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04・05号の感想

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2014年最後のジャンプ感想。毎年この時期になると、少し寂しくなります。今年も色々な漫画が連載され、打ち切られたり生き残ったりしたなあ。来年はどんな漫画に出会えるのか、早くも楽しみ。

綴じ込み付録として、下敷きとしても使えるクリアカレンダーと特製お守りシールが。お守りシールに使われている四字熟語は、各作品を見事に表していますね。シールに使われている14作品は来年も地位安泰かな?

年末年始のジャンプ+は特別企画ラッシュ。集英社、本気を出していますね。

「ONE PIECE」のアニメ化15周年を記念して、47都道府県に合わせたキャラクターCDが発売されます。我が故郷の愛知県は錦えもん&モモの助、今住んでいる東京はエネルか。うーん、微妙(笑)。

ONE PIECE ★★★★
 ポスター巻頭カラーで、第5回人気投票の結果発表。ローとサボの躍進は予想通りだけど、バルトロメオも伸びたなあ。ブルック、メインキャラなのに……(涙)。キャベンディッシュはもう少し伸びるかと思ったけど、そう言えば本編ではまだそんなに活躍していないか。このタイミングの悪さも彼らしいと言えばらしいんだけど。
 エリザベローの助太刀を断ったゾロ。一対一の勝負に拘っているだけではなく、ピーカが何か企んでいると読んだのか。普通に手強いピーカですが、この上何を狙っているのか。ちっょと不気味です。
 チンジャオvsラオGの老人対決と、サイvsベビー5の愛?の戦いが同時進行されています。年を取る程に強くなる地翁拳は、漫画としては面白いアイデアですね。体得したいキャラがたくさんいそう。本当に寿命で決着してたら、漫画の歴史に残る展開だったでしょうね。
 幼い頃に口減らしで捨てられ、母親からも「必要のない人間」とされたベビー5は、人に必要とされる事を強く望んでいる。その為なら命を投げ出す事も厭わない。ブキブキの能力に加えてこんなに便利で扱いやすい性格をしていれば、ドフラミンゴから重宝されているのも分かります。どんなに酷い仕打ちをしても「お前が必要なんだ」と一言言えば、自分に従ってくれるのだから。
 しかしこんな形で勝っても、サイは嬉しくない。男の意地と自分の粗末にしているベビー5への怒りが、彼を八宝水軍の真の頭領に目覚めさせました。チンジャオを倒したラオGを撃破し、ベビー5も嫁に貰うという完勝ぶり。ドレスローザ編で一番得をしたキャラかも。
 これで残る敵幹部は、あと7人。この勢いでガンガン倒しまくって、早くルフィとドフラミンゴとの最終決戦を見せてください。上手く行けば春までには決着つくかな?

暗殺教室 ★★★
 A組とE組、理事長と殺せんせーの教育者としてのプライドを賭けた期末テストが始まりましたが、テストの内容は中学生レベルを超えていました。モンスター化した問題のデザインも、以前のテストのものより強大なものになっています。松井先生がノリノリで描いているのが分かるくらいに。
 これはもうテストではなく、戦闘に近い。ならば色々考えて自滅するより、喧嘩するみたいに真正面から挑む場合が良い時もある。寺坂の意外な頑張りには驚きましたが、これは彼の長所を見抜いた殺せんせーの勝ちですね。
 寺坂の泥臭いやり方だけがE組の武器じゃない。慢心を捨てたカルマがみんなの先生役として先頭に立ち、これまた成長した浅野君と張り合う。この2人のテスト対決も今回がファイナル。少し寂しい気もしますが、両者ともに悔いの無い結果を残してほしいものです。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 実戦を経験をした上に生き残ったA組は、大会が始まる前から注目されています。観客からは活躍を期待されており、他のクラスからは敵視されたり嫌われていたりと複雑な立場にありますが、そんなの関係ねえと言わんばかりの爆豪の選手宣誓には妙にスカッとしました。ケンカを売っているような宣誓でしたが他人を見下しているのではなく、自分を追い込む為だというのがいいですね。やっぱり成長してるわ、彼。
 予選でもある第一種目は、何でもありの障害物競争。コースさえ守れば何をしてもいいので、スタートから早くも大混戦。前回で出久にライバル宣言をした轟君、お父さんが見ているからか張り切ってるなあ。でも、あまりに卑怯な事ばかりしているとお父さんから叱られそう。ルール無用に近い競技とはいえ、程々にしておいた方が……。
 入試の時に出久を苦しめたあの強敵ロボットが、今度は大群で登場。昔の出久なら心が折れていたかもしれませんが、成長しているのは爆豪だけじゃない。オールマイトの期待に応える為にも、こんな所でモタモタしてちゃダメですよね。伝説のヒーローの後継者として、思いっ切りアピールしれる事を期待します。

