは漫画のキャラとしては在り来たりだけど、悪くはない。ようやくエンジンが掛かってきたかな? それでもまだ平均以下だけど。

アリスと太陽 ★★★
 大人達によって作られた偶像、百ヶ瀬しのん。だけど大人達のやり方に仲間が反発してグループを抜けても、彼女は再デビューしようと頑張り続けた。不自由な生き方をしている彼女をアリスが自由にする話だと思ったけど、「大人の敷いたレールを利用して、ここからは自分でレールを敷いていこう」とは狡いぞ(笑)。でも悪くありません。むしろこれぐらい強かな方が芸能界では生き残れるでしょう。
 しのんのマネージャーによつて倉庫に閉じ込められた太陽。漫画では良くある展開だけど、実際にやられたらパニクるだろうなあ。太陽を失ったアリスは1人で歌うのか、それとも太陽が脱出するのか。時間との戦いになりそう。

地獄楽 ★★★
 ジャンプ+で好評連載中、私も第1話から読んでいる漫画が本誌に出張読切。
 紙面の制限が雑誌より少なく、多くの作品を載せているジャンプ+は良い意味でも悪い意味でも玉石混交なのですが、この漫画は胸を張って「玉」だと言い切れます。本当に面白いんですよ。この読切を機に、もっと多くの人に読んでほしい。
 因みに今回、多くのキャラが登場しましたが、既に半数近く死んでいます。この過酷さも私の好きなところ。主人公は強いけど、それでも地獄のような苦労をしています。タイトルどおりキャラにも読者にも地獄と極楽を見せてくれる漫画なのです。つまり面白い。

ブラッククローバー ★★★
 時間は少し遡って、魔法帝がリヒトに殺された直後。ユリウスの亡骸を抱えながら、ユリウスに忠実だった部下達と戦うヤミ。恐らくヤミの人生で1番嫌な戦いでしょう。しかし戦わない訳にはいかない。ユリウスの仇討ちもあるし。
 それでもこの相手との戦いはキツいなあ……。初恋の相手と戦う事になるなんて、シャーロットにとっては地獄以外の何物でもない。心の奥底ではシャーロットの魂が泣いているかも。ならば救うしかないぞ、ヤミ。愛?の力で憎しみの魔法を打ち砕け!

銀魂 ★★★★★
 地球では真の最終決戦が始まろうとしているのに、何やってんだこのゴリラどもは。いや、ゴリラじゃないのも1人いるけど、もうゴリラでも良いかなと思ったりして。ウホウホ言っても違和感無いもの。胴上げされてるし。
 バブルス王女、なかなか面の皮が厚いお姫様でした。他の男との子供を近藤との子だと言って、結婚にまで突き進むとは……。でも彼女をヤケに走らせた近藤も悪いし、ここは男として責任を取るべきかと(自分の事じゃないから割と無責任な発言してます)。
 だけどよからぬゴリラは実は結構良い奴みたいで、お前が王女と結婚してハッピーエンドしろよという近藤さんの願いは、彼自身が打ち砕いてしまった。言葉の壁って大きいですね。国際結婚はロマンがあるけど難しい。

アクタージュ ★★★
 役者達からだけでなく、実の母親からも「才能が無い」と断言されるアキラ。ここまで低評価されていると、読者としては彼が覚醒して一流の役者になってくれないかと期待してしまう。キャラの扱い方が上手い漫画ですね。
 救いはアキラ本人が自分の才能の無さを理解しており、それでも諦めていない事。この愚直さがアキラの武器になりそうだし、彼のおかげで夜凪も感情表現のヒントを掴めた。この2人、面白い関係になりそう。

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 夜々ちゃんに舐めてもらえたり、2人の美少女忍者に水着姿で抱きつかれたりと、大ピンチな状況なのにそうは見えないぞ(笑)。師匠と呑子さんの死闘も、裸になったら負けというお色気重視になってるし。でも、この漫画らしくて最高。
 こゆずと千紗稀が合体して、千紗稀が狸娘に。この子は獣耳が似合うなあ。しかし師匠の手下が東京にもおり、その手は迫りつつある。コガラシの助けは無理っぽいので、幽奈達だけで何とかしないと。巻き込まれたミリアは自宅が壊されそうで、お気の毒(気が早いぞ)。

火ノ丸相撲 ★★★★
 ラブホテルで好きな女と母親の遺言的な映像を見るって、何この変な光景。母親もまさかこんなシチュエーションで見られるなんて、夢にも思わなかったでしょう。天国で苦笑いしてそう。
 体は小さいけど心は強い。火ノ丸の母はそんな女性でしたが、それでもやっぱり死ぬのは怖いし、息子を残して逝くのは無念極まりない。それでも将来の息子の嫁に願いを託し、迷っていた息子を救ってくれた。時を超えた母の愛は偉大です。
 母とレイナの愛によって、ようやく自分を取り戻した火ノ丸。18禁な展開にならなかったのは残念だけどメデタシ…ではないのか。朝帰りした火ノ丸を殺気を漲らせて待ち受ける2人、一体誰のお兄ちゃんなんだ?(笑)

キミを侵略せよ! ★★
 今回は女性キャラが出ず、男同士の付き合いで友情を深めるラブコメとしては異色な話。人気が出ないから、逆に色々やれるのかな?
 腹式呼吸で歌うと超音波を発してしまうハジメ。今までもそうだったけど、こんな穴だらけの体質でよく今まで正体がバレなかったなあ……。こっちの方が宇宙人より謎かも。
 アスマに音痴だと指摘されて顔を赤くするハジメに少し萌えた。今回の話といい、稲岡先生は男キャラをもっと描きたいのかも。BL漫画を描かせたら上手かったりして。

ノアズノーツ ★★★
 敵に囚われていたと思われた教授が実は敵で、未来はノアの眼の前で教授に射殺されてしまう。しかしそれで終わりではなく、10万年後?の世界で未来は再び退屈な日常を送っていた。最終回までの道筋が整ったからなのか、一気に進めましたね。
 10万年前も20万年前も、教授は未来を殺してきた。同じ事を繰り返しているけど、教授が未来を殺す理由があるのでしょう。彼女を殺さないと世界が終わるとか?

食戟のソーマ ★★★
 まだ創真達は先生の正体に気付いてませんね。サイバの秘密と創真の包丁を懸けた食戟とは、人知れずやるには勿体無いイベントです。
 創真が作ったのはチーズフォンデュロースカツ定食。純朴な恵を黒ギャルにする程の逸品ですが、先生は同じ料理を作ってきた。あー、これは創真が負けるか、良くて引き分けでしょう。同じ料理で実力差を見せ付けられるのは、料理漫画では良くある話ですから。十傑第一席になってからイマイチ冴えていない創真、この敗戦で成長する?

紅葉の棋節 ★★★
 奨励会で戦える武器を、正確にはその自信を手に入れた紅葉達は初勝利をゲット。式部さんにも好かれているし、紅葉にもようやく春が来そう…という甘い考えは即打ち砕かれました。棋士の人生はとことんハードだ。
 紅葉に勝った雪柳だけでなく、染井さえも負かした新キャラの百日紅。紅葉達の世代で最強の男になると言われている、文句無しのラスボス候補です。将棋の駒の声が聞こえるという主人公っぽい能力持ちだけど、性格はかなり悪い。紅葉がこいつを倒して最終回かな?


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