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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ26号の感想

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 今月のVジャンプは付録の遊戯王カードがかなり強い物ばかりで、書店では売り切れ続出したとか。「遊戯王」人気が衰えていないのはファンとして嬉しいけど、転売厨は○ね。

 「銀魂」がいよいよ次回で本当に最終回だそうです。本当の本当らしいので、ファンは見逃さないように。私も気を付けます。
 と盛り上がったところで配信が当初の予定より1週間伸びたのは、この漫画らしいなあと(笑)。

ビーストチルドレン
 新連載第三弾。本作で本誌デビューとなる寺坂研人先生によるラグビー漫画です。秋に行われるラグビーW杯に露骨に合わせてきましたね。
 冒頭で言われた「オレの息子」が主人公かと思ったら、彼は主人公の導き手にしてライバル役でした。これはちょっと珍しい。実は兄弟だった……なんて設定は流石に無いな(笑)。
 絵は新人にしてはかなり上手い。最近の新人はみんな上手いけど、寺坂先生の絵は『動き』が良いですね。迫力あるラグビーの作画にはピッタリです。
 ラグビー漫画はジャンプは勿論、少年誌全体を見てもヒット作に恵まれていません。だからこそ当たれば大きい。ジャンプとしても久々のスポーツ漫画のヒットを期待しているのでしょうし、第1話はなかなか良かった。期待して見守ります。

ONE PIECE
 おこぼれ町の人達が食べたSMILEは失敗作で、食べても能力は得られないのか。町の人達みんなが能力者になるなんて上手い話は無いよなあ。でも人工的な不完全な実だから、もしかしたら……。
 オロチ、マジで外道。おこぼれ町の人達が泣くのが目障りだからって、そもそも彼らが泣くような政治をしてるのはオロチだろうに。ここで黙っているような男じゃないとばかりにゾロとサンジが乱入! この2人が一緒に戦うのって久しぶりだなあ。男の見せ場だ、頑張れ!

サムライ8 八丸伝
 名無しことナナシ、面倒臭いけど悪い奴ではないし、ちやんと覚醒したから良かった。「君と一緒にケーキ入刀が夢」って、まさか女の子!? 再会の時まで連載が続きますように。
 八丸が盗賊を倒すのは想定内だったけど、思ったよりもダイナミックな決着でした。相変わらずメカの書き込みが半端じゃないな。大久保先生の努力が報われる事を願っています。

火ノ丸相撲
 連載5周年記念センターカラー。
 火ノ丸がいなかったら小関は相撲を辞めていたかもしれないし、小関と出会わなかったら火ノ丸はここまで強くなれなかった。互いに最高の友人でありライバルだと認めているからの熱戦、見応えありました。
 小関に勝った火ノ丸は、13勝2敗で終了。だけど刃皇は13勝1敗なので、横綱が負けないと優勝決定戦が行われない。ならば刃皇が負けるのはほぼ決まりだけど、相手は草薙かあ……。いや、火ノ丸との対戦で彼も成長してる筈。国宝世代の代表として、カッコ良いところを見せてください。

鬼滅の刃
 伊之助、すぐにしのぶの死を察するのを見ても分かるように、見た目より頭が良い。猪の皮を被ったまま童磨に怒るシーンは名場面ですね。
 童磨の猛攻を切り抜け、カナヲの刀を取り戻すなど伊之助が予想以上に頑張っている。関節外すのって物凄く痛いし、戻す時は更に痛いので、良い子の皆さんは伊之助の真似をしないように(やりたくても無理です)。そりゃあカナヲも驚くわ。
 だけど童磨の力はまだまだ底が見えない。伊之助の顔に見覚えがあるようですが、彼の実の親を殺していたとか? 歩く災厄だなあ。やはり伊之助とカナヲだけでは勝ち目が見えない。更なる助っ人、早く来て!

Dr.STONE
 新キャラのモズの乳首にビビった。隣のキリサメはおっぱい多すぎ!とビックリした。多分、狙って描いたんだろうなあ。Boichi先生恐るべし。
 石化は魔法とか、超能力とかではなくれっきとした科学。「ルールさえありゃそれは全部科学だ」「科学で闘えんなら負けねえよ」と自信満々に言う千空がカッコ良い。アマリリス、惚れたな(笑)。
 アマリリスと一緒に後宮に入る為、コハクを科学の力でメイクアップする事に。今のままで充分可愛いと思うけど、ワイルドさは抑えるべきか。次回は女子必見、かも?