火ノ丸相撲 ★★★★★
 センターカラー&大増32ページ。今年の新連載の中でも最大級のヒット作が、年末も熱い戦いを見せてくれました。川田先生、張り切ってるなあ。
 圧倒的な、そして残酷なまでの草介との体格差。しかしそんな事は土俵に上る前から分かっている。血が流れてもまったく怯まず、真正面から横綱相撲を挑む火ノ丸は大した男です。馬鹿とも思える程に真っ直ぐだけど、だからこそ彼はここまで強くなれたのだから。
 非情に徹し、精神面でも弱点が無くなった草介の完璧なまでの強さに対し、その強さに勝つ為にここに来た!と言い切る火ノ丸。熱い、熱すぎるぜ……! 作中の面々だけでなく、読者にまで息を呑ませ、見入ってしまう程の熱戦を描いてくれた川田先生に感謝。
 お互いの強さを認め合う火ノ丸と草介。もう少しこの熱い戦いを見てみたかったのですが、現実の相撲が短い時間で決着するように、この戦いも次の攻防で終わりそうです。ラスト4ページの連続見開きは、次回の壮絶な決着を予感させてくれます。ああ、早く次回が見たい。合併号でこのラストは酷だぞ(苦笑)。

食戟のソーマ ★★★
 やはり葉山のカルパッチョは只の前菜ではなく、仕掛けを用意していましたか。香りを重視する葉山は大量のスパイスを使ってくるのかと思いましたが、オールスパイスのみでサンマの香りを引き立たせる方法を取り、サンマに和風のかえしを塗ってバーナーで炙る事でサンマの新鮮な風味を更にアップさせる。香りとは単にスパイスを使えばいいというものではない。やっぱり香りに関しては、黒木場より葉山の方が上ですね。正射必中、お見事な料理でした。
 しかし真打ちはまだ残っている。タイムリミットギリギリまで粘って作られた創真の料理は、果たしてどんな物なのか。審査員のリアクションにも期待が高まりますね。特サービスシーンが多くなってきたアリス母には。次回では本当の「おはだけ」を見せてくれ、いやください、お願いします!(こらこら)

学糾法廷 ★★
 「できるかな」の音楽に対するツッコミは、犬神とシンクロしてしまいました。「つくってあそぼ」も終わったのは去年なんだけど、ネタとしては懐かしいなあ。可愛いのようでそうでもないゴロリのデザインは、そんなに嫌いじゃありませんでした。
 盗撮事件の真相は、本当に予想通りでした。魚澄くんの行動は男なら分かる事だったし、犬神が気付かなかった畠山さんの思いもラブコメ漫画好きにはすぐに気付きました。うーむ、謎解き漫画としては謎が簡単すぎるなあ。早くも「小畑先生の絵だけの漫画」になりつつあるけど、ハードな設定もあるみたいなので何とか盛り返してほしい。せめて伏線は全て解決してくださいね。

ワールドトリガー ★★★
 地形を選べるという強力なアドバンテージを得た玉狛第二が選んだ地形は、狙撃手が断然有利な地形でした。荒船隊にとっては最高の、諏訪隊にとっては最悪の、そして千佳というリーサルウェポンを抱えている玉狛第二にとっては高台を取れば有利になるけど取れなければ非常に不利という、荒船隊にとっては最高の条件になりました。荒船隊はこの時点でもう少し警戒すべきでしたね。敵が自滅するような行動をする時こそ最も危険なのは、ジャンプのバトル漫画の法則です。
 3チームによる総当り戦という状況を活かして、諏訪隊を利用して荒船隊の位置を掴む。なるほど、これは上手い作戦です。修が防御を、千佳が狙撃を、遊真が近接戦を担当するというチーム内での連携も上手く行っています。このまま諏訪隊が荒船隊を攻撃してくれれば、遊真の戦闘力の高さから見ても玉狛第二の勝利は決まりでしょう。しかし戦いは作戦通りに行くとは限らない。予想外のアクシデントが起きて、玉狛第二が追い込まれる展開になるかも。勝利を確信したりせず、確実に敵チームを仕留めましょう。

