一日遅れですが、感想を書かないとすっきりしないので書きます。素晴らしいライブだったし。
このライブイベントにはほぼ毎年行っていますが、今回は私が初参加した2010年の春以来の、そして横浜アリーナで行うようになってからは初となる二日間開催。今年はアニマックス開局15周年&日本のTVアニメ放映50周年という事で、相当気合が入れられていました。
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開演が午後2時からと他のイベントと比べてかなり早いので(そのせいで以前遅刻した事もあります……)、私も早めに家を出て11時頃に到着。既に大勢の人が来ており、物販やアリーナ内で行われていたDjによるイベントやカラオケで盛り上がっていました。
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横浜アリーナは当然横浜にあり、近くには横浜Fマリノスのホームスタジアムである横浜スタジアムがあります。
なので町のあちこちにマリノスを応援する旗やグッズが飾られていました。今年は優勝間違い無しみたいだし、マリノスの人気と実力が羨ましい。ヴェルディとは差が付き過ぎましたね……。かつてはライバルだったなんて、最近サポになった人に言っても信じてもらえないかも。
午後1時より入場開始。会場内は写真禁止なので写真はありません。
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しかしアーティストの私物をオークションにかけており、その品だけは撮る事が許されていました。ミッチーのサイン入りバスローブは色々な意味で凄すぎる(笑)。
一日目の席はサイド席ですが、最前列から二列目というかなり見易い位置でした。最速先行のを予約した甲斐がありました。
以下、初日のセットリストです。
fripside(シークレット)
only my railgun(とある科学の超電磁砲 前期OP)
sister's noise(とある科学の超電磁砲S 前期OP)
eternal reality(とある科学の超電磁砲S 後期OP)
最初の曲のイントロが流れた時、「あれ? 南條愛乃さんはソロ参加の筈だよな。いきなりコラボ?」と思いましたが、本物がキターッ!! 八木沼さんは横浜に住んでおり、アリーナも割と近いので来てくれたそうです(笑)。
しかし遂にANIMAX MUSIXでもシークレットゲストを仕込むようになりましたか。なかなか盛り上げてくれますね。来年からはシークレットも予想しないと。
このイベントはアニメ映像を多用しており、この曲でもアニメのOP映像が使われました。うむ、こういうのは何度見ても盛り上がります。アニメ映像の方ばかりに目が行って、歌っている人を見なくなるけど。人間の視界って広いようで狭い。
黒崎真音
magic∞world(とある魔術の禁書目録Ⅱ 前期ED)
X-encounter(東京レイヴンズ OP)
X-encounterは観客も一緒に「レイヴンズ!」と叫ぶ箇所があり、私も叫びました。字幕付きでタイミングを教えてくれるのでやり易かったです。
earthmind
energy(ビビッドレッド・オペレーション OP)
イノセント(ガリレイドンナ ED)
2011年のリスアニ!のイベントで初めて見て以来、割とよく目にするユニットです。
あの頃はまだまだ緊張が隠せず、初々しさが感じられましたが、今では堂々としたものです。成長が感じられて嬉しい。子供の成長を喜ぶ親の気持ちって、こんな感じなのか(笑)。
ここからはANIMAX恒例のコラボコーナー。アニサマと比較される事が多いイベントですが、コラボの多様性とその数に関してはアニサマより優っています。歌う人は大変だろうけど、聞く方は楽しい限り。
栗林みな実
キューティーハニー(キューティーハニーF OP)
栗林さんはハニーのコスプレをして登場。元祖バージョンではなくFバージョンというのがマニアックですねえ。
飛蘭
純潔パラドックス(BLOOD-C ED)
こちらは後方のステージから登場。ちょうどBLOOD-Cの映画を見たばかりなので、私的にはタイミングバッチリでした。飛蘭さんは久しぶりに見たけど、相変わらずこういう歌を歌わせたら上手い!
