表紙をめくると「準優勝は、敗者だ。」というなかなか衝撃的なキャッチコピーが。確かにその通りなんだけど、決勝戦で負けた選手たちを見ると敗者だと罵れない。スポーツの勝負って、時に勝敗を超越したものがありますから。
今号はアニメの新情報が多かったです。「NARUTO」の映画に「ToLOVEる」、「ニセコイ」に「ハイキュー!!」の新シリーズなど、アニメの世界でもジャンプは元気いっぱい。「ドラゴンボール」の新作も始まるし、この勢いはまだまだ止まりませんね。頼もしい限り。
デビリーマン ★★
新連載第3弾。第9回金未来杯グランプリ受賞作が連載枠をゲット。福田健太郎先生、初連載おめでとうございます。
金未来杯といえば、受賞して連載になっても打ち切られる確率が非常に高い事で有名。「ぬらりひょんの孫」と「べるぜバブ」以外、いずれも1年持たずに打ち切られています。現在「ブラッククローバー」が好評連載中の田畠先生も、「HUNGRY JOKER」という作品で受賞したものの短期で打ち切られました。
金未来杯受賞作にはそんな嫌なジンクスがありますが、この作品はそのジンクスを打ち破れるのか。期待と不安を入り混ぜつつ読ませていただきましたが……う、うーん、これは色々な意味で微妙な作品だなあ。一回限りの読切ではユニークだと思ったんだけど、連載になるとかなり厳しい。
悪魔であるマドギワーより人間の、しかも子供の和の方が悪辣というのは読切と同じだし、そのギャップが面白いのでいいのですが、和の悪辣さが中途半端でマドギワーがビビる程凄いとは思えない。マドギワーからお金を騙し取った萬年を追い詰めた方法にしても、あれだけの大仕掛けを一時間でやるのは物理的に無理でしょう。和の凄さを示したかったんだろうけど、せめて半日は必要かと。
こういう頭脳派キャラが主人公の作品では、ほんの少しでも嘘っぽくすると全てが嘘に見えてしまい、そのキャラを信じられなくなります。どんなに凄い作戦を考えたとしても、それが成功するのは作者の都合によるものだと思われ、主人公の賢さを示してくれません。この辺りの未熟さは、まだまだ新人だなあ。
しかし最近のジャンプでこういう主人公は珍しいし、見せ方次第ではグッと良くなるのも事実。和がなぜこんな賢すぎる少年になったのかという謎にも興味があります。スタートダッシュでちょっと失敗したけど、まだ挽回は可能だと思うので頑張ってください。
ONE PIECE ★★★
今回のサブタイトルが「4分前」。これから1分ずつ減っていくのかな? だとしらた、まだまだ長いなあ。今号の表紙の「死闘、決着!!」というキャッチコピーの嘘っぷりはJAROに訴えられてもおかしくないかと(笑)。
バージェスを食い止めるサボ。さすがの強さですねえ。いや、メラメラの能力を得たサボと戦えるバージェスも強いな。これで悪魔の実を食べたら手に負えない強さになっていたでしょう。戦いのドサクサに紛れて、誰かの能力が奪われたりして。
ゾロの武装色を持ってしても、鳥カゴの糸を斬る事は出来ない。だからと言って諦める理由にはならない。ルフィを背負うギャッツも、仲間達も懸命に頑張っている。この期に及んでもドフラミンゴに従う残党兵の頭の悪さには失笑したけど、バルトロメオのおかげでスッキリしました。頼もしくなったなあ。初めて見た時は新しい敵キャラかと誤解してゴメン。
鳥カゴが収束するまで、あと3分。ルフィの復活まであと4分。たった1分ですが、このままでは間に合いません。この時間差をどう埋めるのかな? どこかに走るレベッカが鍵を握っていそう。
暗殺教室 ★★★★
長かった過去編も今回で終結。殺せんせー誕生秘話が全て明かされました。