ハイキュー!! ★★★★
 センターカラー。去年に続いて春高バレーのポスターの絵を描かせてもらったり、TVアニメの続編も決まったりと来年もこの漫画の勢いは止まらないみたいですね。よっしゃよっしゃ。
 スパイク並の威力を誇る及川のサーブは、1人や2人では対応し切れない。烏野は3人でサーブレシーブして対応しましたが、青城の勢いはサーブを防がれても止まらず、第2セットを取られてしまいました。うーむ、やっぱりこうなってしまいましたか。サーブの打ち合いでは青城の方が上ですね。しかしメゲルな山口、君はまだまだこれからの選手なのだから。田中の前向きな励ましが、実に心地良い。彼は指導者に向いているかも。
 青城と烏野の試合は、いつもフルセットにまで縺れ込む熱戦ばかりだった。この試合でどちらが勝利しても、世代が移り変わっても、この2チームはそういう宿命にあるのでしょうね。未来の対戦も楽しみだけど、今はこの試合に集中しましょう。全てが決する第3セット、泣いても笑ってもこれが最後。さあ、勝つのはどっちだ?

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 一昨年も去年も騒がしいクリスマスを過ごしてしまった斉木。今年こそは静かな聖夜にすべく家から逃げ出しましたが、残念ながらそうはいきません。彼ほどの超能力者でも、ギャグ漫画の主人公の宿命からは逃れられないのです。超能力者より作者の方が強いのだから(笑)。
 クリスマスのバイトで2円しか貰えなかった高橋の悲劇から始まった人間関係の連鎖は、結局斉木のところに行き着くのです。照橋さんだけでなく、燃堂も海藤も斉木の事が大好きなんだなあ。これは逃げられないわ。斉木にとってはあまり嬉しくないクリスマスだろうけど、お兄さんが来なかっただけでもラッキーだと思おう。ともあれ、メリークリスマス。

E-ROBOT ★★★
 第5話にして、早くもアイのライバルキャラが登場。いや、新キャラが出るタイミングとしては決して遅くはないんだけど、新たなロボットを出してきたのは意外です。出し惜しみをしないのは正しい事だけど。
 男をもときめかせる、人間とは思えないくらいカッコイイ新任教師のアモール。その正体はエロを武器とするアイとは正反対の存在、H-ROBOT(ハンサムロボット)でした。カッコ良さを求める心とエロを愛する心、対立するのは宿命なんだけど、人間はその両方を兼ね備えているんですよねえ。人間の心は複雑怪奇。あと男の乳首は性感帯なので、あまり刺激しないようにしましょう(何その無駄な豆知識)。
 全てにおいてカッコよく見えたアモールでしたが、最終兵器が台無しな場所にあったせいでカッコよく勝てませんでした。これはアモールを作った奴が悪いな。そういえば彼を作ったのは誰なんだろう? 次回で登場するでしょうけど、果たして男か女か。どうか強烈な美少女キャラでありますように。

卓上のアゲハ ★★
 部員数は一応揃えたけど、問題児ツートップを抱えた部の設立は認められませんでした。なかなか厳しいですねえ。リリカが入部する気ゼロだと振舞っているのも原因なんだけど、アゲハに対する好意は割とアップしているんですよね。素直になればいいのに。サービスシーンは割と多いけど、人気は出そうにないキャラになってきたなあ。ヒロインとして大丈夫なのかな? アゲハとのデートに浮かれるところは可愛かったけど。
 強豪校との練習試合に勝てば、部は設立してもらえる。相手を求めて町の卓球場に乗り込んだアゲハ達は、道場破りと称して大暴れ。無双状態のアゲハと武虎の前に、県内トップクラスの強豪校・海燕学園の選手が登場。流れるような無駄の無い展開ですが、ご都合主義っぽくも見えます。この流れに読者が乗ってくれればいいんだけど、ちょっと厳しいかも。

トリコ ★★★
 猿武の修行に悪戦苦闘しているトリコ達。自分の体ではあるけど、全ての細胞の意思を一つにまとめるなんて意識しても出来るものではありません。
 しかし猿王の本気の怒りが、猿武習得のヒントを与えてくれた。これはなかなか面白い展開でした。作中で言われている通り、ヒントを与えてくれる存在が味方とは限りません。バトル漫画では、むしろ敵の方が強くなるヒントをくれる場合が多い。
 死の恐怖によって全ての細胞が同じリアクションを取り、今までの人生を思い返した。死の直前の走馬灯をこう解釈するとは、島袋先生のアイデアには脱帽させられます。今まで多くの生物を殺していたゼブラが、その死からヒントを掴むというのも彼らしくて良し。まだ入口に立っただけですが、このペースなら猿武を完全に習得できるかも。