小林竜之&喜多修平
一斉の声(夏目友人帳 OP)
今年行われた第7回ア全日本ニソングランプリは、第1回以来となる男性優勝者が出ました。喜多さんに憧れているという小林さん、初のイベントで憧れの人と一緒に歌えて幸せそうでした。今後の活躍を楽しみにしています。
喜多修平(シークレット)
世界で一番恋してる(世界一初恋 OP)
後輩を応援しに来た形になりましたが、こちらもシークレット枠での参加。女性の観客が盛り上がっていたけど、このアニメの映像は男性が見るには照れ臭いというか、気まずいというか(苦笑)。
earthmind
happily ever after(天元突破グレンラガン 挿入歌)
グレンラガンの歌は「空色デイズ」が有名ですが、こちらもかなりの名曲。ライブで聞くのは初めてで、かなりラッキーでした。リクエストした人、グッジョブ。
KOTOKO&中島愛
ロマンティックあげるよ(ドラゴンボール ED)
まさかの組み合わせでまさかの名曲。しかしどちらも声質が見事に合っており、納得の名コラボでした。
鈴木このみ
Tears Breaker(TCG Ange Vierge 主題歌)
AVENGE WORLD(フリージング ヴァイブレーション OP)
17歳のリアル女子高生とは思えない熱唱ぶり。天才とはこういうものなのかと実感させられました。どこまで成長するのか楽しみなような、怖いような。
春奈るな
Overfly(ソードアート・オンライン ED)
アイヲウタエ(物語シリーズ セカンドシーズン 主題歌)
いやいや、若さと実力ならこちらも負けてはいない。こういう逸材が次々と出てくるのだから、日本のアニメミュージックの未来は明るいですね。アーティストは生き残るのが大変だろうけど、みんな頑張ってください。
Ray
sign(あの夏で待ってる OP)
lull~そして僕らは~(凪のあすから OP)
lullはアニメの映像も流れました。大画面で見るこのアニメの作画は素晴らしいなあ。良歌との組み合わせは至福の一言。
中島愛
そんなこと裏のまた裏話でしょ?(琴浦さん OP)
星間飛行(マクロスF OP)
アニサマでは歌ってくれなかった星間飛行を歌ってくれて嬉しい限り。「キラッ☆」にはかなり力を込めてしまいました(笑)。
栗林みな実
True Blue Traveler(IS-インフィニット・ストラトス-2 OP)
HAPPY CRAZY BOX(めだかボックス OP)
sympathizer(黒神 The Animation OP)
冥夜花伝廊(刀語 OP)
前半の最後を飾るのはこの御方。最新曲から懐かしい曲まで、万遍なく歌ってくれました。黒神の歌なんて懐かしすぎて感動してしまいました。
20分の休憩を挟んでの後半戦は、コラボコーナーからスタート。しかしファンセレクションではなく、日本のアニメミュージックを振り返りながら、アーティスト本人が選んだ曲を歌うというものでした。懐かしい形式だなあ。
ANIMAX TIME TRAVELと名付けられたこのコーナーは、及川光博さんの司会で進行。初日の今回は90年代までの歌から選ばれました。
アニメの歴史を振り返るという事で鉄腕アトムなど古い歌が歌われるかと思いましたが、予想を超えるマニアックぶりでした(笑)。
GRANRODEO
ミッドナイト・サブマリン(未来警察ウラシマン OP)
いきなり名曲キターッ!! まさかウラシマンの映像が横アリで見られるとは。歌に関しても全く文句無し。きーやんがさすがの熱さを披露してくれました。
KOTOKO
1/2(るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- OP)
声質がピッタリ合っているので、まったく違和感がありませんでした。「ノストラダムスが予言したように~」という歌詞は時代を感じさせます。
i☆Ris&Ray
Catch You Catch Me(カードキャプターさくら OP)
多くの青少年アニメファンを深みに嵌らせた罪深い作品です(笑)。NHKは今も昔も、こういう侮れない作品を出してきますよね。
黒崎真音&喜多村英梨
Give a Reason(スレイヤーズNEXT OP)
名曲揃いのスレイヤーズの中からはこの曲が選ばれました。林原めぐみさんに負けない歌唱力を持つ二人が歌うのだから、不満なんてある筈が無い。
しかしこの名コラボでさえ、次のコラボの前座に過ぎなかったのです。
GRANRODEO&及川光博
愛をとりもどせ!!(北斗の拳 OP)
まさに奇跡、そして圧巻のコラボでした。このコラボを見られただけでも高い入場料を払った価値がありました。
高音パートを任された谷山紀章さんはかなり大変だったそうだけど、及川さんは大絶賛で「ユニットを組みたい」とまで言ったそうです。GRANRODEOのライブに参加したりして?
南條愛乃
君が笑む夕暮れ(東京レイヴンズ ED)
熱すぎたコラボを冷ますかのように、静々とした雰囲気で歌いました。fripSideの時とは全く違う歌い方ですね。むしろこちらの方がいいかも?