誰よりも優れた力を身に付けていた死神でしたが、雪村先生の命は救えなかった。自分の為に、相手を壊す為に力を使ってきた死神が生まれて初めて愛した女性の死によって、他人の為に力を使おうと決意する。悲劇的ですが、殺し屋だった彼の心が変わるシチュエーションとしては十二分な説得力があります。ここまで雪村先生の魅力を出してきたからでしょうね。死ぬには惜しい女性でした。
触手という恐るべき力を手に入れた死神が望んだのは、弱くなる事。殺せんせーにやたら弱点が多いのも、あの愛くるしいけど微妙にムカつくデザインも、全て死神が望んだ事だったのか。この事実を知ってから昔の話を読むと、ちょっと感動してしまいそう。殺せんせーの珍プレイも、もう笑えませんね。
永遠の三日月をシンボルとして、殺せんせーは誕生した。この哀しくも壮絶な過去を知った渚達は、どんな反応をするのか。そしてこの過去を知っても、殺せんせーの残り時間は変わらない。タイムリミットまでに彼を殺す事が出来るのか、殺すのは誰なのか。過去話の終わりが最終決戦の始まりになりそう。
レディ・ジャスティス ★★
センターカラー&大増25ページ。
前回よりもお色気シーンがパワーアップしています。カラーの表紙絵はもちろん、3ページ目からヒロインのシャワーシーンを描いてくれるとは、いいサービスっぷりじゃないですか。荻野先生の画力は新人にしては高いので、サービスシーンがちゃんとサービスになっているのが嬉しい。
ですが肝心のストーリーの方は、うーん、イマイチだったかなあ。前回に続いて銀行強盗というのはワンパターンだし、それに対する天利の戦い方もパワープレイのみ。読者の代理とも言える丸藤が、人質にされてばかりというのも印象が悪いですね。これからヒーローのサポート役として活躍するんだろうけど、もう少し頑張ってほしかった。
ユースティティアというヒーロー名の別名をタイトルの「レディ・ジャスティス」に繋げた終わり方は良かったし、現在のジャンプでは貴重なお色気枠なので長く続いてほしいんだけど、今のままでは厳しいかなあ。絵だけでなく漫画として面白くならないと、ジャンプでは生き残れません。次回で大きく動かないとヤバいかも。
僕のヒーローアカデミア ★★★★
長く感じたトーナメント戦もいよいよ決着。1年の頂点が遂に決まりました。
出久との戦いで吹っ切れたように見えた轟でしたが、まだ迷っていたのか。しかしその迷いは以前のものとは違う。父の力を使う事を拒んでいたけど、その力を使ってでも掴みたい夢が自分にはあった。でも、だからと言ってその夢を追いかけてもいいのか。自分はこれからどうすればいいのか。今まで正しいと思っていた事が引っ繰り返ってしまったのだから、迷い悩むのも無理はないか。いきなり吹っ切れる程、轟は単純バカではないし。
ですが全力を出して戦っている爆豪から見れば、炎を出さない轟は手を抜いているように見える。出久には炎を使ったくせに、なぜ自分には使わなかったのか。なぜ全力を出してくれなかったのか。優勝したけど、爆豪にとっては1番納得出来ない勝ち方でしょうね。これなら負けていた方が良かったかも。
轟の気持ちも分かるのですが、この決着はあまり良くない。轟は結局迷いを捨て切れなかったし、爆豪もすっきりしない。このままだと爆豪は「出久や本気の轟と戦う為」に悪の道に走るかも。敵キャラ化への可能性を捨て切れない爆豪は、違う意味で作者に愛されているなあ。本当にこれからどうなるのやら。
食戟のソーマ ★★★
現十傑の名前が公開されましたが、今回だけでは覚え切れませんね。いずれ彼らと戦う時に、改めてその名を心に刻みましょう。
