ガンダムビルドファイターズ
ガンプラバトルでは世界屈指の強さを誇るのに、ガンプラを作った事がないレイジとアイラ。怪しすぎるおっさん(笑)に指導され、初めてのガンプラ作りに挑む。ビギニングガンダムとコマンドガンダムとは、なかなかマニアックな機体を選びますね。いや、作るのはそんなに難しくないから初心者向きなのか。このアニメの元祖とも言える機体を主人公が作るって、何だかいいですねえ。
墨入れとつや消しはガンプラ作りの基本中の基本だけど、これをするだけで完成度が段違いになるのはその通り。そしてもっと良く仕上げたくて、どんどん深みに嵌っていく。それがガンプラの魔力なのです。私もそのせいで……いや、後悔はしてませんけどね。むしろ感謝してます。このアニメをこんなに楽しんで見られるのもガンプラのおかげだし。
レースでセイ達を妨害したガンプラマフィアのCが、プライドを懸けて襲ってきました。彼が使うヘルジオング ギャラクシーはビーム兵器の塊で手強かったけど、レイジとアイラの夢のタッグで撃破。ビギニングガンダムとコマンドガンダムが組んで戦うなんて、このアニメならではの光景ですなあ。コマンドの装甲パージと、ビギニングの3本ビームサーベルによる止めなどアクションも見応えあり。
レイジとアイラの関係も、かなり進展しましたね。どちらかといえばアイラの片思いだけど。しかしアイラは完全に大食いキャラになりましたね。可愛いし、過酷な過去を背負っているから魅力は下がってない、むしろ増しているけど。セイもイチャイチャしてるし、ガンプラをやるとモテるんですね。フィクションの世界限定だけど(涙)。
怪しいおっさんはセイの父親で、国際ガンプラバトル公式審判員でした。秘密捜査官みたいな仕事もしているみたいで、家に帰って来なかったのはそのせいでしたか。セイ達が決勝まで勝ち進んだら審判をやるのかも。奥さんへの愛は薄れてないようだけど、最終回まですれ違いそう。そういう展開もガンダムアニメのお約束だし。
弱虫ペダル
あと3週以内で一年生は脱落し、このレースは終わると宣言する手嶋。そんな事を言われては黙っていられないと猛追する鳴子ですが、あっさり手嶋に追いつかれる。足を溜めている手嶋は一度抜かれても、すぐに追い付ける。釣られる鳴子も単純すぎるんだけど、手嶋は挑発するのが上手いなあ。自転車レースは足だけでなく口も武器になる、と。
手嶋と青八木は一年の頃に出会ってから、それぞれに足りないものを補って頑張ってきた。インターハイへの熱い思いが、二人を後押ししてきたんですよねえ。この二人のチームワークと執念と信頼関係は半端じゃありません。勝利の為なら影になれる手嶋は本当に強い。チームの主将向きですね。実際なるんだけど(ネタバレするな)。
手嶋の作戦は完璧だった。しかし彼は勝利を確信するのが早すぎた。漫画やアニメでそれは失敗フラグなのに(笑)。まあそう思うのも無理はない。夜間追い越し禁止という特殊ルールまで考えに入れた、綿密な作戦なんだから。しかし、そういう常識が通じないのが天才というもの。絶対に諦めない坂道の心が鳴子と今泉にも火を点けた。オタクだった坂道が、いつの間にか一年生の中心になっています。純粋だからこそどんどん成長していくんですよねえ。怖いくらいです。
坂道が無酸素運動できる時間は40秒。そう見切って坂道を引き離そうとした手嶋ですが、坂道は彼の予測を軽々と上回った。一年を絶望させる筈が絶望させられた手嶋、ここまで彼に苦しめられていたので、一年生のファンが見たらスカッとしたでしょう。でも彼にも背負っているものがあるし、現在の原作では最高にカッコいい役です。私も好きなキャラなので、手嶋を嫌わないでください。さあ、坂道が青八木を捉えるのが先か、今泉が本格的なオタクキャラになるのが先か(笑)。
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1月27日のアニメ感想
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