飛蘭
Dead End(未来日記 OP)
BLUEBLAZE(BLAZBLUE ALTER MEMORY OP)
Dead Endは好きな曲なので聞けて嬉しかったです。歌詞が全部英語なので歌えないけど(笑)。
i☆Ris
セクションレインボー(プリティーリズム・レインボーライブ ED)
今年のアニサマにも出た初々しい声優ユニットが、ANIMAXにも参加しました。力が入れられてますねえ。
そういえば開演前には握手会が行われてました。かなり長い列が出来ていたので、人気もアップしている? それなら一安心。もっと伸びてほしいユニットです。
三森すずこ
会いたいよ…会いたいよ!(タイアップ無し)
ユニバーページ(アウトブレイク・カンパニー OP)
ミルキィホームズの一員として多くのイベントに参加してきましたが、ソロでは今回が初参加との事。ですがミルキィホームズで培われた経験からか、安定した歌いっぷりでした。
ここからは再びファンセレクションによるコラボが披露。前半のコラボに負けない名曲&名コラボばかりでした。
鈴木このみ
ガーネット(時をかける少女 主題歌)
春奈るな
秘密基地(交響詩篇エウレカセブン ED)
若さと実力を兼ね備えた二人が、じっくりしっとりと歌ってくれました。
真に優れた歌手はジャンルを問わずどんな歌でも歌える。二人の実力が本物である事を証明する、静かなんだけど熱い気持ちにさせる歌いっぷりでした。
中島愛
MOMENT(ママレードボーイ 挿入歌)
まさかこの歌を聞けるとは。でも確かにOPやEDよりもこの歌の方が印象に残っているなあ。切なくなる愛の場面では必ずこの歌が流れ、話を盛り上げてくれました。
でも今から考えたら、日曜の朝にあんなギリギリな内容のアニメを放映していたとは……。いい意味で大らかな時代でした。
三森すずこ&鈴木このみ
猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」(モーレツ宇宙海賊 OP)
大合唱団を引き連れて、二人がももクロ並に熱唱してくれました。
二人の歌いっぷりに合宿団の人達のテンションも上がったのか、盛り上がる部分では飛び跳ねたりしてました。気持ちは分かるけど落ち着け(笑)。
栗林みな実&南條愛乃
トライアングラー(マクロスF OP)
コラボコーナーの最後を飾るのは、この二人による名曲。三角関係を歌った歌としては、今でもこの歌に勝るものは無いかと。
喜多村英梨
Birth(神さまのいない日曜日 OP)
紋(C3 -シーキューブ- OP)
Happy Girl(パパのいうことを聞きなさい! OP)
紋に合わせて和風の衣装で登場。うーん、セクシーでした。やはり日本の女性には着物が良く似合う。
及川光博
フィアンセになりたい(劇場版 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 ED)
悲しみロケット2号(タイアップ無し)
マントを羽織り、本物の王子様のように登場。しかしまったく違和感が無い。こんな40代なんて他にはいないぞ。そのカッコ良さに会場中から「ミッチー!」コールが起こりました。
歌も素晴らしかったけど、トークも最高でした。ウテナの映画には声優としても参加しているのですが、かなり下手だったと自重していました。そんなにダメダメな演技だったのか。よし、今度見てみよう(おい)。
GRANRODEO
The Other self(黒子のバスケ2期 OP)
偏愛の輪舞曲(カーニヴァル OP)
シャニムニ(タイアップ無し)
modern strange cowboy(NEEDLESS OP)
残るアーティストは二組。どちらが先に来るのかと思っていましたが、こちらが先でした。アニサマでトリを飾ったから、こちらではKOTOKOさんに譲ったのかな?
女性ばかりでなく男性をも熱狂させる熱い歌いっぷりは健在。GRANRODEOは11月23日にスタートしたユニットで、このイベントはちょうどその日に行われるので毎年気合を入れるそうです。来年も熱く激しく歌ってください。
KOTOKO
Light my fire(灼眼のシャナIII -FINAL- 前期OP)
Shooting Star(おねがいティーチャー OP)
My-Les(タイアップ無し)
メドレー
agony(神無月の巫女 ED)
Suppuration-core(神無月の巫女 挿入歌)
Face of Fact(BALDR FORCE OP)
UNFINISHED(アクセル・ワールド 前期ED)
という訳で、一日目の最後を飾ったのはKOTOKOさんでした。
トリに相応しい数の曲を、見事に歌い切ってくれました。でも私は神無月の巫女は見てないんだよなあ。なのでメドレーには少し乗れませんでした。無念。
エンディング(全員)
Don't say "lazy"(けいおん! ED)
最後は全員で有名なアニメミュージックを歌うのが恒例になってますが、まさかこの曲が選ばれるとは。かなり難易度の高い歌なのに。
でもさすがの歌いっぷりでした。及川さんがこの歌を歌うなんて、後にも先にも今回限りでしょう。いいものを見せてくれてありがとうございます。
非常に楽しめたイベントでしたが、終わると同時に凄まじい疲労感が襲ってきました……。私が年を取ったせいもありますが、イベント時間も6時間以上と長いんだもん。
でも体が動ける内は、こういうイベントには参加し続けます。だって凄く楽しいんだもん。アニソン、じゃない、アニメミュージック最高!
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ANIMAX MUSIX 2013 一日目の感想
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