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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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4月13日のアニメ感想

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変態王子と笑わない猫。
 新番組。原作未読。今期新番組のラストを飾る作品です。
 ……この作品がラストでいいのか? 本当にいいのか?(笑) そう問いたくなるくらいの変態主人公、横寺陽人。女の子の事だけを考えていたい、女の子と仲良くなりたいと今時珍しいぐらい本能と煩悩にまっしぐらな男です。建前と本音が使い分けられない事に悩んでいるみたいだけど、彼の場合それぐらい建前を使った方が平穏無事に生きていけると思うんですけどねえ。
 何かを捧げたら願いを叶えてくれるという笑わない猫像に「建前」を捧げてしまった陽人は案の定、考えた事をそのまま言ってしまい、変態王子と呼ばれるハメになってしまいました。陽人君、貧乳の子に貧乳の価値を言っても、慰めになりませんよ。
 そして陽人と一緒に「子供っぽさ」を捧げてしまったヒロインの月子は、子供っぽく笑えなくなって無表情になってしまった。どこの世界の神様も融通が効きませんね。まあ表情に出なくなっただけで、感情そのものは割とストレートに表しているけど。ベッドを蹴らないでください。
 陽人と月子は元に戻る為、二人が捧げてしまった「建前」と「本音」を猫像から受け取ってしまった人を探す。本音を言わない貧乳お嬢様の梓が「建前」を受け継いだようで、彼女から「建前」を取り戻す為に陽人はプロポーズ紛いの告白をする。普通ならこれでカップル成立なんだろうけど、陽人は変態なので犬プレイを希望しました。こ、この男はハイレベルすぎる。変態王子のなに恥じない奴で好感が持てます。
 ラノベに限らず最近の男子主人公は、本当にお前は思春期の男子なのか?と思うくらい性欲が無いのが普通になっていますが、陽人は全然違う。これだけでもインパクトがあり、なかなか期待させてくれます。ヒロイン達も陽人に負けず劣らずの個性を発揮しそうで、先が楽しみ。
 
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。
 相変わらず桐乃LOVEなあやせ。彼女の相談内容は当然桐乃の事で、最近の桐乃は携帯のゲームに夢中なようです。友達の前でゲームする桐乃、非常識すぎるだろ。親友のお兄さんの胸ぐらを掴むあやせも非常識だけど、泣き顔とお礼を言った時の顔が可愛すぎるのでOKです。陽人や京介の事を笑えないくらい変態ですいません。
 桐乃が夢中になっているゲーム「ラブタッチ」はプレイヤーの音声を認識できる、タッチプレイに対応している、ケータイでいつも一緒にいられるなど恐るべきスペックを持っているギャルゲーでした。ううむ、これは桐乃がハマるのも無理ないな。私でも危ない。
 そしてこういうゲームは免疫が無い奴ほどハマってしまう。案の定、激ハマりしてしまった京介は真奈美にも冷たくして怒らせてしまいます。真奈美は平気でもあやせには平謝り、京介がどちらを怖がっているか分かります。しかしこの状況であやせを自室に呼ぶ展開に持って行く上、あやせに萌えるセリフを言わせるとは、京介恐るべし。京介に同情されるくらいチョロいあやせの将来が心配になります。
 桐乃が好きなヒロインの名は、あやか。声も絵もあやせに瓜二つでした。つまり京介にとってはどちらもセクハラの対象なのだそうです。本当に最低な告白だな(笑)。あやせの指導に熱が入っている京介が怖い。笑い方が嫌らしい意味でオタクっぽくて、中村悠一さんの演技力に感服します。回し蹴りオチには凄く納得しました。京介、殺されなかっただけでもラッキーだぞ。
 京介を見限ったあやせは真奈美を巻き込んで、萌えキャラ化を目指します。結果は、真奈美は大失敗であやせは友情回復。いや、回復しすぎてあやせがヤンデレキャラになりました。元々そっちの素養はあったけど、この子の場合本当に殺しそうで怖い。でも、あやせはそこがいい(萌えるか怖がるかどっちかにしてください)。

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