銀魂 ★★★★
 センターカラー。先週末のジャンプフェスタでTVアニメの第四期制作が発表されましたが、今回の将軍暗殺篇までやりそうですね。漫画とアニメを同時に最終回にしたら綺麗に終われるんだけど、週刊連載でタイミングを合わせるのは難しそう。いや、このアニメのスタッフと空知先生ならば!(無茶ぶりするな)
 対峙する2人の将軍。喜々には天導衆という強力な味方がいますが、茂々にはそれ以上に心強い仲間がいる。将軍を名乗ってはいますが、茂々は彼らの主君ではない。民の一人一人が己の主君を持ち、侍として自立する事。それこそが茂々の望みであり、彼が目指す新しい国のあり方なのです。維新への道筋を整えつつありますね。最後の将軍になるのは哀れな傀儡か、自分の足で立って歩く1人の男か。
 松陽もあまり人には語れない過去を持っていたようですが、牢の中でも彼は自分の弱さと向き合い、人の自由を尊んでいた。その心は非情な朧にも影響を与えていた。松陽のように最後まで抗い続ける銀時と高杉を見て、朧は自分の宿敵だと感じたのかな。求めるものは違うけど、1人の侍として認めた様子。朧との決着をつける時はそんなに遠くはないでしょうけど、その時は壮絶な戦いになりそう。
 誰かが死ぬのではないかと思われた血まみれの戦いでしたが、レギュラー陣は全員生き残りました。茂々の立場は微妙なものになりましたが、今はこの生還を喜びましょう。結局、出番が無かったヅラの事を案じながら。

ニセコイ ★★★★
 気になる男の子の部屋に行き、2人で一緒に寝る。男子から見たらウハウハラッキーなイベントだけど、普段の千棘からは考えられないくらい大胆な行動ですね。旅は人の気持ちを開放するというけど、恋する女子の気持ちは更に倍!になるようです。一条が羨ましすぎるぞコンチクショー。
 千棘の雷嫌いは変わっていませんが、一条が側にいると安らいで寝られました。寝顔を見られて動揺しまくる千棘が可愛いなあ。2人きりの旅だったのに関係が全く進展しなかった小野寺さんとは天地の差です。やはり彼女こそがメインヒロインなのか。
 2日目は京都修学旅行の定番、映画村へ。私も行きましたけど、時代劇が廃れた今は逆に貴重な名所なんでしょうね。そして武士に扮した鶫による殺陣ショーに遭遇。なるほど、ヒロイン達それぞれに個別イベントを用意しているのか。マリーと羽先生にも出番がありそうですね。取り敢えず次回の鶫のエピソードに期待。愛人ルートを更に進めるのは間違いないだろうけど(笑)。

こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★★
 日本一大きなクリスマスツリーを建てた春。本当に大阪の人って、日本一に拘りますよねえ。負けん気が強いというか、バイタリティに溢れているというか。その内通天閣を増築して、スカイツリーをも凌ぐ高さにしてもおかしいとは思いません。
 今回の春は両津といいコンビプレイをしており、2人でいなくなったオウムを探し出しました。うん、こういう話なら春の事は嫌いになりません。今後もこういう路線で行ってほしい。
 前回ネタにしたマルチコプターを使ったのは、ちょっと嬉しい。オウムに込められたお祖母ちゃんのメッセージは、なかなか心を打たれました。大切な人を失った悲しみは、何年経っても癒えるものではありません。事故や病気による死ではなく、戦死にしたのは秋本先生の平和へのメッセージなのかな? 戦争はフィクションの世界だけで充分です。

オレが主役だ! 年忘れギャグ大乱闘!!
 年末の恒例になりつつあるギャグ祭り、今回は3つの企画で楽しませてくれました。
 最初のギャグは「食戟のソーマ」と「磯部磯兵衛物語」のガチンコ描き合い対決。仲間先生が「ソーマ」を、佐伯先生が「磯兵衛」を描くという、誰が得するんだこんなのと叫びたくなる企画です(笑)。この企画は思い付いた時点で勝ち決定ですね。2人の絵のギャップが実に面白くて、またお互いの絵がそれぞれの作品に合っている事が分かりました。下手だと言われている仲間先生ですが、この人の絵じゃないと「磯兵衛」は「磯兵衛」じゃないのです。
 次の企画は新人達による1ページ瞬殺ギャグ連打。質より量と言わんばかりに5人の新人ギャグ漫画家を出してきました。私は3番目の十知乃先生の作品が気に入りました。オッサンのキャラが実にいい。ムダ毛のマフラーは絶対に貰いたくないけど。
 最後は最強ジャンプとジャンプ+で連載されているギャグ漫画の出張版。この中では「とんかつDJアゲ太郎」が好きで、毎回読んでいたりします。絵は本当に下手なんだけど、妙にノリが良くて面白いんですよねえ。原作と作画を分けているのは大正解です。

