2019年最初のジャンプはロングバージョンで書けて良かった。Jリーグが始まるまでは続けていきたい。
新年第1号という事で、表紙もプレゼントも付録も豪華。各先生方の書き初めはどれも欲しい。ミウラ先生は欲望丸出しにし過ぎ(笑)。
新春恒例のギャグ祭り、今年は新人達のショートギャグ頂上決戦。私的には最初の「妖精ピコ」が一番かな。この中では、というレベルだけど。
ONE PIECE
カイドウの屋敷図は巡り巡って九里のどこかにあるとの事。意外な人物が持っていそう。
ゾロの仲間になったトの康、ウザいけど方向音痴なゾロには道案内役がいないと駄目だからなあ。
世界政府とも繋がっていたオロチ、カイドウを手を組んでいるから政府に対しても強気で押してます。見た目は俗物キャラだけど厄介なんだろうなあ。モモの助は父の仇を討てるのか?
百獣海賊団には3人の災害だけでなく、飛び六砲という6人の強敵もいた。ドレークもその1人とは層が厚いな。ドレークの能力はティラノサウルスではなくアロサウルスだったか。ティラノサウルスの能力者はいずれ出るのかな?
呪術廻戦
姉妹で戦う真希と真依。真希は呪術は使えないけど人間を越えた身体能力を持っており、真希はオリジナルの術式を構築できる程の呪力を備えている。2人が力を合わせれば最強になれるのに、そうもいかないのが人の世の難しさか。
でも姉妹の決着が一応ついた事で、2人の距離も縮まるでしょう。真依は予想通りシスコンを拗らせていただけだし。詳しい説明もせずに家を出た真希も悪いんですけどね。流石は姉妹、良く似てます。
ハイキュー!!
赤葦の不調はチームにとっては痛いけど、これをチャンスと捉える者もいる。こういうチーム内の競争がチームを強くするんですよねえ。今回は活躍できなかったけど、穴掘の正直なところは嫌いじゃありません。自分に嘘を付かない人間はきっと伸びる。
選手がどんなに頑張っても、その努力が報われなかったり、失敗する事も多い。バレーに限らずスポーツって、いや人生そのものに当て嵌まりますね。そういう人智が及ばない事態になっても、諦めたりイジケたりせず前向きに考える事。それが出来る人を私は尊敬します。赤葦、君は強いね。
鬼滅の刃
しのぶの姉カナエを殺した鬼にして、上弦の弐・童磨。ずっと探し求めていた姉の仇を前に、しのぶの心はかつてない程に高ぶっています。血管が浮き出る程に怒るとは意外だけど、気持ちは分かりますね。今の彼女はどんな毒でも作り出しそう。
しかし当然の如く童磨は強い。冷酷で残忍で、自分が悪だと気付いていない真の邪悪。性格も実力も恐ろしい奴で、しのぶの毒が通じるとは思えません。しのぶが死ぬ前に誰か来てくれー!
ブラッククローバー
自分を犠牲にしてでも仲間を、ゴーシュを救おうとするヘンリー。他人の魔力を吸収してしまう彼は、魔法を使う人達にとっての天敵。ずっと屋敷に籠もるしかなく、他人に嫌われるしかないと諦めていた彼にとって、仲間が大事なのは分かります。友情って尊いものです。
でもヘンリー君、君が仲間を助けたいように、アスタ達だって君を助けたいし死んでほしくはないんですよ。自己犠牲なんてまっぴら御免と言わんばかりに頑張るアスタ達は、少年漫画の王道を突き進んでいますね。こういう漫画はもっと評価されてほしい。
約束のネバーランド
センターカラー。アフレコの絵、アニメの音響監督は鬼みたいに怖いという暗示かな?
