今週からジャンプは毎週発売に戻り、感想も再開します。私の年末年始がようやく終わった感じ(笑)。
「鬼滅の刃」とすき家のコラボ、興味あるけど近所にすき家が無いんだよなあ。松屋と吉野家ばかりで困る。
あ、ショートフロンティア企画、いつの間にか終わってる。長期間の企画、お疲れ様でした。あの中から連載になる作品出るかな?
アンデッド アンラック
連載2周年突破記念巻頭カラー。
「マッシュル」もだけど、2年も連載しているのにメディアミックス展開が殆ど無いのは、最近のジャンプ作品では珍しい。それとも水面下では動いているのかな?
スプリングの討伐に成功、アンディも遂に勇気を出して風子を愛して、最高の死を迎える決意をする。ハッピーエンドに向かって突き進み出したタイミングで、衝撃の急展開。漫画のお約束ではあるけど、それでも風子が刺される場面はインパクトがあり過ぎて困る。
風子を刺した謎の男は間違いなく敵だけど、一体何者? アンダーの一員でもなさそう。アンディと同じく不死の存在だとしたら、神の直属の部下とか?
呪術廻戦
伏黒の領域展開はまだ不完全なものだったけど、だからこその利点もある。マイナス面を単純な弱点にしない芥見先生、話作りが本当に上手い。
領域の不完全さを見抜いてすぐに対抗策を考えるレジィ、賢い敵との戦いは面白い。そしてレジィの作戦の上を行く伏黒がカッコ良い。バトル漫画のお手本とも言える展開、これからバトル漫画を描こうと思っている人は今回の話をしっかり分析すべし。
ONE PIECE
悪酔いする癖に酒が大好きなカイドウ。私の父もこういう感じで、おかげで私は酔っ払いが大嫌いになり、酒も飲もうと思いません。お父さん、反面教師役、ありがとうございました。
様々な酔い方でトリッキーな攻撃を繰り出すカイドウに対し、真っ向勝負を挑むルフィ。正反対な戦い方が面白い。
一方で世界政府も動いていた。五老星、今まで何度も取り逃がしているニコ・ロビンを今度こそ捕まえられるという判断は甘い。しかし彼らでさえ危険視する「あの悪魔の実」とはゴムゴムの実かな? そして本当の名前はゴムゴムじゃない? ゾウまで来たし、大波乱は必至。でも次号は休載。今年もこんな感じか……。
SAKAMOTO DAYS
篁の異常なまでの強さと、そんな彼と戦って指や腕を切られても一向に怯まないスラーの部下達の覚悟っぷりに痺れた。特に宇田くん、自爆までするとは。悪とはいえここまでやられるとカッコ良く思える。
スラー、去り際に坂本を傷付けるか、誰かを殺すかとヒヤヒヤしましたが、大人しく去ってくれて何より。だけど殺連の被害は大きい。日本のプロの殺し屋は4分の1になったそうで、治安の悪化は免れないでしょう。坂本商店にも影響ありそうで、新展開が楽しみ。
僕のヒーローアカデミア
敵連合との戦力差は大きい。だからヒーロー側は出来る事は何でもやる。敵の主力を全員分断させるとか、ヒーローのやる作戦にしては臆病で下劣だけど、そうでもしないと勝てないのも事実。
青山の正体を掴めたのは本当にラッキー。まだ恐怖に取り憑かれているけど、いずれは説得に応じて協力してくれるでしょう。問題はこうなる事が敵の予想外なのか否か。AFOの恐ろしさは強さや個性ではなく、その悪知恵。ヒーロー側の作戦を完璧に読んでそうで怖い。
夜桜さんちの大作戦
センターカラー。
最近、改めて兄弟のキャラを掘り下げているけど、今回は七悪の番。家族への愛が深すぎる上に末っ子である事に引け目を感じているので、家族のピンチには人一倍敏感。でも、くしゃみ一発だけで注射しまくるのは心配し過ぎ。
めちゃくちゃ痛い注射は大人だって嫌だ。ナナミオンV、大量生産してほしい!と思ったけど、生成に七悪の肝機能を使っているヤバい薬なので却下。ナナオブルの方は……無理かな、うん。痛いのも苦いのも嫌なワガママですいません。
今回は珍しく凶一郎がカッコ良い話でした。普段からこうなら、もっと人気出ると思うんだけど。いや、ヘタレな面があるからこそ魅力的なキャラになるのだ。多分、きっと、恐らく。
守れ! しゅごまる
伊原先生、本当に「遊戯王」が大好きなんだなあ。デーモンの召喚というカード名称についてのツッコミは、遊戯王ファン初歩中の初歩イベントなのでスルーしてあげてください、お願いします。