磯部磯兵衛物語-浮世はつらいよ- ★★★
 1話目は磯兵衛から始まった流行語について。「片腹痛し!」は確かに子供が面白がって使いそうな言葉ですよね。自分から始まったと思っていたブームが実は他人から発信されたものだったら、私もショックを受けるな。佐藤定之進さんはきっと磯兵衛と同じタイミングで「片腹痛し!」と言ったのでしょう。報われなかった磯兵衛は哀れだけど、現実ってそういうものです。
 2話目は後の初代内閣総理大臣、伊藤博文が登場。子供の頃の何も知らなかった彼に、磯兵衛が無駄な武士の知識を教えます。本当に無駄な知識だな……。カッコイイ「チャキ音」を出すのには私も憧れるけど、子供に自慢気に言う事じゃないよね。こんなどーでもいい話を大人になっても覚えていた博文さんは、さすがの記憶力。いや、どーでもいい事だからこそ覚えてしまったのかも。磯兵衛も罪作りな事をしたものです(笑)。

BLEACH ★★★★
 「陛下は平時、眼を閉じて戦っておられた」というけど、ちゃんと開いて戦っていたよね? と思って読んでみたけど、ああなるほど、瞳が2つある今の状態が「眼を開いている」という事なのか。ちょっと分かり難いな。本当にずっと眼を閉じさせておくか、第三の眼とか出させた方が分かり易かったかと。
 ともあれ真の力を出したユーハバッハは、その強さを存分に発揮する。未来を見通せる上に一度見た力や技は一切通じなくなるのでは、一兵衛がどんなに強力な技を出しても勝ち目は無い。不転大殺陵を呼び出す儀式は面白かったんですけどね。いきなり百の夜を奪われた百年後の尸魂界は大迷惑だろうけど。
 リーダー格を失った零番隊は、ここから一気に崩れそうですね。一護達が来るまで持ち堪えられそうにないかも。いや、このままだと霊王の命も危ういな。零番隊が時間を稼ぎ、最後の意地を見せるのか?

ジュウドウズ ★★★
 前回と今回冒頭で作中最強キャラの力を見せ付けてくれた陽志。村に戻って来たのは誕生日に自分を産んでくれた親に感謝する為だったという、力だけでなく心の強さも見せてくれました。これは大きい男だなあ。主人公の目標となるべきキャラだと思いました。股間のモノもきっと大きいのでしょう(こら)。
 伏線が張られていた王屋道場の面々も、遂にその姿を表しました。彼らがなぜ出て来ないのか疑問でしたが、前回のベスト10は第三夜から参加するというルールがあったんですか。そしてその10人がいずれも王屋道場の師範代で、道場主の王屋主水は陽志と引き分けた程の強豪。華にとっては大きすぎる壁ですが、こいつに勝てないようでは陽志にも勝てない。打ち切り間近な雰囲気ですが、せめて王屋とは戦ってほしい。

Sporting Salt ★
 医学漫画なのに人間の肉体構造を無視したかのような構図、迫力が感じられないアクションシーン、無意味で全然嬉しくないお色気、そして相変わらず目立たない主人公。ダメだ、欠点しか上げられない。立花が内柴を襲う理由も漫画では珍しいものじゃなかったし、とことん私の期待を裏切ってくれます。いや、もうこの漫画に期待している人なんていないだろうけど。
 この漫画を楽しめる人がいたら、そのダメっぷりを楽しんでいるのでしょうね。褒められる点は第1話の頃よりは絵が上手くなっている事だけか。最初の頃が酷すぎたんだけど。

ハイファイクラスタ ★
 またまた最後尾へ。前号の順位上昇は何だったんだろう。単に入稿が早かっただけ?
 国会に乗り込んだ景観モグラは、政府に囚われている双子の弟の解放を迫る。データ集めは兄が、ラベルの制作は弟が担当していたそうで、景観モグラの革命には弟の力が必要なのか。しかしこの兄弟はどうして別れるような事になったのか。弟は政府に捕まっているのではなく、危険な兄を恐れて自分から離れたのかも。
 紗音を仲間?に加えた六課は議事堂前に到着しましたが、そこには最大の難関が。貫寺の宿敵である能登をこんなに早く出してきましたか。これはもう打ち切りが決まったので、やるべき事をやっておくという締めの段階に入っていますね。2015年最初の連載終了漫画になるのは、この作品なのかな?

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