巨木に作られたアジトの絵は荘厳ですねえ。週刊連載で、しかも年末の厳しいスケジュールでこれ程の絵を描けるとは……。出水先生の画力とスケジュール管理能力、恐るべし。
ミネルヴァは本物ではないと思っていたけど、ノーマンだったとは。この可能性は考えるべきだった。彼は今も施設に囚われているだろう、と考えから外していました。
優しさと厳しさを併せ持っていたノーマンが率いているのなら、彼の仲間達の強さと冷静さも頷けます。だけど世界を変える為なら、どんな手も使いそうな危うさも感じられる。今のノーマンは信じられる存在なのか否か、エマの見定めに注目。
チェンソーマン
第2のヒロイン、と言うには血に飢えすぎてるパワー。記念すべき初戦を一撃で終わらせるとは恐れ入りました。インパクトは充分ありましたけど、人気出るかなあ?
勿論、単なるバーサーカーではなく、人間嫌いだけど猫は好きというあざとい性格も見せてくれます。犬派のデンジとは気が合わないだろうけど、おっぱいが揉めるのなら犬も猫も関係ないよね!(笑) 欲望に忠実なデンジと、嘘付きだけど根は素直なパワー。良いコンビになってほしい。
ネオレイション
唐突に登場した准教授は怪しいと思ったけど、早々にネタバレするとは。話のスピードも早いし、出し惜しみする気は無いみたいですね。実際、この話の受けが悪かったら打ち切りコースまっしぐらでしょう。作者の覚悟と熱意は伝わります。
だからと言って漫画が面白いかというと……ううむ、そんなには面白くない。ダブル主人公で頭脳労働と肉体労働を分けているのは良いけど、ネオのハッキング能力が万能すぎて緊張感が無く、レミングとの決着ももう付いたようなもので興味が沸かない。次回、この低評価を覆す程の展開になるのなら良いんだけど……。
Dr.STONE
センターカラー。
遂に空に飛び立ったけど、それで終わりじゃない。むしろここからが真の困難。飛行機と違って、気球で空を飛ぶのは楽じゃない。風の影響をまともに受けますからねえ。飛行機みたいにエンジンのパワーで押し切る事も出来ないし、プロペラさえ無い。風まかせなんてもんじゃありません。旅行や冒険には不向きな乗り物かも。
だけど千空達には気球しかない。どんなに困難でも、これで飛ぶしかないのです。大自然の猛威に晒されながらも知恵と勇気で乗り越える展開は、人間の歴史そのもの。こうやって人間は文明を少しずつ進歩させてきたのです。感慨深いなあ。
アクタージュ
儚い雰囲気の絵と、絶妙なコマ割りで読者を演劇の世界に引き込んでいる。この漫画のクオリティ、どんどん上がっていくなあ。2人の作者がよーく勉強しているのが分かります。
今まで演じる上で自分の感情を乗せてこなかった阿良也。そこが彼の演技の凄いところであったけど、この局面で初めてやってしまった。いや、これはミスではない。むしろ阿良也が成長する兆しと見るべき。感情を表す事には定評がある夜凪は、彼の演技に、いや本心にどう応える?
ぼくたちは勉強ができない
今回はあしゅみー先輩のターン、と油断してたら文乃も可愛さアピールしてきました。油断も隙も無いな! アンジャッシュコントで笑わせたり、成幸とあしゅみー先輩の関係を想像して照れて可愛い顔見せたりして!