人間には見えない森木さん、顔は怖いけど実は良い人というオチは在り来りだけど、冒頭のスカルのせいで最後まで疑問に思える構成はグッド。本当の暗殺者の正体バレもなかなか衝撃的でした。さなぎ、怖い顔の人でも「モンスターズ・インク」は見ると思うぞ。偏見はダメ、絶対。でも死ぬな。
ウィッチウォッチ
遠慮とかせずズケズケとものを言うミハル君、場を掻き乱すトラブルメーカーとしても、ツッコミ役としても使える優秀なキャラですね。爆弾発言しても可愛いから許されるし。
まあミハルが居なくても、ニコ達の生活はツッコミどころ満載でしたけどね。モリヒト頑張りすぎだろ。仕事は優秀な人の所に集まるものだけど、ニコ達は手伝わない方が平和だけど、それでももう少し頑張ろうね。私でもぐぬらせたくなるわ。
ドロンドロロン
次号から2号連続で大増ページ。取り敢えず10週打ち切りは無さそうですね。大須賀先生、ホッとしてそう。
ギンチヨ大好きなアサヒ。なのでギンチヨに認められたドラとクーの事は気に入らない。うむ、お約束のキャラですね。いずれドラ達に助けられて、2人の事を認めるんだろうなあ。それまで連載が続きますように。
子供達から感謝されて、ヒーローらしくなってきたドラとクーでしたが、いきなりラスボス級の強敵と遭遇。強敵出現は予想してたけど、ここで母親の仇を出すとは。出し惜しみせず話を盛り上げようとするその姿勢、評価します。
僕とロボコ
合併号は只でさえ次号まで待たせるシステムなのに、それが連続で来られるとキツいよねえ。感想書かなくても良いから、楽ではあるんだけど(苦笑)。
連続合併号のショックでボンドは記憶喪失に。今までのお正月はどう乗り越えていたんだろう?
ボンドに思い出してもらえない寂しさと絶望で、ガチゴリラとモツオがグレた。割り箸の袋、つまようじを取り出してから開けないとマジで刺さるので要注意。ツチノコが呼び覚ました3人の絆に乾杯。
GAIN
2019年に連載されたラグビー漫画「ビーストチルドレン」の寺坂研人先生による、ゴルフの読切漫画です。
「ビースト」の頃よりも絵柄が柔らかいというか、すっきりした感じで読み易くなっています。コマ割りも工夫されているし。ストーリーやキャラ設定も必要最低限かつ無駄が無くて、ページ数が限られる読切としては正解です。
でも、この漫画が面白いのかと聞かれたら、うーん、微妙。つまらなくはないけどインパクトに欠けており、ここから連載に繋げるのは厳しい。ゴルフという題材も少年向けではないし。技術の高さは感じられるので、もっと弾けても良いと思います。
アヤシモン
大増23ページ。
また火の妖怪かよ!とマルオと合わせてツッコミましたが、独歩の炎はむしろ逆で熱を奪うのか。人間にとっては高熱より冷気の方が厄介だからなあ。いくらマルオでも凍傷で手足を失ったら、もう戦えないし。
姐さんの正体を知って、涙を流した独歩。見逃してくれるのかなーと期待したけど、そんなに甘くはないか。マルオを捨て駒として扱おうとしながら出来なかった姐さんが、捨て子として見限られる展開は皮肉すぎる。
しかしマルオは笑顔で立つ。姐さんへの忠義ではなく、強敵と会わせてくれた事への感謝というのはバトルジャンキーな彼らしい。でも独歩との実力差は歴然。助っ人が来るのか、マルオが新たな能力に目覚めるのか。賀来先生がどんな大逆転劇を描くのか期待。
Dr.STONE
人類科学の到達点とも言える宇宙ロケットが、髪の毛一本で駄目になるとは……。髪の毛が石になるという予想外の事態があったとはいえ、ほんの僅かなエラーが致命傷になるのは精密機械あるある。砂粒1つでさえ絶対ダメ!な分野だもんなあ。むしろ今までこういう事が起きなかったのが奇跡。
だけど人類はこういう困難を乗り越えてきたからこそ、今こうして生きている。という訳で龍水も宇宙へ。確かにこの男が、あのまま地上で大人しくしてる筈ありませんよねえ(笑)。中盤からの登場と出番は遅かったのに、今やこの漫画には欠かせない人気キャラになった男、惚れ直しそう。
アオのハコ
千夏がプレゼントされたキャラバッジ、現実ならプリキュアのなんだろうなあ。嫌がったり断ったりせず、笑顔で貰った千夏は優しい子。きっと良い母親になる(気が早すぎ)。
雛、残っていたか。ここで消えていたら大喜より読者がダメージ受けてただろうからホッ。好きな男を信じて待っていた雛の健気さと、千夏と会っていた事実を知らない不憫さに涙が出そう。
高校生家族
