「黒子のバスケ」アニメ10周年を祝って、藤巻忠俊先生のメッセージが掲載。もう10年も経ったのか……。良いアニメだった。藤巻先生の新作、待ってます。
「呪術廻戦」は休載です。
アオのハコ
連載1周年記念巻頭カラー。
いよいよ2学期。千夏は吹っ切れたし、大喜との関係も良い感じに戻った。このまま順調に……はいかないんだなあ、これが。嵐の前の静けさは恋愛漫画のお約束。
笠原君、随分と雛の事を気にしてますねえ(ニヤニヤ)。まあそうだとしても、彼は自分の気持ちを隠し続けるでしょうね。恋愛より友情を取るタイプですから。今のところは。
もしも大喜と千夏が同じ年だったら、本当にどうなっていたのか。そんな楽しい妄想の後は波乱の展開。一時的とはいえ同居が中止となると、2人の関係はしばらく進展しない? 逆に雛との関係が動きそう。文化祭でも絶対何か起きるだろうし。
僕のヒーローアカデミア
AFOでさえ干渉できなかったとは、燈矢の父への思いが強すぎて怖い。そしてその不安は見事に的中。悪行の限りを尽くしたマッドサイエンティストでさえ畏れさせる程の怨嗟と執念、エンデヴァーへの敬愛が完全に殺意に裏返ってる。AFOが悪の帝王ならば、荼毘は悪をも超越した恨みの塊ですね。
エンデヴァーが大切にしているもの全てを焼き尽くす。その為ならば命さえ惜しくはない。炎そのものと化した兄を、弟は止められるのか?
ONE PIECE
覚醒したルフィの力はカイドウと互角。それでもそろそろ決着がつきそう。次回の巻頭カラーで決着なら美しいけど、さて?
燃え盛る鬼ヶ島。敵も味方も逃げ回る事しか出来ない。アプー、この修羅場をほぼ無傷でやり過ごしているのは凄いな。
ここで雷ぞうのマキマキの能力と、ジンベエの魚人柔術を組み合わせるとは! ジンベエがいなかったら、ここで全て終わってましたね。次はモモの助の番か。未来の将軍としての誇りを見せるか?
SAKAMOTO DAYS
愛を拗らせたファンは怖い。私はこうならないよう気を付けようっと。
加耳、敵のスパイかと疑ってましたが、ものの見事な勘違いでした。いやこんなキャラだなんて想像できんわ(笑)。友達、出来ると良いですね。
スラーの手下が混ざっていたのではなく、遠隔操作で参加者を操っているのか。なかなか手の込んだ事をするなあ。楽はシンには荷が重い相手。助っ人が来るまで持ち堪えられるか?
僕とロボコ
ガチゴリラの演説はガチで心打たれます。某国のトップにも聞かせてやりたい。
レギュラー陣が集まってのお花見。現実では今年もこういう花見は出来ませんでした。せめて漫画の中だけでも楽しもう……って、私は元々ぼっちだったな。なら良いや(涙)。
持ち寄りは無駄に気を使うのが困る。私も持っていくとしたらケンタッキーとかで済ませるでしょう。その時は骨なしチキンにしよう。
いよいよこの漫画も年を重ねますか。ボンド達は次回から6年生になります。最後の小学校生活は何が起きるのやら。TVアニメ化だったりして。
ウィッチウォッチ
センターカラー。「怪物くん」をネタにした扉絵、完全な偶然だけど追悼絵になってしまいましたね……。藤子不二雄A先生のご冥福をお祈りいたします。
性格だけでなく味覚や知性まで反転したカンジ、ツンデレにはドMになるのか。浦原さんとの噛み合っていないようで合ってるやり取りは実に面白い。篠原先生はこういう話を描かせたら天下一品ですね。
ギャグだけではなく、クレーマーに対する知的な対応も素晴らしい。クレーマーに苦しめられている店は、今回の話を基本マニュアルにすべし。浦原さんとカンジはくっつくかな?
