獣電戦隊キョウリュウジャー
ドゴルドに操られるプテラゴードンは、人型形態であるプテライデンオーに変形して暴れ回る。強烈な稲妻を放ち、キョウリュウジンの攻撃を防ぐマントを持ち、攻守ともに隙が無い強敵です。仮面を割られたドゴルドが動揺して退却したけど、あのまま戦っていたらキョウリュウジンは負けていたかも。黒いマントとゴーグルに隠された顔が悪のロボットらしさを出しています。ずっとこのままでもいいかも(笑)。
トリンとカオス、ドゴルドと今は亡きキョウリュウゴールドこと空蝉丸の因縁。今から四百年というと1600年代の前半、大阪の陣が始まる直前ですね。関ヶ原の天下分け目の戦いが終わっても世の中はまだ戦国の機運が高く、荒れていた時代だった。なるほど、カオス達が暗躍するにはうってつけの時代ですね。
ソウジとアミィはカオス直属の守護騎士カンブリ魔に捕らわれてしまう。人質を盾にダイゴ達に降伏を迫るカンブリ魔ですが、ダイゴの仲間への信頼は絶大でした。そうですよね、ソウジもアミィも捕らわれたままで終わるような生易しい奴じゃありませんよね(笑)。戦隊に人質作戦は通じない。悪役の皆さんはそろそろこの法則を学ぶべきかと。
今回はカオスとドゴルドの卑劣さを見せつけられた話でした。ドゴルドは短気で怒りっぽいだけの奴だと思っていましたが、自分の正体を知った空蝉丸を嘲笑う姿は実に嫌らしい。ドゴルドの正体が鎧だったのには意表を突かれました。あの顔が素顔だと思っていましたので。アイガロンやキャンデリラ達も中身は空洞なのかな?
仮面ライダーウィザード
魔力を失い、混乱する晴人。望んで得た力ではないけど、それでも今まで晴人が頑張ってこられたのは魔力があったから。心の支えとも言える力を失えば、そりゃあ動揺しますよ。そんな晴人を励ます仁藤、ドラゴンを倒された事に責任を感じているので普段より優しくてカッコ良く接してくれます。いい加減そうで頼もしい、仁藤も立派な「頼れる仲間」ですね。
魔力を無くした晴人は、改めて自分の心を見つめ直す。困難な手術を控えている妹を手品で励まそうとする兄と、そんな兄の優しさを知って笑う妹。この兄妹の優しさが晴人の心を動かす切っ掛けになった。折れた心を蘇らせるのは優しい心、いい展開です。兄妹がレギオンに襲われる展開になるかとハラハラしましたけど。
晴人の事を一番考えているコヨミは、自分が消える間際になっても晴人の事を気遣う。魔法が使えなくても晴人はみんなの希望になれる。それは晴人の優しさに救われてきたコヨミが一番良く知っている。晴人の力の源は魔力ではなく、強く優しい彼の心そのもの。改めてそれを知らされた上での魔力の復活には、充分な説得力がありました。そこ、ご都合主義的とか言わない。
海でずぶ濡れになる程の白石隼也さんの生身アクションの後、インパクト抜群のインフィニティースタイル初披露。全身が鏡のように輝くその姿は、歴代ライダーの最強フォームの中でも特に目立っています。ウィザードのデザインモチーフは宝石でインフィニティーはダイヤモンドをイメージしたんだろうけど、私には銀、もしくは透明な水晶に思えました。どちらも魔法には欠かせない鉱物だし。
大迫力の新武器アックスカリバーでレギオンを粉砕! 魔力も戻りコヨミも救われ、晴人達の方は一件落着。しかし晴人のパワーアップは白い魔法使いにとっては予想外の事態らしく、ファントム陣営ではワイズマンに粛清されるかと思われたソラがメデューサの上司に。やはりワイズマンと白い魔法使いは繋がっており、インフィニティーの出現に焦っているのかな? ソラは「僕はグレムリンじゃなくソラだ」という言葉の意味も気になる。パワーアップしても謎は深まり、面白さを保っています。善き哉、善き哉。
ドキドキ! プリキュア
怪我をした先輩に代わり、ソフトボール部の助っ人をする事になったマナ。ユニフォームの洗濯までする助っ人なんて初めて見ましたよ。誰かの為に尽くしたいマナは何事にも一生懸命に取り組み、どんなに忙しくても困っている人を助けてしまう。六花がいなかったら、もっと無茶をしていたでしょうね。これからもマナの女房役としてサポートしてあげてください。
雪辱を誓うベールにアイちゃんが捕まってしまった。キュアハートとの戦いを望むベールに呼び出されたマナは、人のいない港でベールと戦う。当然ソフトの試合には間に合いませんが、マナの心は一年部員達に伝わっていた。マナに対抗意識を燃やした部員がジコチューになると思っていたので、これは意外でした。いい青春してるなあ。
四葉財閥の情報網のおかげで、キュアハートが戦っている場所が分かり、みんなが助けに来てくれました。さすが財閥、頼りになります。四人揃ったプリキュアに対し、ベールもジコチューの能力を吸収してパワーアップ。ケータイをモチーフにした見た目は微妙だけど(笑)かなり強い。キュアソードへのバイブレーション攻撃は、ちょっとエロく感じてしまいました。汚れた大人ですいません。
アイちゃんの叫びが新たなラビーズを生み出し、プリキュアに新武器ラブハートアローを与えた。CMバレしなくて良かった(笑)。ハートシュートを決める時にキュアハートが可愛くウインクするところがポイントですな。アイちゃんも取り戻せたし、ソフト部も勝ったし、真琴もマナの誰かを助けたいという心を理解したようです。いずれ真琴が誰かを助ける話が放映されそう。
