ガンダムビルドファイターズ
準々決勝を辞退したユウキは、学校を無期休学までして表舞台から消えてしまいました。彼との対戦を楽しみにしていたレイジは、ガンプラバトルへのやる気そのものを失うんじゃないかと心配しましたが、セイはまったく心配していない。この信頼関係はいいですね。セイのレイジへの友情を感じさせます。お母さんとは別の意味でニヤニヤ(笑)。
準決勝のビルドストライクvsギャンギャギャンとの戦いもなかなかでしたが、ザクアメイジングとの決戦はそれを遥かに上回る凄まじさでした。CGを使わず、ここまでのアクションを描けるとは……。日本のアニメ業界もまだまだ侮れません。遊びの筈のガンプラバトルなのに、本家並みの熱いバトルでした。本体が壊れてもブースターやバックパックで戦うという展開は熱すぎる。
ユウキとの因縁はこれで一応決着がつきましたが、ユウキが言っているとおりいずれ再戦するでしょう。負けっぱなしじゃレイジも面白くないだろうし。しかしユウキは何を目的にしているのか。彼と一緒にいた男はユウキを「三代目に相応しい」と言ってましたが、何の三代目なのか。バンダイに対抗する程の巨大玩具メーカーの若社長になるとか?
レイジの新たな愛機ビルドガンダムMk-IIが登場。セイの拘りがマニアックで妙に共感してしまう(笑)。遊びだからこそ本気になれるというラルさんの言葉が、ここでも発揮されていますね。OPでキュベレイみたいなMSを操っていた謎の少女も登場し、世界への飛躍を感じさせました。そしてバトルで熱く燃えさせてくれた直後に水着回とは。構成でも手を抜きませんね。このアニメ、本当に侮れません。
弱虫ペダル
坂道の為に用意されたロードレーサーが届かない。そんなハプニングも含めてレースとは、確かに錦城の言う通り。先輩達の自転車はそれぞれの体格や走り方に合わせて調整されているから貸す事も出来ないし。問答無用の回収車といい、最初のレースから厳しい試練です。
焦って飛び出した川田に対し、今泉は徹底的に冷静で鳴子も焦らない。素人と経験者の差がよく出ていますね。自分より凄い二人に少しでも差を着けておきたい川田の気持ちは分かるけど、相手が悪すぎるよなあ。アニメや漫画のお約束とはいえ、自転車を走らせていても普通に喋っているし。
杉元にまで抜かれた坂道ですが、ようやく対等に戦える武器を手に入れる。ママチャリとロードレーサーの違いは、車で例えたら軽トラとF1カーぐらい違う。ロードレーサーには一度乗った事があるけど、私みたいな素人が漕いでも凄いスピードが出ますからねえ。生活用の自転車とは全く違う、走る芸術品です。バカ高いのも頷けます。
盛り上がる本編と共に、Cパートでの今泉アニオタ化計画は順調に進んています(笑)。坂道を傷つけないよう話題を合わせてくれる今泉、クールに見えて実はいい奴なんです。だからそこの女子、引かないであげて。鳴子だったらはっきり言うんだろうけど、今泉はこのまま底の底まで引きずり込まれそう。ようこそ、漢(アニオタ)の世界へ。