銀河機攻隊マジェスティックプリンス
今回の任務は火星に墜落したウルガルの船に潜入・調査するという、名付けてアレス作戦。火星は磁気を帯びた酸化鉄が吹き荒れ、ウルガルの機体でさえ充分な力を発揮できない過酷な世界です。観測データだけで敵を撃ち抜くスルガ、さすがの凄腕っぷりですね。ケイのナビゲートも的確で頼りになります。
ウルガルの一般兵はクローンでしたか。しかし彼らに自由意志は無く、上官の命令に従うだけの存在であり、上官が死んだ場合は最後の命令を忠実に遂行するだけの人形になる。ダニールも言ってますが、戦う為に作られたマシンでしかないのか。戦う事に迷い始めたイズルですが、この事実を知って吹っ切れるのか、もっと落ち込むのか。アサギを励ましていたから大丈夫だとは思うんだけど……。
タイムリミットが迫る中、チームラビッツは見事なチームプレイで脱出に成功。的確な指示を送るイズル、ダニールを守るアサギ、外では子猫ちゃんなタマキがハッスルして、ケイとスルガが見事な狙撃を見せる。各自の特性を生かした、心地良い脱出劇でした。今回得られたデータでウルガルの本拠地が分かるのかな?
火星から帰ったのにタマキの機体が熱暴走して大ピンチ。タマキの調子を上げ過ぎたら機械の方がヤバくなってしまいましたか。今後はバランスを取らないといけませんね。タマキに差し伸べられた手は美形の王子様の手ではなかったけど、彼女を心から心配してくれた人の手であり、タマキも素直に感謝する。いい感じですね。タマキは最終回で「男は顔じゃない、心だ」と言って、あのピットクルー達の誰かとくっついたりして。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
バオバブはアレの比喩ですね、分かります。葉山と戸塚のツーショットといい、あざといぐらいに狙っていますね。
体調を崩して学校を休んだ雪乃のお見舞いに来た八幡と結衣。他人に頼らず一人で背負いこみすぎている雪乃を怒る結衣は、本当に雪乃の事を心配していますね。八幡は雪乃を非難しませんが、やり方は間違っていると言い切る。言うべき時に言うべき事を言う八幡だけど、今回は彼も正しい答えは知らない。難しい問題ですがこれもまた青春ラブコメ。
文化祭のスローガンを決める会議で、八幡が攻撃開始。相模さんに「絆」なんて言ってほしくないなあ。人という文字については確かにその通りですね。パソコンのフォントではちゃんと支え合っているんですけどね。みんなからは誤解されたけど雪乃は笑ってくれた。それだけで八幡の目的は果たせました。「また明日」と雪乃が挨拶した時は、八幡もちょっとグッと来たんじゃね? 普段クールな女の子がちょっとデレると破壊力抜群。これも昔から変わらないなあ。
八幡が悪役になった事で準備は滞りなく進み、いよいよ文化祭開幕。F組の劇の観客はみんな女子。この学校には隠れ腐女子が多いな。サン=テグジュペリには怒られそうだけど、海老名さんは幸せみたいだからまあいいや。出血多量で死ななきゃいいけど。
雪乃の事は待つけど、待ってても来てくれない八幡の事は待たない。結衣ちゃん、その判断は正しい。ハニートーストを奢ったのは八幡とカラオケデートする為? だとしたらなかなかの策士。恋する少女はみんな天才軍師になるんですね、分かります。
トイレで一人落ち込む相模さん。あんな失敗、プライドの高い彼女は認めたくないでしょう。挽回しようとして余計なトラブルを起こしたりして?
フォトカノ
今回のヒロインは柚ノ木梨奈。料理研究部のたった一人の部員で、そのほんわかとした性格と素晴らしい巨乳から「学園の嫁」と評価されている女の子です。
料理研究部の部員は柚ノ木さんしかおらず、あと四人集めないと廃部になってしまう。梨奈ぐらいの美少女がいれば黙っていても柚ノ木さん目当ての男子が殺到しそうなんだけど。柚ノ木さんにその気が無かったからとはいえ、不思議なのです。
部員募集のポスター作りに協力する事で、梨奈と関わる事になった前田君。美少女がスプーン曲げしている絵なんて、確かにシャッターチャンスだわな（笑）。四つ葉のクローバー探しで頭をごっつんこするのは、ラブイベントの定番ですね。前田君でも見抜けなかった内田さんのステルスモードを見破るとは、何気に凄いな柚ノ木さん。まずは内田さん、ゲットだぜ（笑）。
気分転換という事で、柚ノ木姉妹と一緒に遊園地へ。まったく嫌な顔をしない前田君は、やっぱりいい男だ。妹ちゃんの言うとおり、本当に新婚夫婦みたいだなあ。夫婦ごっこもノリノリでやってるし、この時点でもうカップル成立してますね。このバカップルめ。
いい作画で描かれたひまわりバーガーは、本当に美味しそう。伝説のコスプレイヤーまで加わった魔法喫茶はパラダイスすぎる。夕暮れの中での告白は柚ノ木さんの方が先にしちゃいました。男としてはちょっと残念だろうけど、学園の嫁をゲットできたんだからいいでしょう。まったく、このバカップルめ（二度目）。