5月17日のアニメ感想

仮面ライダードライブ
　今回は進ノ介が主役の話かと思いきや、実質的にはチェイスが主役でした。色々とサポートしてくれたり、戦ってくれたり、重要な手がかりを与えてくれたりと大活躍。人間の味方になってからのチェイスはキャラクターとして一気に成長しましたね。人間ではないからこそ人間の事を理解し、配慮してくれる。ロボットの変身ヒーローとは確あるべし。
　12年前の事件の真相を知りたいという気持ちは、進ノ介の中では変わっていない。だけどその為に人を苦しめたり、傷付けるような事はやってはいけない。自分の過ちを悟って、ちゃんと反省する進ノ介は立派な大人ですね。霧子が自分と同じミスをしてくれたおかげでもあるんだけど。他人のフリ見て我がフリ治せ。
　剛はブレンと何らかの取引をしたのだと思っていたけど、001に記憶を書き換えられたのか。姉への愛さえチェイスへの憎しみの記憶で消されてしまったのか。001の能力、恐るべし。消された記憶を元に戻す方法は不明だけど、001を倒せば戻るのかな?　だとしたら剛の復帰には時間が掛かるでしょうね。最終回の1話前ぐらいになったりして。マッハがこのまま悪役化しても、同じベルトを使っているチェイサーがいるからベルトの売上は落ちませんね。存分に悪のライダーとして活躍してください（笑）。
　意外と強かったオープンロイミュードを撃破。シャドーやフレアなど初期のシフトカーをタイヤコウカンしてくれたのは嬉しかったです。そして遂にチェイスの記憶が蘇り、001の正体が判明する。真影が敵だとバレるのはもう少し先だと考えていたのですが、こんなに早く知られるとは。まだ30話なんだけど、いいのかな?　001はラスボスだと思っていたけど、次の話で退場する?　ううむ、それは少し勿体無い気が。

グリザイアの楽園
　雄二はヒースの仲間になったのではなく、政府に拘束されていたのか。雄二に執着しているヒースとの取引材料に使うつもりだそうですが、ヒースが雄二を最後は見捨てた事をお忘れなく。彼にとって雄二は「使える道具」兼「可愛い玩具」でしかなかったのだから。この展開にはヒースは影で笑っていそう。
　国家もテロリストも雄二の敵になった。しかし雄二には彼を愛する5人の少女たちがいる。雄二の遺言とも言える書き置きを見つけた彼女たちは、雄二を救おうとやる気を出してくれました。雄二は愛されているなあ。こんなに他人から愛されている人間が死んだら、麻子も悲しみますよ。「救うべき人間の数をもう少し多く設定すべきだった……」と天国で悔やんでいそう。
　美浜学園が資金不足から廃校され、少女たちは居場所を失った。だけど彼女たちには確固とした目的がある。雄二を救う、その為に力を合わせて旅立つ4人の背中は頼もしい限り。みちるは、まあギャグオチ担当なのでこんなものかと（笑）。いやいや、こういう役立たずっぽいキャラが意外と活躍するのがお約束。みちるの見せ場はこれからです、多分、きっと、恐らく。
　ヒースが狙うタナトスシステム。手に入れたものは世界中のコンピューターを操る事さえ出来ると言われるこのシステムには、一姫の脳が使われているみたいです。だとしたらあの事故も政府に仕組まれたものだった?　確かに不自然な事故だったけど、優れた脳を選ぶ為の選抜テストだとしたらハード過ぎる。生体コンピューターとなった一姫は雄二の敵か味方か。味方だとしてもヒロイン達の存在を知ったら彼女たちを狙いそうで怖いです、はい。
　本編開始に伴い、OPが完成バージョンに。羊羹を食べるシーンが完全にフェ◯チオだったとか、メイド蕎麦屋とか緊迫した空気を和ませるギャグも秀逸でした。特に羊羹のシーンは声優陣も熱演。ああ、この音、エロゲーで何度も聞いた事があるわ（笑）。収録スタジオでは羊羹の代わりに長い棒を舐めてたりして。


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