Quantcast
Channel: 決闘王F.Kのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2443

4月28日のアニメ感想

$
0
0

弱虫ペダル
 トップを走る東堂ですが、その顔にいつもの明るさは無い。女の子の声援にも応えず、ただ黙々と山を登り続けるその姿は見てて痛々しくなります。この時の東堂はチームの為に山岳リザルトを取るという目的、使命感だけで走っていました。そんな精彩を欠いた走りでは、いずれ抜かれていたでしょう。館林君は惜しかったね、色々な意味で。
 しかし東堂の心に火を点ける男が登って来た。勝負の約束を果たせると知った時の東堂の表情、まるで待ち望んでいた恋人が来てくれたような嬉しさですね(変な意味はありません)。東堂の「巻ちゃん、オレはたった今、絶好調になった!!」はこの作品屈指の名台詞ですが、それはここまでの盛り上がる展開があってこそ。素晴らしい演出を与えてくれた作者と山の神に感謝。
 東堂と巻島、待望の一騎打ち。この作品のアニメ化が決まって以来、ずっとこの勝負が見られるのを楽しみにしていましたが、その期待に応える出来栄えでした。動きと声優の演技がついたおかげで漫画より迫力がアップしているのはもちろん、BGMや観客たちの声援などさりげない部分でも手を抜かず、二人の激突を盛り上げてくれた。この作品は良いスタッフに恵まれました。勝負が終わった後の巻島と東堂の疲れっぷりは、そのままスタッフにも当てはまるかも。
 スプリントは総北が、山岳は箱学が取り、これで勝負は一勝一敗。いや、違います。互いにリザルトを競い合ってきたのは、最後の栄冠を手に入れる為。いよいよ一日目もクライマックス、ゴールを目指す争いに突入です、総北も箱学もエースが前に出ましたが、この時を狙っていた男がいる事もお忘れなく。人間の擬音を出さないあの男が、いよいよ来る……!
 ED後のミニコーナー、東堂は巻島の事が本当に好きなんだなあ(笑)。歯医者はそっとしておくべきという気遣いも出来ないくらいの好きっぷり、参りました。そしてあれ? 女性陣の水着の色が変わってる。もしかして毎回変わるのかな? 疲れているのにネタを入れる事を怠らないスタッフに拍手。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2443

Trending Articles