琉球に負けた時は(しかも最悪の形で)どうなる事かと思いましたが、福岡・水戸とアウェイで連勝。永井ヴェルディは最高の形で味スタに戻ってきました。
因みに琉球戦でやらかした高橋祥平は、あれ以来ベンチにさえ入ってません。8月中は出ないかな? もういい年なんだし、この機会にその熱くなり易い性格を直してください。
真夏の5連戦、4戦目の相手は松本山雅。私のヴェルディ初観戦と同じ組み合わせであり、ヴェルディをあっさり追い越していった可愛くない後輩です(苦笑)。
一昨年にJ1に昇格したものの、またしても1年で降格した降格した松本は8年間チームを率いた反町康治監督が退任し、群馬をJ3から昇格させた布啓一郎を新監督に迎えました。しかし新チーム作りに苦戦しており、成績は低迷。最近まで5連敗してましたが、前節は福岡にATに決勝弾を叩き込み劇的な勝利を上げ、勢いに乗ろうとしています。
ヴェルディと松本の対戦成績は、松本の7勝3分け2敗。圧倒的にカモにされており、ヴェルディが上を目指すのならば絶対に越えなければならない壁。今年の緑ダービーも、厳しい戦いになると思っていました。
新型コロナのせいで観客の人数が制限されていますが、それでもMJSがマッチデーとして行なってくれました。良いスポンサーですね。タオマフもありがとうございます。
デザインが好評なサードユニフォームが展示されていました。でも私は買えません。プリコネのBlu-ray代がねえ……(趣味に走ってます)。
恒例の手書きのスタメン表には驚きの名前が。今年ユースから昇格したばかりの新人、松橋優安がプロ初出場にして初スタメン! 端戸らベテラン勢を休ませたかったのもあるでしょうけど、この大抜擢は監督にかなり期待されてますね。本人も嬉しかったのか、積極的なプレイをしていました。ヴェルディの新たなエースになってくれますように。
スタ飯は久しぶりのキボンのミックス弁当(1,000円)とかき氷(500円)。
かき氷は琉球戦でも食べたけど、あんな試合になってしまったので嫌な思い出が。あの時はイチゴのシロップだったので、今回はメロンに変更。それが良かったのかな?
では試合の感想を。
疲労を考慮してか、この日のヴェルディのスターティングメンバーは若手が中心。チームの主軸になってる佐藤優平をベンチスタートとは、思い切った事をしたなあ。でも守備陣は変わってません。平と若狭の鉄人っぷりが頼もしいけど心配。
前半から積極的に仕掛けるヴェルディ。特に初出場の松橋と、水戸戦で大活躍した森田晃樹は走り回り、惜しいシュートを放っていました。ですが松本の守備を崩せず、ボール支配率では圧倒的に上回りながらもゴールを割れません。
水戸戦とは逆の立場になり、だとしたら後半はヤバいかも…と心配してましたが、後半もヴェルディがペースを握りました。守備でも危ない場面はしっかり防ぎ、松本の攻撃を完封します。
それでもゴールは割れず観客のフラストレーションが溜まり始めた68分、遂に均衡が崩れます。佐藤優平を投入して更に試合のペースを握ったヴェルディ、水戸戦で終了間際に貴重な追加点を決めた山下諒也が、今度は先制弾を叩き込みました! 2試合連続で決めるとは。ストライカーは点を取ると成長するんですね。
これでヴェルディは更に勢いづいた。73分には1点目のアシストをした井上潮音が、ヴェルディらしい見事なパス回しから相手GKの逆をつく素晴らしいシュートを決めて追加点! ゴール裏で仲間達から祝福されます。
そして84分には小池純輝が、プロ通算50点目となるメモリアルゴールをゲット。こちらも不振から脱した感があります。またゴールを量産してください。
苦手意識を持っていた松本に、終わってみたら3-0の完勝。松本相手にこんな圧倒的な試合をするとは、永井ヴェルディは確実に成長しています。
マン・オブ・ザ・マッチはAkatukiの方は井上潮音、MJSの方は山下が選ばれました。勝利のラインダンスを踊れないのは残念だけど、山下のマイクパフォーマンスは面白かったので許します(笑)。
甲府戦以来となるホームでの勝利を飾り、3連勝を決めたヴェルディ。いつの間にか順位も5位に上がっています。
ですが地獄の5連戦最後の相手は現在リーグ2位、昇格候補の大宮を大差で破り7連勝を決めたギラヴァンツ北九州。勢いだけでなくチームの実力も高く、j2に昇格した年にj1昇格を本気で狙っています。
しかもアウェイ戦。今までで一番強い相手ですが、だからこそ北九州に勝てば大きな自信になる筈。厳しかった5連戦、最後も笑って終えたいものです。ミクニワールドスタジアム北九州には行きたかったけど、今年は東京で応援します。頑張れ、東京ヴェルディ!!