Quantcast
Channel: 決闘王F.Kのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2443

3月26日のアニメ感想

$
0
0
冴えない彼女の育てかた
 一挙2話放送、1時間スペシャルで最終回。
 美智留の作った曲に惚れ込んだ倫也は彼女を勧誘しますが、美智留はゲーム作りに全く興味無し。オタクに対しても「文化が違う」と冷めた視線を向けている。昔よりは一般的になったとはいえ、オタクに対する世間の評価はこんなものですよねえ。いつになったら普通の趣味だと受け入れられるのかと思うけど、オタクが普通になったらオタクとは言わない気がする。オタクはオタクと言われているからこそオタクなのであって……ああ、ややこしいなあ。取り敢えずオタク趣味のある人が犯罪をやったら、オタク全員が悪みたいな報道はもう止めて。それを言うなら、大半の犯罪者は普通のドラマや映画を見ているじゃないかと。
 閑話休題。倫也に馴れ馴れしく接する美智留に対し、詩羽も英梨々もライバル心を剥き出しにする。しかし英梨々は戦う前から負けていた(笑)。詩羽の言うとおり、幼馴染みという唯一にして最大のアドバンテージを失ってしまった訳ですから、ショックを受けるのは当然か。でもその代わり、新しい友達をゲットできたんだからプラマイゼロという事で。しかし英梨々と仲良くなったら厄介な事になるって、詩羽さん、まさか英梨々と恵の同性愛ルートがあるのか?(それは無いって)
 ゲームへの興味以前の問題として、美智留は所属するバンドの未来を考えていた。倫也のバンド活動に対するイメージは、確かに世間一般のオタクに対するイメージと同じく偏見に満ちたものですね。同じように考えていた私も反省。しかし倫也をマネージャーにしようと狙っていたとは、美智留恐るべし。彼女の中で倫也は予想以上に大きな存在なんですね。甘酸っぱい初恋の相手、というだけでなく今も好きなんだろうなあ。あててんのよ攻撃もパワーアップしてるし。倫也が美智留を選ばなかったら、一生独身になるかもしれないくらいの好きっぷりですよ。でも、他のみんなも不幸にしたくないですよね。これはハーレムルートしかない?
 と冗談はさておき。美智留のバンドの仕事を引き受けた倫也、忙しいのに大丈夫?と不安でしたが、美智留のバンドには意外な秘密が隠されていました。なるほど、だから美智留の作った曲はアニソンっぽい感じだったんですね。どんなジャンルでも、ファーストインパクトは大事。そういう音楽に惹かれたという事は、美智留もオタクの才能を秘めていたという事でしょう。好きなアニメが出来たら、一気にのめり込むタイプと見た。さすが倫也の親戚(笑)。
 アニソンバンドとして初ライブをした美智留。この感動を味わったら、もう辞められないし、応援してくれたオタクの人達を馬鹿にする事も出来ない。アニソンを愛するオタクって、一部のバカを除けばみんな優しいからなあ(私も含めて。笑)。それまで普通の曲を歌っていた歌手が、アニソン系のライブにゲスト出演した際に物凄い声援を貰って、以降アニソン系の曲をたくさん歌うようになったという話を聞いた事があります。どんな゛ジャンルの曲でも歌うのは気持ちいいし、それを応援してもらったら嬉しくなる。こうして日本の歌謡界はアニソンに侵略されていくのです(笑)。
 美智留の曲を加えて、遂にゲームが完成!……という感動的なオチにならないのが、この作品らしいというか。まだメインヒロインのルートが完成しただけで、他のヒロインの話はこれから作る。って、コミケまであと2ヶ月しかないのに間に合うの? ラストで盛大な打ち切りフラグを立てた倫也ですが、原作はまだ続いているのでご安心を。
 総評。1話から全ヒロイン登場の番外編を放映するという編成には驚かされたし、ノイタミナ枠のアニメにしてはオタク系をかなり意識しており異色な感じがしましたが、さすがこの枠の作品は質が高く、最後まで楽しませてもらいました。女性キャラ達がみんなエロいというか、肉感に溢れていた作画もグッド。続きは原作で、というラストは原作が終わってないので仕方ないけど、原作が終わったら完結編を作ってほしいですね。

にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 アニメブログ 今日見たアニメへ
にほんブログ村

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2443

Trending Articles