ソードアート・オンラインII
ユウキのパーティー、スリーピングナイツの面々が登場。彼らはとあるネトゲで知り合い、意気投合してずっとパーティーを組んできましたが、プライベートで忙しくなる春までに解散するそうです。それまでに自分達だけでボスを攻略してゲームの中で名を残しておきたい。SAOを経験したアスナにとって、ゲームとは安全に攻略すべきもの。ユウキ達だけでの攻略は無謀だけど、だからこそアスナにSAOと今のゲームの違いを知らせてくれた。アスナの場合、生死を賭けて戦っていた戦場から安全なゲームに移ったようなものなので、自分でも気付かない内に安全第一という考え方になっていたのでしょう。間違ってはいないけど、ゲームを本当に楽しんでいるとは言えません。現実より無謀な事が出来るのはゲームの中だけなのだから。
しかしそんなゲームの魅力を、アスナの母は全く理解しようとしない。彼女の気持ちも分かるんですけどね。娘は2年間も地獄を見たのに、懲りずにそれと同じようなゲームをやっている。親としては一言言いたくもなるでしょう。強制的に電源を切るのはやり過ぎだし、ネットゲームでの人間関係を軽く考えていますが。架空の世界でもプレイヤーが人間である以上、挨拶とかマナーとか守らなきゃいけない事はあるんですよ。
母の無理解ぶりに怒りたくても、母に頭が上がらないアスナは怒る事が出来ない。限られた時間の中で難題に挑む事になり、少し焦っています。ボス攻略を目的とするギルドの動きを察知し、急いで再攻略に向かったのは良い判断だったけど、相手が邪魔するのは計算外だったか。あちらからすれば当然の行動なんだけど。ボスの情報を集め終わった以上、他のパーティーに機会を与える必要は全くありませんからね。人の悪意(という程のものではないけど)を見抜けないところは、アスナもまだまだ子供ですね。
迷うアスナをユウキが導く。彼女はどんな事態になっても全く迷わず、愚直なまでに突き進む。それはアスナが持っていない、人と戦う事を恐れない心。誰かとぶつかれば傷付けるだろうし、自分も傷付くかもしれない。それでもぶつからなければ分からない、伝わらない事もある。ユウキから勇気を貰った(シャレじゃありません)アスナは現実世界で母と戦うのでしょう。この親子が初めて本音で語り合う時、それは親子喧嘩のゴングが鳴る時か。殴り合いにはならないだろうけど、互いの心を削り合う壮絶な戦いになりそう。
マザーズ・ロザリオ編はアスナが主役の話なのでキリトはもう出番が無いかと思っていたけど、ここで来ましたか。カッコ良すぎだろ。完全無欠のヒーローになっているキリトですが、ユウキは彼を仲間にしなかった。ユウキの秘密に気付いたからだそうだけど、果たして彼女の秘密とは? スリーピングナイツ全体から漂う虚ろさと関係があるのかな?
Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
柳洞寺で繰り広げられるサーヴァントの超絶的な戦い。まずはアーチャーvsキャスター。普通に戦えば遠距離攻撃が出来る上に魔力抵抗力も高いアーチャーの方が有利なのですが、人間の精気を大量に溜め込んだ上に柳洞寺を「陣地」として自分に有利な場所にしているキャスターの魔術は半端じゃない。アーチャーの言うとおり、魔法と言ってもいいレベルです。空から集中砲火するシーンは某フリーダム並の火力でした。それでもアーチャーは負けないし、キャスターも傷付いても回復できる。士郎は怒ったけど、双方話し合っての痛み分けは妥当な結果でしょう。
もう一方の戦い、セイバーvsアサシンは剣豪同士の決闘になっていました。作中でも言われた通りアサシンはキャスターがルールを破って召喚したので、本来のアサシンではない(本来であればアサシンは全て「ハサン」という中東の暗殺者一族の中から召喚されます)。しかしその実力はとんでもなく、純粋な剣技ではセイバーをも上回っている。鍛錬だけで魔術の域に達した燕返しは、魔術師が見たら引っ繰り返るでしょうね。セイバーの未来予知を交えての三連同時攻撃は迫力があり、素晴らしい演出でした。
士郎とアーチャーの対立関係も本格的なものになってきました。キャスターやセイバーから似た者同士と言われている2人、原作ゲームをやっていない人もそろそろこの2人の関係に気付いたでしょうね。まあ私は最後の最後まで全く気付きませんでしたが(笑)。聖杯戦争のルールを破っているキャスターを怒っていたアーチャーですが、彼もかなり掟破りな存在なんですよねえ。つーか今回の聖杯戦争はそんなサーヴァントばかりで、影が言峰が頭を抱えていそう。いや、あのエセ神父はこういうカオスな状況をむしろ喜ぶ奴だ。監視役からしてルールから外れている第五次聖杯戦争は、まだ始まったばかりです。
アーチャーに背後から斬られながらも、アーチャーを憎まない士郎。セイバーは感心していましたが、普通の人間ならアーチャーに怒るか、自分を殺そうとした相手を恐れるでしょう。士郎の心の壊れっぷりが、さり気なく表れています。
前回一旦溜めただけあって、今回のバトルシーンはいずれも秀逸な出来でした。作画そのものも素晴らしいけど、カメラワークというか戦いの見せ方が上手くて速いので、見ている人を退屈させない。これって誰でも出来ることじゃないですよ。好きな作品が優れたスタッフによってアニメ化され、それを毎週見れる幸福に感謝。
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
妹シルヴィアの事で悩むアンジュを余所に、アルゼナル基地では一年に一度の休息「フェスタ」が行われました。フェスタではみんな水着でいるのが伝統だそうで、胸に自身が無いサリアにとっては厳しいお祭りなようです(笑)。彼女イジメとしか思えない競技もあったし。
ちなみにクリエイティブプロデューサーである福田さんは「たくさん裸を出しているのに水着回なんてやっても意味ないんじゃ?」と考えていたそうです。分かってない、分かってないよ福田さん。水着回の伝統を語って押し通した脚本家の樋口達人さんに感謝と拍手を捧げます(今回の脚本は樋口さんじゃないけど)。
慰問団と一緒に、基地を管理しているローゼンブルム王国のミスティ王女が来ました。アンジュの旧友で(第1話で対戦相手として登場しています)、アンジュがノーマであるかどうか確かめたくて彼女に会いに来たのですが、アンジュは会う事を拒む。落ちぶれた自分を見せたくないのか。でも、ペロリーナの演技は見事でした。咄嗟に子供を助けた時や予告までペロリーナっぽく喋るとは、なかなかのプロ根性だペロ(笑)。
賞金100万キャッシュを賭けた大運動会で会場が盛り上がる中、アンジュはミスティと会いました。しかしそれは友情を結ぶ為ではなく、基地から脱走する為でした。シルヴィアを歩けなくしたのはアンジュで、その事もあってアンジュはシルヴィアを助けたい。時を同じくしてヒルダも脱走を企んでいました。ヒルダと仲良くなりたくて優勝したクリスの思いは、見事なまでに裏切られましたね。ヒルダの脱走を知った彼女の反応が怖い。普段静かな人ほど怒ると怖いからなあ……。
利害の一致を見たアンジュとヒルダは、モモカと一緒に輸送機で脱走を企みます。今までの事もありアンジュはヒルダを置き去りにしようとしましたが、モモカがためらった事もあり失敗しました。何が何でも母親の元に帰ろうとするヒルダの姿に自分を重ねたのか。行き先が違うので別れましたが、予告を見るとヒルダの帰郷も波乱が起きるみたいで、アンジュとはすぐに再会する事になりそう。その時のヒルダはアンジュの敵か味方か?