十傑第一席の司瑛士、いかにも美形エリートっぽいけど、普段は気弱でリーダーシップの欠片も無い人物でした。表に立つより裏方をやる方がいいそうで、今まで顔を出さなかった理由はそういう事でしたか(笑)。しかしこの性格で第一席という事は、料理の腕が並外れているという事か。さすがは遠月の頂点、侮れません。
超エリートである十傑から見れば、いくら腕を上げたとはいえ1年生なんて格下どころか虫けら同然。食戟を申し込んでも相手にしてもらえません。しかし創真は何か思い付いたようです。学園祭でトラブルを起こす気満々ですね。まあ十傑の傲慢っぷりにはムカついているので、今回は創真を全力で応援します(こうやって読者にごく自然に主人公を応援させる、この構成力は素晴らしい)。驕り高ぶったエリートたちに一泡吹かせちゃってください。
ハイキュー!! ★★★
ポスター式の表紙でセンターカラー。TVアニメの2ndシーズンの放映開始日も決まり、まだまだこの漫画の勢いは衰えません。
目立たないけど堅実なプレイで、点差を広げさせない月島。相手から見たらバンバン点を入れるエースより、こういう選手の方が目障りでしょうね。何をやっても崩れず、チームを精神的に支え続ける縁の下の力持ち。こういう選手が強いチームは、ごく自然に強くなります。
最強の白鳥沢を率いる鷲匠監督は、年に似合わぬ熱血漢。スポーツの監督をやるご老人方は、現実でもフィクションでも元気いっぱいな人が多いなあ。鷲匠監督は烏養祖父と並ぶ名将ですが、考え方は見事なまで正反対。良い素質を持つ選手を徹底的に磨き上げ、チームの中心として他の選手がそれを支える。限られた時間しか無い高校の部活では、むしろこの方法の方が一般的でしょうね。優れた選手が来ない弱小校では使えないけど。
月島と山口の長年の友情プレイさえ、牛島の力の前には通じない。普通の選手なら絶望しそうな展開だけど、月島の心はまったく揺るがない。牛島への対策を考えているんでしょうね。第2セットまで取られると厳しくなるぞ。烏野の理性よ、そろそろいい作戦を思い付いてくれ。
NARUTO外伝 ★★★
万華鏡写輪眼にまで到達していたシン。サスケがあんなに苦労して手に入れた力を、この年で会得しているとは……。才能だけならサスケ以上かもしれませんね。それとも何か秘密があるのか?
そんなシンからチョウチョウとサラダを救ったナルトが頼もしい。九喇嘛との仲も相変わらず良いみたいだし、火影としてだけでなく1人の人間として大きく成長しています。過去話で嘘を付いちゃったのは、大人にはよくある事なので許してあげてください(笑)。サラダにいい笑顔させたから、それでプラマイゼロという事で。サラダの初恋の相手はナルトになったりして。
ナルトから父の事を褒めてもらい、気を良くしたサラダでしたが、当の父からは厳しい視線を向けられる。サスケ、人の話を聞かないところは変わってないなあ。何気に写輪眼を出しているサラダ、だからシンの仲間だと思われたのかな? シンの一味を倒すより、この親子の仲を取り持つ方が大変そう。それでも頑張れ、ナルト。
火ノ丸相撲 ★★★★
団体戦は1人だけ強くても意味が無い。しかしダチ高は火ノ丸だけのチームじゃない。レスリングで実績を上げている國崎と、空手を学び直した佑真の勝利は予想の範囲内だったけど、小関のパワーアップは予想を超えていました。元々の力はあったから、闘志を前面に出すようにかればここまで強くなるのはむしろ当然か。小関の強さを見抜いた真田も見事。最大の敵が油断せずにこちらの強さを警戒してくれるというのは、盛り上がりますよね。