一郎と蓮の対決は、世代を越えた対決だった。一郎がコーチだと勘違いした蓮父、でもその勘違いは仕方がない。むしろ常識で当然。かつてのライバルが自分の息子と戦うなんて、誰だって想像できんわ。何この異常事態。でも、それが面白い。
あやかしトライアングル
センターカラーでダブル表紙。矢吹先生、「未確認探偵ルーシー」の新作読切、期待してます。
アニメ化が発表されても、いや発表されたからこそなのか、この漫画最大の武器「お色気」を全面に使っていますね。勿論それだけではなく、祭里の正体明かしとルーシーの更なる勘違いという、ドタバタ劇を上手く描いている。流石は矢吹先生、連載作品が全てアニメ化している人気漫画家は伊達じゃない。
小さくなって風呂を覗き見してるすず、ヒロインの顔してませんね(笑)。そもそも除きは女の子同士でもダメ、絶対。って今更か。あー、私もルーシーに背中洗ってほしい。
逃げ上手の若君
時行に鬼ごっこで勝てる筈ねーだろ、と読者に信じさせる程の活躍をしてきた時行。今更ながらハードな人生を送ってるなあ。
時行は北条のものとして、いずれ武士として諏訪から出陣する。諏訪に残って神職に就く頼継とは競う必要なんて無い。そんな当たり前の事をきちんと説明する時行は、指導者としての素質もある。こんな時代でなければ、鎌倉幕府の名執権になっていたかも。いや末期の幕府は腐り切っていたから、時行でも無理か。そう断言するくらい酷いんですよ、はい。
谷に落ちそうで草を掴む頼継の絵が、何気にハイクオリティ。頼継の表情、掴まれている草の不安定さ、奈落に通じているかのような谷底で絶望感を出している絵、本当に凄い。
御祖父上に可愛がってもらえて、頼継も喜んでいるでしょう(願望)。後に時行の盟友になる頼継、今後の活躍に期待。
ブラッククローバー
団長クラスの魔法騎士がリルの魔法で強化されている上、複数で挑んでも傷さえ付けられない。ルチフェロ強すぎね?
異常過ぎる強さを誇るルチフェロですが、団長達の心は全く折れない。そしてアスタも諦めていない。このしぶとさこそ悪魔が持たない、人間の最強の武器。ヤミも戦線復帰するだろうから、希望はまだまだあります。
でもルチフェロを倒してハッピーエンドになるのかな? 確かにルチフェロはラスボスに相応しい強さだけど、ラスボスにしては執念というか熱意が足りない。ここから更に強くなるのか、それともルチフェロ以上の悪がいるのか。
PPPPPP
単行本、重版が決まる程売れているそうで何より。でも掲載位置はそんなに上がっていない。うーむ、どうなるのやら。
自分の思うがままに奏でる事も、観客のイメージに合わせて奏でる事も出来るミーミン。この器用さが彼女の武器かな? 自分の世界を押し付け過ぎてるっぽいけど。
自由に演奏したいから、これからコンテストで自分に負けた人はパパに追放してもらおうとするミーミン、コンテストが戦場になりますね。ラッキーとの激突は必至だけど、まだ目の前のラッキーが本物だと気付いていない。ここまで気付かないのは、何かの伏線かな?
マッシュル
自信過剰で負けず嫌いなレヴィにさえ「あいつは人間じゃねぇ」と言わせるドミナ。1番になりたいけどドミナと戦わなかったのは、戦う前から敵わないと分かっていたからなのか。その苛立ちをぶつけて戦っていたのかも。
でも敵わないと言われて引き下がる程、マッシュは賢くありません(笑)。むしろ真正面から挑みます。魔法が使えなくても、いや使えないからこそ予想外のマッスルパワーで前進するマッシュ。もう壁を垂直に昇る程度では驚かない自分が怖い。巻頭カラーでの兄弟対決、楽しみ。
破壊神マグちゃん
時間を操り、同じ日を繰り返すユピススに対抗する為、上位存在が勢揃い。このオールスター感、今までと違って本当のクライマックスなのだと分からせてくれます。連載終了まであと何話?
禁断の稼ぎ方を見つけたナプタークでしたが、決戦に強制召喚されてオシマイ。悪い事して稼ぐのはダメですよ。
ユピススの目的は人間達の望みを識る事。繰り返される時の中で、流々が将来の夢に気付いた事こそユピススの狙い通りなのか。そこからユピススは何をするつもりなのか、そして流々の夢とは? 夢を叶えたその際は、マグちゃん達も側に居ますように。
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ジャンプ7号の感想
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