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ユウキのパーティー、スリーピングナイツの面々が登場。彼らはとあるネトゲで知り合い、意気投合してずっとパーティーを組んできましたが、プライベートで忙しくなる春までに解散するそうです。それまでに自分達だけでボスを攻略してゲームの中で名を残しておきたい。SAOを経験したアスナにとって、ゲームとは安全に攻略すべきもの。ユウキ達だけでの攻略は無謀だけど、だからこそアスナにSAOと今のゲームの違いを知らせてくれた。アスナの場合、生死を賭けて戦っていた戦場から安全なゲームに移ったようなものなので、自分でも気付かない内に安全第一という考え方になっていたのでしょう。間違ってはいないけど、ゲームを本当に楽しんでいるとは言えません。現実より無謀な事が出来るのはゲームの中だけなのだから。
しかしそんなゲームの魅力を、アスナの母は全く理解しようとしない。彼女の気持ちも分かるんですけどね。娘は2年間も地獄を見たのに、懲りずにそれと同じようなゲームをやっている。親としては一言言いたくもなるでしょう。強制的に電源を切るのはやり過ぎだし、ネットゲームでの人間関係を軽く考えていますが。架空の世界でもプレイヤーが人間である以上、挨拶とかマナーとか守らなきゃいけない事はあるんですよ。
母の無理解ぶりに怒りたくても、母に頭が上がらないアスナは怒る事が出来ない。限られた時間の中で難題に挑む事になり、少し焦っています。ボス攻略を目的とするギルドの動きを察知し、急いで再攻略に向かったのは良い判断だったけど、相手が邪魔するのは計算外だったか。あちらからすれば当然の行動なんだけど。ボスの情報を集め終わった以上、他のパーティーに機会を与える必要は全くありませんからね。人の悪意(という程のものではないけど)を見抜けないところは、アスナもまだまだ子供ですね。
迷うアスナをユウキが導く。彼女はどんな事態になっても全く迷わず、愚直なまでに突き進む。それはアスナが持っていない、人と戦う事を恐れない心。誰かとぶつかれば傷付けるだろうし、自分も傷付くかもしれない。それでもぶつからなければ分からない、伝わらない事もある。ユウキから勇気を貰った(シャレじゃありません)アスナは現実世界で母と戦うのでしょう。この親子が初めて本音で語り合う時、それは親子喧嘩のゴングが鳴る時か。殴り合いにはならないだろうけど、互いの心を削り合う壮絶な戦いになりそう。
マザーズ・ロザリオ編はアスナが主役の話なのでキリトはもう出番が無いかと思っていたけど、ここで来ましたか。カッコ良すぎだろ。完全無欠のヒーローになっているキリトですが、ユウキは彼を仲間にしなかった。ユウキの秘密に気付いたからだそうだけど、果たして彼女の秘密とは? スリーピングナイツ全体から漂う虚ろさと関係があるのかな?
Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
柳洞寺で繰り広げられるサーヴァントの超絶的な戦い。まずはアーチャーvsキャスター。普通に戦えば遠距離攻撃が出来る上に魔力抵抗力も高いアーチャーの方が有利なのですが、人間の精気を大量に溜め込んだ上に柳洞寺を「陣地」として自分に有利な場所にしているキャスターの魔術は半端じゃない。アーチャーの言うとおり、魔法と言ってもいいレベルです。空から集中砲火するシーンは某フリーダム並の火力でした。それでもアーチャーは負けないし、キャスターも傷付いても回復できる。士郎は怒ったけど、双方話し合っての痛み分けは妥当な結果でしょう。
もう一方の戦い、セイバーvsアサシンは剣豪同士の決闘になっていました。作中でも言われた通りアサシンはキャスターがルールを破って召喚したので、本来のアサシンではない(本来であればアサシンは全て「ハサン」という中東の暗殺者一族の中から召喚されます)。しかしその実力はとんでもなく、純粋な剣技ではセイバーをも上回っている。鍛錬だけで魔術の域に達した燕返しは、魔術師が見たら引っ繰り返るでしょうね。セイバーの未来予知を交えての三連同時攻撃は迫力があり、素晴らしい演出でした。
士郎とアーチャーの対立関係も本格的なものになってきました。キャスターやセイバーから似た者同士と言われている2人、原作ゲームをやっていない人もそろそろこの2人の関係に気付いたでしょうね。まあ私は最後の最後まで全く気付きませんでしたが(笑)。聖杯戦争のルールを破っているキャスターを怒っていたアーチャーですが、彼もかなり掟破りな存在なんですよねえ。つーか今回の聖杯戦争はそんなサーヴァントばかりで、影が言峰が頭を抱えていそう。いや、あのエセ神父はこういうカオスな状況をむしろ喜ぶ奴だ。監視役からしてルールから外れている第五次聖杯戦争は、まだ始まったばかりです。
アーチャーに背後から斬られながらも、アーチャーを憎まない士郎。セイバーは感心していましたが、普通の人間ならアーチャーに怒るか、自分を殺そうとした相手を恐れるでしょう。士郎の心の壊れっぷりが、さり気なく表れています。
前回一旦溜めただけあって、今回のバトルシーンはいずれも秀逸な出来でした。作画そのものも素晴らしいけど、カメラワークというか戦いの見せ方が上手くて速いので、見ている人を退屈させない。これって誰でも出来ることじゃないですよ。好きな作品が優れたスタッフによってアニメ化され、それを毎週見れる幸福に感謝。
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
妹シルヴィアの事で悩むアンジュを余所に、アルゼナル基地では一年に一度の休息「フェスタ」が行われました。フェスタではみんな水着でいるのが伝統だそうで、胸に自身が無いサリアにとっては厳しいお祭りなようです(笑)。彼女イジメとしか思えない競技もあったし。
ちなみにクリエイティブプロデューサーである福田さんは「たくさん裸を出しているのに水着回なんてやっても意味ないんじゃ?」と考えていたそうです。分かってない、分かってないよ福田さん。水着回の伝統を語って押し通した脚本家の樋口達人さんに感謝と拍手を捧げます(今回の脚本は樋口さんじゃないけど)。
慰問団と一緒に、基地を管理しているローゼンブルム王国のミスティ王女が来ました。アンジュの旧友で(第1話で対戦相手として登場しています)、アンジュがノーマであるかどうか確かめたくて彼女に会いに来たのですが、アンジュは会う事を拒む。落ちぶれた自分を見せたくないのか。でも、ペロリーナの演技は見事でした。咄嗟に子供を助けた時や予告までペロリーナっぽく喋るとは、なかなかのプロ根性だペロ(笑)。
賞金100万キャッシュを賭けた大運動会で会場が盛り上がる中、アンジュはミスティと会いました。しかしそれは友情を結ぶ為ではなく、基地から脱走する為でした。シルヴィアを歩けなくしたのはアンジュで、その事もあってアンジュはシルヴィアを助けたい。時を同じくしてヒルダも脱走を企んでいました。ヒルダと仲良くなりたくて優勝したクリスの思いは、見事なまでに裏切られましたね。ヒルダの脱走を知った彼女の反応が怖い。普段静かな人ほど怒ると怖いからなあ……。
利害の一致を見たアンジュとヒルダは、モモカと一緒に輸送機で脱走を企みます。今までの事もありアンジュはヒルダを置き去りにしようとしましたが、モモカがためらった事もあり失敗しました。何が何でも母親の元に帰ろうとするヒルダの姿に自分を重ねたのか。行き先が違うので別れましたが、予告を見るとヒルダの帰郷も波乱が起きるみたいで、アンジュとはすぐに再会する事になりそう。その時のヒルダはアンジュの敵か味方か?

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