4人が勝利した中、蛍は負けたけど、これは桐人の計算の内みたいですね。実戦で経験を積ませて、新しい技を会得させるつもりなのかな? 小柄な体で頭から突っ込んでいくというところにヒントがありそう。
成長した力を見せつけたダチ高。ダークホースが現れない限り、ダチ高の決勝進出は間違いないでしょう。対する相手は、ます間違いなく石高。油断せず戦おうとする彼らの顔からは、敵としての強大さを感じます。まだ気が早いけど、決勝戦は壮絶なものになりそうで期待大。
背すじをピン!と ★★★
大増23ページ。
姿勢良く座っている土屋には、ちょっと笑いました。習ったばかりの事を友達にアピールしたいんだろうなあ。その気持ち、良く分かります。
2日目の体験入部には女子が殺到しました。みんなノリが良く、入部するかと思いきや、土屋のクラスメイトも含めて誰も入部しませんでした。とんだ冷やかしですが、入部しなかった子たちの気持ちも分かりますね。自分をアピールするのって、大人になっても勇気が必要な事ですから。思春期の子供たちは、むしろあまり目立たないように振る舞いたがるものです。
しかし土屋は違った。自分がダンスをやりたいからではなく、英里を尊敬して彼女と一緒に部活をしたいからという理由が、実に男の子らしい(笑)。いいんですよ、下心と言うにはピュアだし、女の子の為に頑張るのは男としてむしろ当然です。もう付き合っちゃえよ、君たち(笑)。
この漫画はキャラクターに感情移入させるのが上手くて、読んでてストレスを感じませんね。いい漫画なので、どうか短期打ち切りになりませんように。
ブラッククローバー ★★★
ラックの過去が明らかにされました。喜怒哀楽の感情の内、喜ぶ事しか出来ないというのは「るろうに剣心」の瀬田宗次郎を思い出させますね。平民なのに貴族にも勝る魔力の持ち主で、それだけが彼が厳しい母親に褒めてもらえた唯一の記憶。だからラックは誰よりも何よりも勝利を求めていたけど、勝利した先には何も求めておらず、ラックの心は空虚なまま。この辺りはもう少しじっくり描いても良かったかな。今回の話だけで決着させるには、少し勿体無い気がしました。
任務を果たすよりも、強大な敵に苦戦する仲間を助ける。離れていてもまったく同じ事をするアスタとユノ、根は似た者同士だというのがよく分かります。燃える展開ですが敵は強大。特にユノの敵は半端な強さじゃありません。ユノだけでは厳しいかもしれませんね。ラックを助けたアスタが救援に駆け付けるのかな?
トリコ ★★★
栗坊はやっぱりダブルスパイでしたか。NEOは彼の正体に気付かなかったのかな? いや、あえて泳がせていたのかも。ジョアはまだまだ底を見せていませんし。
人々から戦争を止めた英雄と崇められているアカシアですが、全ては計画の内だった。金持ちにのみ真の美味を与えて、自分の傘下にしていたという狡猾さは今までのアカシアのイメージを覆しますね。アカシアの中にいる怪物も怖いけど、アカシア本人も恐ろしい敵になりそう。
残り1ヶ月でフルコースを全て捕獲するなんて、トリコたちでも不可能。ここでチーム分けするのはいい判断だけど、まさか小松を単独行動させるとは。アガサの捕獲には食運と料理の腕が必要だそうだし、一度死んだ小松なら二度死ぬ事は無いそうなので安全ではあるのかな? 小松も逞しくなりました。
猿王の前に現れたのはテリーたちですが、八王の座に挑みに来たのかな? 彼らを残してトリコたちは援護組を加えて、次の大陸エリア6へ。ここからの冒険はハイスピードで進むかもしれませんね。まだまだ先は長いだろうけど、少しずつテンポアップしていきましょう。掲載位置が少しずつ下がってるのが気になるし。