マッシュル
マッシュの激闘の影で仲間達も頑張っていたけど、マッシュの戦いばかりが取り上げられて彼らの活躍は殆ど見られませんでした。脇役も目立たせた方が良いと思うんですけどねえ。鳴り物入りで登場した神覚者達も、あまり印象に残ってないし。
ウォールバーグ校長とイノセント・ゼロに並ぶ実力者、メリアドールが登場。無表情でかなりキツい性格だけど、彼女の指導を受ければマッシュはもっと強くなる。だったらマッシュが断わる筈ありません。最終決戦に向けての最後の修行、退屈なものでない事を願います。
あかね噺
大増23ページ。
子ほめについては全く知らなかったけど、とても面白い落語というのは分かる。これは凄い事ですよ。私みたいに落語を良く知らない人でも楽しめる漫画になってるという事ですからね。この漫画からは「ヒカルの碁」や「アイシールド21」等、歴史に残る名作と同じ匂いを感じます。
兄弟子の「今日は安心して見ていられそうだ」というのは失敗するフラグかと焦りましたが、逆に朱音の成長フラグでしたか。自分の未熟さを反省して成長する朱音、ストレスを感じさせない主人公です。笑顔も輝いています。
朱音の成長に刺激を受けた享二が燃えています。朱音が乗り越える壁として、格の違いを見せて欲しい。
恋、ときどき超能力
2020年の金未来杯に「悪霊のナイトサファリ」で参戦した、上村太心先生の新作読切です。
「悪霊」は新鮮味が薄いと酷評しましたが、今作は作者の個性が出ており成長を感じました。それでも設定を詰め込み過ぎて話のテーマを絞り切れていない。ラブコメと思ったら主役二人の面白トーク、に見せかけての超能力バトルには少々混乱してしまった。読切はもっとすっきりした話にすべきかと。
ブラッククローバー
全てを踏み躙ってきた悪魔の暴君ルチフェロ。しかし今、彼は見下されている。魔力さえ持たない非力な人間と悪魔に見下された末に敗れた。フルパワーではない状態だったとはいえ、これは心が折れる負け方ですよ。最後はちょっとだけルチフェロに同情しました。
これで戦いは終わった……のかな? 次の改変期で連載終了ならタイミング的にピッタリだけど、もう一波乱起きそうな気がするんですよねえ。
夜桜さんちの大作戦
センターカラー。
圧倒的な迫力で描かれる足止め決戦。権平先生、絵がますます上手くなってる。漫画を描いてて楽しいんだろうなあ。
足止めでも格の違いを見せ付ける凶一郎。まともに戦っても彼を止める事は出来ない。それでも今まで守ってもらってきた分、太陽は頑張らなければならない。男の意地と義弟としての家族愛、見せてやれ!
地球の子
地球の子は代替わりしており、今までの先代は全員死んでいた。アルベールが生きているのは奇跡みたいなもので、彼の力は圧倒的に衰えている。それでも衛に未来を繋げる事は出来る。ズルいなあ、こんな事を言われたら令助は頼るしかないじゃないですか。
強大な力は人の悪意を呼び起こす。本部はやはり悪どい事をやっていたか。その悪行が、今はかれりを救う希望になるという皮肉。そして皮肉だけでは終わらない残酷な選択。これまた選択の余地が無い現実だ。衛、赤ん坊のまま10歳になるのか。親も子もキツいなあ。せめて彼の将来に幸あれ。
PPPPPP
ソラファは神と呼ばれているのか。あと3人の音上兄弟は何て呼ばれてるんだろう。神をも超える超神とか?
