5月24日のアニメ感想

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000％
　ST☆RISHと春歌とセシル、そして彼らの担当四人を加えたレギュラーキャラ全員で緑豊かな保養所に来ました。トキヤ達は休日を楽しんでいますが、春歌は新曲作りに苦労しています。トキヤ達の手料理は何よりのプレゼントでしょう。本当に美味しそうで、男の手料理でも食べてみたい。
　春歌のおかげで猫になる呪いから解き放たれたセシルは、春歌に感謝しており彼女の力になりたいと強く願っている。しかし春歌への思いが募る一方で、もっとたくさんの人の笑顔が見たいと願うようになった。春歌一筋のマイペースキャラだったセシルですが、ようやくアイドルへの夢を抱きましたか。嬉しいような寂しいような複雑な気分。
　セシルがアイドルを目指す事は、ST☆RISHの面々も大歓迎。満天の星空の元でセシルは天より自分の歌の詩を与えられ、春歌はみんなと星空を眺めつつ励まされる。春歌もセシルも、本当にいい仲間に恵まれました。音楽が人と神を繋いだように、人と人も音楽で繋がっている。うーん、ロマンチック。
　夜空の橋でセシルのソロライブから、みんな集まって大合唱。歌が作った友情、素晴らしいですね。傍から見たら怪奇現象っぽかったみたいだけど（笑）。新曲に足りなかったのがセシルの声だったと分かり、セシルもST☆RISHの一員に。春歌の願いじゃ誰も断れないし異論も挟みませんよね。春歌が好きだというST☆RISHの第一条件は見事にクリアしてるし（笑）。
　しかしセシルの元に届いた国王からの手紙が、彼の決意に水を差す。そうだった、セシルは王子様だった。父王はセシルに王位を譲ってくれるそうですが、今のセシルには王位よりも歌の方が大事。しかし簡単に断れる内容でもない。さて、セシルはどんな決断をするのか?

とある科学の超電磁砲S
　学園都市の闇に挑む美少女テロリスト、御坂美琴。通信回線を利用して、たった一人で七割のデータを潰すとは凄いですね。黒子や初春に頼ればもっと楽に戦えるのに、巻き込みたくないから友達には頼れない。今度の相手は学園都市そのものと言ってもいいですからねえ。美琴が気を使うのも分かります。
　しかしいつも美琴を見ている黒子から見れば、今の美琴は不審すぎる。そりゃあ心配になって調べられますよ。それでも美琴を問い詰めず、ただ只管に美琴の力になりたいと願う。健気だなあ、黒子。友情を越えた危険レベルな愛情だけど、黒子ならOKです。でも美琴の恋人は当麻ですけどね（笑）。
　学園都市を去る友達に幸運のマネーカードを送りたいと願う子に、自分の姿を重ねる黒子。美琴以外にはツンデレなんですよね。初春の顔、よく伸びるなあ。マネーカードを匂いで探そうとする佐天さん、もし見つけられたら立派な超能力ですよ。佐天さんなら覚醒しそうだけど。マネーカード限定だけどレベル2、いや3ぐらいの能力に目覚めそう。欲望は人を強くする……!
　幸運のアイテムはマネーカードだけじゃない。四つ葉のクローバーが探せる季節で良かったですね。黒子が美琴を心配しているように、佐天さんや初春も黒子を心配している。春うららの光景で結ばれる友情、いいですねえ。美琴を信じて待つ事を決めた黒子、それは美琴と一緒に戦うよりも辛い筈。本当に健気だなあ。
　美琴のテロ活動は順調に進み、残るデータは二箇所。しかしこのまま終わっては当麻の出番が無いので、次回で美琴は更なる絶望の底に叩き落されるのでしょう。学園都市第三位の美琴を止める為に用意される刺客とは?

ちはやふる2
　名勝負が繰り広げられた団体戦は、瑞沢の初優勝で幕を閉じました。北央も三位に入賞し、東京代表としての面目は保ちましたね。しかし瑞沢の奇跡の優勝の代償は、あまりにも大きなものだった。医者でさえちょっと分からない程のおかしな骨折って、実に千早らしい（苦笑）。いや笑っている場合じゃないか。包帯を巻いた指、本当に痛そうだなあ。
　太一の隣で寝つつ、これまでの戦いを思い返す千早。はいそこ、尺稼ぎだとか総集編っぽいなあとか言わない。新が東京の大学に入る事に焦る太一ですが、彼も千早にとっては大切な人なんですよね。千早と太一の温度差はまだまだ大きいけど、この二人には幸せになってほしいのです。
　団体戦も面白かったけど、競技かるたを良く知る人にとっては個人戦こそが本番であり、選手達の気合も違う。仲間に頼る事が出来ない個人戦は、文字通り個人の強さが試される。そして自分が負けたらそこで終わり。孤独で、だからこそ選手個人の力が最も試される場でもある。本当に厳しい競技です。
　この厳しい競技にハンデを背負って挑まなければいけない、しかも相手は肉まん君でも勝てなかった子。まともに戦ってようやく勝てるであろう相手に対して、利き腕が使えないのは大きすぎるハンデです。左手も使えるように普段からトレーニングしておけば……。0コンマ1秒の差で決まってしまう競技かるたで、利き腕が使えないというのは大きなハンデです。ああ、千早に仙豆とかあげたい。