ニセコイ ★★★★
センターカラー。
倒れたマリーを看病したり、初日の出を見せてあげる為に背負って歩いたりと、今回は一条がいい男っぷりを見せてくれました。マリーが惚れ続けているのも納得です。普段からこれくらいやってくれれば、イライラしなくて済むのに……。マリーの病気についてはもっと聞いて欲しかったけど、彼女の心境を考えたら仕方ないか。話したくない事を話させる程、一条は強引な人物じゃないし(そのせいで恋愛関係がここまでもつれているんだけど)。
今回の事件で一条とマリーの絆が強くなったように見えますが、マリーに残された時間が少ない事に変わりはありません。本当なら入院すべき状態なんだろうけど、一条の側にいたくて無理しているんだろうなあ。マリーファンにとっては、胃が痛くなる展開が続きそう。千葉県のYさん、気をしっかり持ってください。さすがにヒロインが病死する展開にはならないと思いますよ、多分、きっと、恐らく。
銀魂 ★★★
沖田に神楽、そして信女という作中屈指の強豪トリオでさえ相手にならない。とんでもない強敵が現れましたねえ。奴の名は虚。奈落の先代首領にして、天導衆に上り詰めた男。仮面に隠れたその目は冷酷極まりなく、ラスボス感を十二分に感じさせます。
負けず嫌いな沖田が、戦う前から敵わないかもしれないなんて思うとは。虚の強さが桁外れというのが伺えます。アクションシーンも凄まじく、3対1なのに沖田たちの方に絶望感が漂っています。助っ人登場を期待したいけど、銀さんも土方も、近藤も桂も、佐々木も足止めされている。信女の死亡フラグは高まる一方ですが、この運命を覆せるのか?
カガミガミ ★★★
掲載位置がじわじわと、しかし確実に下がってきました。「ブラッククローバー」とのコラボ漫画効果で単行本の売上が良かったら、連載延命もあるかも?
マコが指し示した光の道。ああ、そういえば彼女にはそういう力がありましたね。すっかり忘れててゴメンなさい。探偵として活躍していなかったけど、ようやく自分の力が役に立つ機会が来たという事で張り切るマコ。そうですよね、ここで頑張らなかったらヒロインとしての存在価値が揺らぎますから。名探偵への道はまだまだ遠いだろうけど、それでも頑張れマコ。
マコと恭介がホローラビットに近づく一方、開斗は火災を沈め、暴れているマガツヒには獅土が挑む。謹慎という言葉の意味を知らないみたいですが、この状況で大人しくしている方が罪なので、彼には大いに暴れてもらいましょう。開斗とコンビを組むかも?
ワールドトリガー ★★★
戦いの後の反省会。3チームの選手それぞれが奮闘し、なかなか白熱した展開になった模擬戦。結果だけ見て戦術を語るのは意味が無いけど、どんなに優れた戦術を考えても結果を出せなかったら評価されないのも事実。なかなか難しい問題です。
作戦家として評価を上げている修ですが、頂点にいる者から見れば玉狛第二が勝ち残れているのは運による要素が大きい。二宮の評価は厳しいけれど、言ってる事は間違っていないんですよね。千佳が人を撃てないのは事実だし。怪物型ならともかく、このままでは人型ネイバーとの戦いでは使えない。土木工事しか出来ないと言われても言い返せないのがつらいなあ。
まだまだ成長しなければいけない修に、更なる試練が襲い掛かる。いよいよB級の頂点との戦いですか。A級へのランクアップの為には戦術だけでなく、そろそろ実力そのものを上げないと。千佳が人を撃てるようになるだけで、かなり戦力アップするんだけど、修は千佳に厳しく出来ないからなあ。ヒュースがいい助言とかしてくれないかな?
