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11月25日のアニメ感想

新ウルトラマン列伝
 ウルトラマンギンガS第12話「君に会うために」を放映。
 前シリーズのレギュラーだった千草、アイドルになる夢を叶えた彼女が降星町でミニライブを行う事になりました。ゴウキも彼女の大ファンだそうで、オタ芸を披露する熱心なファンも獲得しています。フィクションの世界とはいえ、頑張った人が夢を叶えた姿には少し感動。
 しかしファンのリーダー格である丹波という男(なぜか「快傑ズバット」の早川健っぽいスタイルをしてます)、正体は何とメトロン星人ジェイスだった。人間の理性を消すサイリウムを作ったのですが、アイドルに夢中になっている人は既に理性が無いようなものなのでまったく効果が無く、気が付けば自分が千草の歌に夢中になっていた。ご先祖様と同じく煙草を使った方が良かったかも。人類としてはありがたいんですけどね。
 改心したジェイスはボルストに捕まった千草を助けますが、裏切りに怒るボルストは巨大魚怪獣ゾアムルチにモンスライブして攻撃してきた。巨大化したジェイス、ギンガ、ビクトリーと三対イチになりますが、三人を圧倒しています。怒りでパワーアップしているのでしょうか? メトロン星人とムルチは「ウルトラマンA」で共演した縁がありますが、ドラゴリーにあっさり殺されたあの時のムルチとは違います。ドラゴリーvsゾアムルチというのも見てみたい。
 ジェノスは理性を消すサイリウムでボルストの理性を消し、ギンガがゾアムルチを撃破。オタ芸とサイリウムが地球を救うとは、なかなかに恐るべし。陣野隊長の粋な計らいでジェノスは今まで通り千草のファンとして過ごせる事に。メトロン星人の姿になっても、みんな理性を無くしているから受け入れてます。これはライブに行った経験がある人なら納得のオチ。もしライブの最中に隣の人がメトロン星人になったら、私でもスルーします。隣の人より目の前のアイドルの方が大事ですから。それがファンというものです(笑)。
 今回は独特な演出が目立ちました。ビルの窓に写ったビクトリーvsインペライザー戦、夕日の街で繰り広げられた長回しによるゾアムルチ戦など。特にゾアムルチ戦はおよそ2分以上もノーカットでバトルしています。中の人達は大変だったろうなあ。予算は厳しくてもスタッフの熱意が、いい作品を作っています。

暁のヨナ
 何気に完璧超人なユン。頭は良い、記憶力抜群、料理も洗濯も服の仕立ても医術も出来るし、なかなかの美形。ツンデレっぽい性格も、これはこれで良しとしましょう。こんな山奥にとんでもない人材が眠っていたものです。ヨナが女王になったら、優秀な宰相になれるでしょうね。
 イクスはヨナにユンを旅に連れて行ってくれと頼みますが、ユンはイクスの側から離れようとしない。いや、離れたくない様子。男が男に壁ドンしても、どちらもあまり嬉しくないだろうなあ(笑)。それにヨナの言うとおり、ユン本人が旅に行くという意志を示さなければ意味がありません。ヨナの旅は単なる観光旅行じゃないんだし。
 ユンがイクスと出会ったのは七年前。火の部族の貧しい村に生まれたユンは飢えのあまり、旅をしていたイクスを襲った。しかしユンの心は捻くれてはおらず、その優しさがイクスの心を打った。そしてユンもイクスに心を開き、イクスと再び出会う日を夢見てワラジを売り歩く。イクスと出会わなかったら、ユンはどうなっていたのかな。あのまま餓死したか、悪の道に落ちたか。どちらにしてもイクスは未来ある少年の命と心を救った。それだけでも彼は立派な神官です。
 都に行かなくても、本を読めなくてもイクスの側にいたい。その思いがユンをイクスの元に留めていた。しかし本当はユンも分かっていた。イクスが自分の夢の為に自分を突き放そうとしている事を。別れが寂しくても、ユンに広い世界を知ってもらう為にイクスはユンを旅立たせる。兄弟、いや親子みたいな関係の2人だな。世界が平和になったら再会してほしい。
 ユンを加えたヨナとハク、四龍の戦士を探す旅が始まりました。ここからがこの物語の本当のスタートですね。しっかり者のユンは一行を支える重要な役になるでしょう。その強さが既に完成されているハクとは違い、成長するタイプのキャラとしても活躍しそうで期待しています。

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