約束のネバーランド
 ドンとギルダにムジカを探させようとするノーマン。彼女達と顔見知りの2人を利用して、ムジカを殺す気満々ですね。大事な仲間を釣餌にするとは、ノーマンの非情さと本気っぷりが伝わります。
 ドン達だって馬鹿じゃないし、ムジカを殺させるつもりなんて無い。だけど護衛の2人を何とかしないと。ハヤトは良い奴だけどノーマンを盲信してるし、アイシェはノーマンを裏切らない冷酷な狩人。この2人を出し抜けるのか? エマとレイもヤバいけど、こっちも厳しい戦いになりそう。

アクタージュ
 アキラは劇に参加しないのか。残念だけど海外から戻ってきたら、もっと凄い役者になっているでしょう。どうせならラスボスになるくらいの役者になってほしい。
 黒山が千世子側の演出担当とはねえ。今まで夜凪をフォローしてくれた心強い人が敵になるという、殺し合いのバトル漫画だと悲劇にしかならない展開にワクワクさせられます。今更だけど話作りが上手いなあ。
 一方、夜凪の元には武光が。夜凪との息は早くもバッチリで、心強い共演者です。この2人に王賀美が加わるんだから、単なる「良い演劇」で終わる筈がない。こっちの展開にもワクワクさせられる、今ジャンプで一番好きな漫画です。

僕のヒーローアカデミア
 重い重いトゥワイスの過去。敵犯罪によって両親を失い、相手が悪い事故で仕事を失い、転げ落ちて悪になる。自分を作り出せる個性を持って生まれたのも不運でしたね。自分自身が殺し合う光景なんて、私が見たら気が狂います。
 忌まわしい個性だったけど、その個性で友を救いたい。自分を信頼してくれた仲間を救う為に戦う決意をしたトゥワイスは、ヒーローと言っても良い。ヒーローとヴィランの違いなんて紙一重だと分かります。その重いテーマを真正面から描く堀越先生を尊敬。

ふたりの太星
 センターカラー&大増25ページ。
 好手を指した星だけど、持ち時間のルールを知らなかった為に記録状は敗戦。これは悔しいだろうなあ。だけど分かる人には分かる。気付いた上に西の天才と言われている羽賀は、強敵として立ち塞がると思ったんですけどねえ……。
 太では羽賀に勝てず、また星と入れ替わるのかと思ったら太が楽勝してしまうとは。しかも何度も戦ったのに、羽賀の名前さえ覚えていなかった。ただ負けただけでなく、自分を全く見てもらえなかった悔しさと屈辱。羽賀がやった事は駄目すぎるけど、気持ちは分からなくもないかな。
 しばらくは太と星のダブル主人公で行くという私の予想をあっさり覆し、星が表舞台に立つ。太の将棋を継承するのか、それとも星ならではの将棋を見出すのか。生まれて初めての「孤独」とも戦わなきゃならないし、前途多難ですね。話も面白くなりますように。

呪術廻戦
 男のTバックでケツを見せられるだけでもしんどいのに、呪いも強烈で醜悪。芥見先生は楽しんで描いているんだろうけど(笑)。
 呪胎九相図は三兄弟。3人で1つと言ってるけど、一番上の兄貴は来てないのか。何か理由があるのかな? 三兄弟揃っていたらヤバかったかも。
 そういえば釘崎は、自分の痛みを相手に与える事が出来るんだっけ。確かにこの兄弟との相性は最悪にして最高ですね。悪役っぽい笑顔が素晴らしい! ヒロインの笑顔じゃないけど今更ですよねー(笑)。

ブラッククローバー
 ヤミはシャルラと共に悪魔の魔法に飲み込まれかけてました。ふうむ、これはシャルラがヤミに惚れる展開もあり得るな。1つの体に宿った2人の女性が同じ男を好きになる。「神緒ゆい」リスペクトですね。
 初代魔法帝に加えてリヒトも復活。人間とエルフの最強魔法使いが組んでも、悪魔にはまだ及ばないのか。アスタの反魔法が便利すぎるけど、これが無かったら勝負にすらならないからなあ。敵が強すぎるのも困ったものです。

ぼくたちは勉強ができない
 久しぶりのうるか回。作中では冬なので、季節外れだけど暑さを我慢する話です。季節を無視してこういう話が描けるのは、作品の人気が安定しているからでしょうね。
 汗で服が透けてしまい、そんな姿を成幸には見せたくないと我慢するうるかは可愛い。大抵の男はむしろそういうの喜ぶんですけどね!(断言) 
 弟妹達にも危ない子だと思われる一方、「チョロイ」と確信されている水希の将来が心配になります。成幸が結婚したらとんでもなく病みそう。早く彼氏を作るべきかと。

チェンソーマン
 センターカラー。
 前回はヒロインのマキマが殺される衝撃のシーンで終わったけど、あれはまだ序の口だった。デンジ達の周囲の人間、全員が敵になってしまった。銃の悪魔と取引したようで、人間でも悪魔でもない存在らしい。デビルマンかな?(冗談言ってる場合じゃない)
 第1話で悪魔と契約してゾンビになり、デンジを殺そうとして返り討ちにあったヤクザの爺さんの孫が、デンジに復讐しに来ました。「正義のヤクザ」という時点で矛盾してるし、完全な逆恨みだし、少ないとは言え女子供も殺してるのでアウト。でも身内にはそんな事は関係ないんだろうなあ。復讐の狂気を止めるのは難しいけどやらないと全滅です。頼むぞ早川。