斉木楠雄のΨ難 ★★★
大事故を防ごうと頑張る斉木。クールに振舞っているけど、こういう災難は見過ごせない。無表情だけど実は熱い心を持っている、そんな斉木は間違いなくジャンプ漫画の主人公です。
一輪車での綱渡りや空中ブランコなどを「普通の人間が出来る訳がない」とビックリする斉木。超能力者である彼から見ればサーカスの団員も一般人も同じレベルで、そういう事が出来るなんてまったく思わないというか思えないんですね。超能力を使って超人プレイが出来るから、超能力を持たない人間が自分と同じような事をするなんて、信じられないんだろうなあ。見下しているのではなく、信じられないだけです。
天井の崩落による大事故は、斉木のおかげで犠牲者ゼロ。泣いてる子供も蝶野が宥めてくれて、ハッピーエンドで収まりました。蝶野はこれを切っ掛けに緑さんとヨリを戻すのかな? 誰も喜ばないけど羨ましいとも思わない、いい組み合わせかと思います(何気に酷いなオイ)。
BLEACH ★★★
雪緒とリルカは戦いには参加せず。2人とも戦闘向きの性格じゃないし、一護が見抜いたようにリルカはかなり無理しているからなあ。脱出路の確保も立派な仕事です。しかしこの局面でも恋愛フラグを建てる一護は、褒めるべきなんだろうか(笑)。そろそろくっつく相手を決めてもいいと思うぞ。
世界を作り替えるユーハバッハ。霊王宮の姿は大きく変わっており、滅却師の町のようになっていました。僅かな間にここまで変えてしまうとは、ユーハバッハ恐るべし。しかしこちらの戦力も揃いました。先にユーハバッハの元に辿り着くのは、一護たちか、浦原たちか。先に着いた方は苦戦必至だから、後から来た方がいいのかな?
こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★★
炊飯器って壊れ難いから、私は20年ぐらい前に買ったのをずっと使っています。最新の物の方が美味しいご飯が炊けるんだろうけど、どんなに美味しい御飯でも何度も食べたら慣れてしまうんですよねえ。今、使っているのが壊れたら買えばいいです。どんなに安い炊飯器でも、ある程度は美味しく炊いてくれるし。日本人の炊飯器に対する拘りは半端じゃない。
安い物を買っても、高い物を買っても後悔するというのは、買い物ではよくある事です。私は部長の事を笑えないな。そして高い物を買ったら無駄に拘りだして、余計な物を買ってしまうのもよくある事。安物買いの銭失いと言うけれど、高いのを買っても銭を失うのです。
まったく米の味に拘らない両さんが、業界トップの米職人というギャップは面白い。仕事とプライベートを完全に分けているんですね。一流のコックが、家ではむしろ料理を作らないというのと同じかな。外ではバリバリ働いている男だからこそ、家ではのんびりしたいものです。
Ultra Battle Satellite ★★★
偉そうに振舞っていた、名前からして偉そうな皇帝(すめら みかど)は奇襲で倒しましたが、本番はこれから。特にムエタイのポー・プラムックはかなりの曲者との事。ムエタイって某グラップラー漫画のせいで大した事ないというイメージなんだけど、この漫画では違うみたいですね。陣に対しても一切油断しておらず、予想以上の激戦になりそう。
陣とももっち、川越とポーが組んでのタッグバトル。短時間で10億ドルもの掛け金が集まるなんて、ももっちだけでなく陣の人気も上がっているんだなあ。川越はももっちの敵ではないみたいだけど、陣の方は苦戦しそう。掲載位置で目線しているけど、この戦いで作品の人気アップなるか?
磯部磯兵衛物語 -浮世はつらいよ- ★★★
Hな本を落としてしまった磯兵衛。彼にはネトラレ属性は無いので本を見つけようとしますが、他人任せにしてグータラするのが磯兵衛らしい。しかし頼った相手が悪かった。源のクソ真面目さを利用したつもりだったんだろうけど、他人を巻き込む程に真面目だとは思わなかったようです。付き合いがまだまだ短い故のミスか。
人を利用しようとする悪い奴には天罰が下る。大げさな事を言った上、あれだけ多くの人に探させた挙句、単なるスケベ本じゃあ源の怒りは当然だな。脳天から落とされて、まだ生きているだけでもラッキーかと。源は今回の件で友達がたくさん出来て良かったね。今回の件を切っ掛けに、団子屋の娘さんとくっついたりして。磯兵衛、ネトラレ属性に目覚める日も近い?
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