翠星のガルガンティア
レドとチェインバーが知る限りでは地球は氷漬けの星になっていた筈ですが、今、彼らがいる地球は水と自然に満ちた人が住める星になっている。どうやらレド達は時空を超えた訳ではなく、現代の地球に来たみたいですね。氷の星になった地球にも細々と生きていた人達がいて、その子孫がエイミー達なのかな? 一部では宇宙に旅立った人類の事も伝わっているみたいだし。
同じ人類でも、レドとエイミーを隔てる壁は高く、言葉も常識も違う。しかし出来る事なら仲良くしたいという気持ちは同じ。勇気を振り絞ってレドの前に立ったエイミー、いきなり魚を出したのには驚いたけど、この世界にご飯とかパンは無さそうなので、魚がそれらの代わりの日常食なのでしょう。ずっと海の上にいるから食いっぱぐれる心配は無いでしょうし。この世界の地球人は骨が丈夫そうだ(笑)。
チェインバーが優秀な通訳だったおかげで、エイミーとは少し心が近づき、お互いの事情が分かりました。多くの船をくっつけて造られた人工の島、それがガルガンティア。海のロマンを感じますが、内部は迷路のようになっており知らないと迷いそう。何がいるか分からない、ワクワク感も感じますけどね。
時代そのものが違うのでは、軍がレド達の救出に来てくれる筈が無い。レドとチェインバーはこの時代で生きていくしかないみたいですが、チェインバーの武装はこの時代ではハイスペック過ぎて危険です。加えてレドも敵には容赦しない。ビームで海賊船を撃ち落とすだけでなく、消滅させてしまうとは……。軍人なら当然の思考だけど、普通に暮らしてきた人達には刺激が強すぎる。レド達は当分の間、腫れ物扱いされそう。
茅原実里さんの元気のいい声と、エイミーが駆け回ったり飛んだりするOPを見せられて「えっ、これって本当にあの虚淵玄先生の作品なの?」と疑いましたが、海賊どもを消した時点で納得。殺す時は容赦せずあっさり殺す、これぞ虚淵作品。レドやエイミーの回りにいる人も危険なので、死亡フラグを立てないよう気をつけましょう。
進撃の巨人
三重の壁に守られ、百年間平和に暮らしていた人類。しかしその平和は一日、いや一瞬で壊れた。ええ、文字通り壊されました。次々と楽しそうに人を食らう巨人達の恐ろしい事。特撮もので見慣れた怪獣のような姿形なら見るのに免疫があるけど、巨人は裸の人間そのまんまなので人が人を食らうという、怪獣よりも衝撃的な絵になります。これは原作者のアイデアの勝利ですね。
エレン達は何とか船に乗れましたが、船に乗れなかった人達は……考えるまでもありませんね。一縷の希望だった壁も、超巨大巨人のダッシュによって一撃で壊されちゃったし。こいつがダッシュしまくったら壁なんて全て壊されそう。そうしないのは余裕があるからなのか、超巨大巨人の数は少ない上に寿命が短いのか。ウルトラマンみたいに活動時間に制限があればいいのに。
避難した先での扱いは、お世辞にもいいとは言えません。ううむ、これはエレンの気持ちも分かるけど、あの口の悪い兵士が文句を言うのも分かります。食料が足りなくなるのは事実だし。外の世界に行ければ、もっと食料は手に入るだろうけど絶対に行かない。行きたくても行けない。自分が巨人に食われに行くようなものですからね。アルミンの祖父のように限られた食料を子供達に残して地獄の街に戻った人達は、死を覚悟していたんだろうなあ……。哀しすぎる。
目の前で母を食われ、父とも離れ離れになってしまったエレン。絶望の底から這い上がった彼は復讐の鬼となる。冷静さを失ったエレンをグーで殴ったミカサ、いい女房役ですな。エレン一人だったら暴走しそうだけど、終始冷静なミカサと三人の中では一番頭が良いらしいアルミンがいれば安心ですね。このトリオで巨人を駆逐できるのか? エレンの父がエレンに何かしたみたいですが、それが対巨人の切り札なのかも。
這いよれ! ニャル子さんW
前回ニャル子に掛かって来た電話はプレアデス星団にあるセラエノ図書館からのものでした。セラエノはクトゥルフ神話に登場する星ですが、真尋もここで20年籠って魔導書を書くのかと焦りました(笑)。二人きりになれるのなら、ニャル子ならやりかねないし。
とんでもなく広大なセラエノ図書館。全宇宙の叡智が集まっているというのはハッタリではないようですが、ニャル子とクー子の年齢は分からないようです。クー子は若干真尋にデレてきたけど、さすがにこの話題は禁忌か。いや、本当に若ければ年齢なんて気にしませんよね。という事は、やはりこの二人の年齢は(以下、検閲対象になり自動的に削除されました)。
貴重な本が多く集まっている図書館なので、それを守る人達もいます。その名は図書隊。うん、タイトルからして出てくる予感はしてましたけどね(笑)。禁書保管庫こと星の本棚も期待通りの登場でした。フィリップはいないけど、ダブルっぽい敵が登場。全力を出せなかったとはいえ、ニャル子とクー子を倒すとはかなりの強敵ですな。
ルーヒーさん、たこ焼き屋への転職は成功だったようで何より。ハス太とシャンタッ君は何やってんだよ(笑)。宇宙警備隊の身内の反乱はベリアルの事? ニャル子の入浴シーンはダークネスなサービスシーンを意識したのかな、と、相変わらず拾い切れないくらいネタが多いけどラストはちょっとシリアスな展開に。でも予告でネタバレしてますね。予告を見たいような見たくないような、困ったアニメです。