ハイキュー!!
 味方だと頼もしいけど、敵に回すと厄介で嫌らしくて腹が立つ選手。それが影山。酷い事言ってる? いえいえ事実ですから(苦笑)。味方でこういうキャラは珍しいし面白い。このあまり良くない状況で遊べる心の強さも凄いし腹立つ。
 「強い(選手)って自由だ」という言葉は、あらゆるスポーツに通じる名言。野球もサッカーも優れた選手は、伸び伸びとプレイしてますからね。天才という人種です。
 そんな天才達と旭は違う。相手からは「取れるところ」と侮られ、仲間や応援してくれる人達の期待に応えられない。とんでもない重圧を感じているだろうけど、ここで奮起してこそ真のエース。後輩達ばかり頑張らせちゃ駄目だ。次回で一発決めろ!

思春期ルネサンス! ダビデ君
 最終回。
 ふう、誤魔化さずにちゃんと告白してくれて良かった。ヴィーナスさんも勘違いしたりせず、ちゃんとOKしてくれてハッピーエンド。下手なギャグに走らず、ダビデの恋にきちんとした決着をつけたのは好印象です。
 総評。絵は全く問題無し。それどころか女の子キャラの可愛らしさはジャンプでもトップクラスでした。一方、ギャグは少々弱くてインパクトに欠けてました。絵画をネタにしたのも、そっち方面に疎い大半の読者には面白く感じなかったでしょう。
 黒木先生、お疲れ様でした。次回作も頑張ってください。 

ゆらぎ荘の幽奈さん
 前回のエロマッサージによる修行は男女じゃないと効果が無いとの事で、今度はコガラシがやる側になって全ヒロインとエロイベントを。羨ましいけど、エロに興味が無い年齢の子供には精神的にも体力的にもキツいだろうなあ。コガラシ君はご苦労様です。
 霊装結界を纏えるようになったけど、それでも雪崩との力の差は大きい。コガラシは霊装結界を使えないけど切り札はある。修行はまだ半ばだけど雪崩が来るのならやるしかない。コガラシの切り札に懸けるしかありませんね。せめて全員、まともな霊装結界を纏えるようになれば良いんだけど。それはそれとして眼福、眼福。

食戟のソーマ
 おさずけとおはじきの同時発動! 今更だけど、この異常な状況をみんなが受け入れてるのが怖い。確かにメドローア級のリアクションだけど、ツッコむべきところはそこじゃねー(笑)。
 朝陽の料理は他人から奪った技術の積み重ねのみで、彼自身の味は存在しない。城一郎を超えた事を散々アピールしていたのも、自分を持たない自信の無さからだった。えりなへの執着も彼女を愛していたからではなく、自分の全てを捧げたい相手と出会いたかったから。神の舌を持つえりななら…と思ったんでしょうね。
 色々と状況を掻き乱した朝陽とは決着をつけたけど、大会はまだ続く。勝った創真の料理にも欠点がある? 決勝戦は恐らくこの漫画そのもののラストバトルになるでしょう。壮絶かつ爽快な死闘を期待。

神緒ゆいは髪を結い
 あらら、掲載位置がかなり下がってしまった。ラブコメ漫画として振り切った内容は嫌いじゃないんだけどなあ。
 今回も濃いキャラが登場。こやぎは自分を恋敵(正確には違うけど)のゆいに偽ってまで鍵斗と結ばれたいとは、逆の意味で恐ろしいな。黒魔術の腕は本物だし、部下からも恐れられている。本当に濃いキャラです。
 普段とは違う白ゆい(実はこやぎ)にドキドキする鍵斗。「当たっているような当たっていないような」って、そこが一番肝心なところなのに気付けよ鍵斗! 巨乳も貧乳も素晴らしいけど、その違いが分からないようでは男子として失格だぞ!

最後の西遊記
 いかん、説明文が多すぎて話のテンポを殺しており、全然面白くない。淡々と進む話も盛り上がらないし……。
 第1話から見られていたこの漫画の欠点は、治るどころかますます悪化している。野々上先生、打ち切りが決まって悪い意味で開き直っちゃったのかなあ。こうなったからこそ意地を見せてほしいんだけど。

ジモトがジャパン
 最終回、ではなく最強ジャンプへ移籍するそうです。アニメ化された作品を、そう簡単には終わらせませんよね。
 最後の最後まで地元ネタで突っ走ったのはお見事。宮崎県にはプロサッカーチームが無いので行った事ありませんが、マスラオみたいに満喫したいものです。……いや、マスラオの真似はしなくても良いかな(笑)。
 総評。同時に始まった「ダビデ君」より画力は落ちるけど、地元ネタで強引に突っ走った結果、ギャグ漫画としては一応成功しました。林先生、色々な地元ネタを教えてくれて、ありがとうございます。最強ジャンプで頑張ってください。


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