ドハっちゃんの500円の一番くじ、最下位のがティッシュとはエグいな。現実にあったら誰も引かないぞ。最下位の賞品にこそ力を入れるべし。
あすみは優しいところを見せて、成幸は男らしいところを見せる。傍から見たらバカップルにしか見えないけど、この2人がくっつく事は無いだろうなあ……。あと成幸、妹に男が出来ても良いの? 寛大な兄貴キャラだ……。
乱破連弾
「べるぜバブ」の田村隆平先生による特別読切。
前作「腹ペコのマリー」は短期で打ち切られたけど、今回の読切はなかなか面白かったです。忍者とピアニストという予想外すぎる組み合わせを考えた時点で、もう田村先生の勝ちですよ(笑)。
だけどアイデアの奇抜さだけでなく、漫画としてきちんと纏められているのは凄い。流石は連載経験者、やるべき事をしっかり分かっています。主人公3人にのみ的を絞り、脇役たちは出来る限り目立たせない。読切の鉄則だけど、これが出来ない人が意外と多いんですよねえ。ジャンプアニメが大好きな綾ちゃんとは話が合いそうだ。
新年一発目の読切としては非常に面白かったです。田村先生、お見事でした。新連載も楽しみに待っています。
獄丁ヒグマ
敵の亡者が命寿を食べてるシーンの台詞、「トリコ」の決め台詞ですね。ここにもジャンプマニアが(違うと思います)。
引っ込み思案だけど、大好きなおばあちゃんを助けてほしくて勇気を振り絞った香ちゃんが可愛い。こんな子に助けを求められたら、誰だって応じますよ。応じなかったら人間じゃない。
新キャラ(正確には違うけど)のコハダは、良い意味でストーリーを掻き回すキャラになってほしいですね。戦闘では活躍しないけど、ヒグマとアヤハの仲を取り持ってくれる事を期待。
僕のヒーローアカデミア
今回もページ数は少なめ。うーん、堀越先生の体調が心配です。
ヒーローになるのではなく、苦しんでいるヒーローを助けたい。お茶子の願いは出久にとって必要なもので、2人が心を通わせたら出久にとって大きな支えになるでしょう。そうなる日はまだまだ先だろうけど、この2人がくっついたら嬉しい。
ヒーローより敵向きな個性を使って、人を助ける事が出来た。心操の純粋な願いに応えなければヒーローじゃないぞ。超ファンキーな先代継承者から良い助言を貰って、心操の願いに応えてあげてください。
思春期ルネサンス! ダビデ君
バーベキューに全力投球なダビデ君。好きな人に食べさせたいのなら当然ですね。だけど一生懸命焼いた肉をヴィーナスさんではなく、妹にあげるとは兄の鏡ですね。いつかヴィーナスさんとデートして食事してください。
ゆらぎ荘の幽奈さん
普通の人間だけど、エロに関しては普通レベルじゃない千沙希。今回も積極的に攻めてきましたねえ(本人の意志じゃないけど)。コガラシが普通の人間だったら、千沙希とすんなりカップルになっていたかも。こんなに迫られても理性を保っているコガラシは大した漢です。
今回もサービスシーンが多かったけど、本番は次回からの修学旅行。学生漫画では最大級のイベントで、何も起きない筈が無い。もしかしたらコガラシとくっつくヒロインが決まるのかも。大本命の幽奈の座を揺るがすヒロインは現れるのか?
火ノ丸相撲
鬼丸vs草薙、いや潮火ノ丸vs久世草介。かつて日本一を賭けた戦いの再現、いやあの時以上の熱戦。火ノ丸の完全復活だけでなく、2人の成長と更なる進化を想像させる決着は爽快でした。
己が目指す横綱相撲を見事に示した火ノ丸。ここからが彼の、いや柴木山部屋の全力士にとっての本場所の始まりです。2敗して後が無くなった冴ノ山は刃皇と、鬼丸は苦手にしている御手杵と戦います。どちらも厳しい一戦だけど負けられない。冴ノ山が金星を上げてくれる事を期待。
食戟のソーマ
コンビニのビニール袋とアイスの木のスプーンを使って、サージェのに迫る料理を作った創真。あれだけ大掛かりな道具で料理をしたサージェが馬鹿な子に見えるけど、これは作者の狙い通りなのかな? サージェのキャラ立てには成功してるけど。
創真が作ったケーキはブッシュ・ド・ノエルですか。私も好きなケーキだけど、1人で食べるには量が多いんだよなあ。一緒に食べる人? いねーよチクショー!(涙)
もちろん創真の作った料理には仕掛けがあります。花火玉の中には何が入っているのかな? 真夏にピッタリの味ですか。さっぱり味だとケーキ本体と重なるから、塩っぽい味とか?
ジモトがジャパン
今回は岡山県ネタ。岡山と言えば桃太郎だけど、ここまで直球で攻めてくるとは。大都会になった鬼ヶ島はネットの岡山ネタからかな? B'zのライブが行われるのなら鬼だって大人しく、いや熱くなりますね。そして輝くウルトラソウル!
↧
ジャンプ6・7号の感想
↧