ソラファに「ものすごく怖い人」と言わせる程の演奏をやってのけたメロリ。更にミーミンがピアノを嫌うように仕向けるとは、完全に敵味方の配役が逆転しましたね。ミーミンが倒すべきライバルから、救うべきヒロインに変わった。これが当初からの構想だとしたらマポロ先生恐るべし。
ミーミンに叩きのめされたフルスが、ミーミンを誘う役にするという上手さが地味に光る。最下層から這い上がり、人気と実力を伸ばしているこの漫画、幻の名作になってしまった「アクタージュ」を思い出しました。こちらは物語の最後まで描かれますように。
逃げ上手の若君
後醍醐帝への忠義を誓う正成。その忠義が彼の命運を決め、楠木正成を今も語り継がれる大英雄にするんですよねえ。うどん作りで張り合う高師直といい、武士を野蛮と言いつつ心から感謝する西園寺公宗といい、この漫画は偉人達の魅力をパワーアップしてくれて嬉しい。
格の違いを見せ付けられた時行ですが、彼の戦いはまだ始まってもいない。まだまだ未熟だからこそ今後の成長が楽しみ。
そしていよいよ時代が動く。ここまで長かったけど、遂に中先代の乱が始まるのか。逃若党の活躍と逃げっぷりを今から期待します。
あと前回で尊氏の心の中に仏像を見た吹雪、彼の正体が何となく分かってきました。だとしたら時行とは奇妙な縁で結ばれてますね。こういう展開もまた歴史ものの楽しみの1つ。
守れ! しゅごまる
おお、打ち切り間近の3作品の中でこの漫画が上がってきたか。これはちょっと予想外だけど、最近の内容が良い意味で狂っていたから、それが評価されたのかな?
しゅごまる1人だけでも振り回されるのに、更に3人も加わったらさなぎ1人じゃ大苦戦必至。3人の子はいずれも自覚なき問題児だし。でも、すずりは可愛いから許す(エコひいき丸出し)。
子供の世話をしたから、さなぎの母性が上がった。これなら、しゅごまるが成長しても犯罪者にはならなそうで一安心。
あやかしトライアングル
宗牙の彼女になって女性への耐性をつけさせようって祭里君、それ性転換もので良く見る、完全に女になる落ちフラグーーーっ!!!! こう考える時点で、もう手遅れな気がする。
好きな男子が他人の彼女になるなんて非常識、すずが怒るのも分かるけど、それでも好きになっちゃう乙女心は分からん。そんなすずの心が奇跡?を起こした。過去に戻って、祭里が性転換する前に止められたら確かに歴史は変わる。でもそうなったら2人に救われた人や妖は救われないだろうし、2人も人妖の餌食になるのでは? そもそもこの漫画が始まらないし。最終回間近みたいなネタですがアニメ化が決まってるし、まだまだ続くと信じます。
アンデッド アンラック
シールはムカつく奴だけど馬鹿じゃない。こういう敵は厄介だぞ。
ゴーストはこちら側の否定者を崩しに来たか。大切な人の霊を見せられたら、誰でも心が揺らぐよなあ。ニコは敵になる事を覚悟しておこう。
だけど味方になってくれる者もいる。ようやくリップが動いてくれたか! 守りたい人が1人ではなく2人いる、これは頼もしい言葉だ。今のリップは過去に縛られていない。頼りになる助っ人の活躍に期待。
まどぎわで編む
今号のショート・フロンティア作品。作者は外薗健先生。
この企画の作品にしては珍しいブラックな話とオチ。インパクトありますね。取り敢えず、山岸さんがクソ共に酷い目に合わされる展開にならなくて良かった。拳銃を召喚できるミサンガ、欲しがる子多そう。
アヤシモン
マルオはやはり普通の人間じゃなかった。彼が特別な存在である事には理由があるのかな?
オヅヌ爺さん、名前の元ネタは役小角ですね。プラーナとかチャクラという単語に心が震えるのは健全な少年だった証拠。
話の流れが止まってしまう修行編は1話で終了。展開が早いのは良いけど、打ち切りが決まったからでは?とも思ってしまう。この掲載位置ではねえ。私も漫画を読んで、アートマンとスクーシュマシャリイラを回復させたい。
高校生家族
ゴメスだけ進級しなかったの?とビックリした。猫だもんね。クラス替えとか進級とか分からなくて当然。
新しいクラスでレクリエーション。フルーツバスケット、懐かしいなあ。光太郎を巡る少女達の戦いに期待してます。
ドロンドロロン
ふうむ、今回は少し面白かったかな。
3体の強力なモノノケを圧倒するヘイスケ。主人公コンビと因縁があるヒデヒサまで倒されるとは、いやまだ生きているかも?
ここまで強い味方キャラは、出番を減らすか力を封じないと話のバランスが取れません。ヘイスケは生き延びたとしても大ダメージを負いそう。そんな事をしなくても連載が終わるかもしれないけど(おいおい)。
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ジャンプ19号の感想
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