4月1日のアニメ感想

ガンダムビルドファイターズトライ
　最終回。
　ファイターとしての物語は前回で終わりましたが、この番組のタイトルは「ビルドファイターズ」。それにガンプラの魅力は戦わせる事ばかりではありません、というバンダイのメッセージなのか、最終回はファイターではなくビルドが話の中心になりました。と言っても約一名は斜め上の方向にビルドっていますが（笑）。ミナト君、それはガンプラではなくMS少女だろ。凄いけど。欲しいけど。
　MEIJIN杯優勝はユウマの手に、という結果に納得がいかないミナトの抗議によって最終回もバトル展開に突入。ガンダムvsMS少女という禁断の対決になるのかと思ったら、セカイのカミキバーニングガンダムの乱入から始まってオールガンプラ大集合のお祭り騒ぎに。いいじゃないですか、こういうの。アニメの中だけでなく外から見ている私達も楽しい気分にさせてくれる。これぞお祭り、これぞガンプラ!
　セカイを巡る女の戦い、本命はフミナ、対抗はシアですね。ギャン子はシモンとくっつきそうだし。ここで決着を着けるのかと思いきや、レディ・カワグチまで乱入してきて大混戦に。女の子だってガンプラが好きだし、頂点を目指すのです。そういえばレディの素性とかは明かされませんでしたね。旧シリーズの人物と関わりがある人だと思っていたけど、赤の他人なのかな?　外伝まではチェックしてないからなあ。
　ガンプラで戦うだけでなく、作る楽しさも知ったセカイ。彼を中心としたトライファイターズの戦いは、まだまだ続くみたいです。一枚絵でのEDはそれぞれの新たな未来を見せてくれて、微笑ましい気持ちになれました。ってセカイとジュンヤの師匠、完全にドモンじゃないですか。ラルさんみたいな立ち位置なんだろうけど、次回作では声付きで出てほしい。もちろん中の人は関智一さんで。
　総評。前シリーズの好評を受けての続編という難しい状況から作るのは大変だったろうし、スタッフもかなり悩んだり、試行錯誤していたようです。しかしガンダムとロボットアニメへの愛情は終始途絶える事は無く、苦しみながらも楽しんで作っているのが伝わりました。OVAの制作も決まったそうで、ビルドファイターズの物語はまだまだ続きそうで楽しみです。3期も期待しています。


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