サッカーの神様に完全に嫌われてしまったのか、それともギリギリで見放されていないのか、引き分けが続く東京ヴェルディ。それでも今日こそは!と信じて味スタに向かいました。
桜前線は関東に達し、味スタの周囲にある桜も咲いていました。ヴェルディとFC東京のオフィシャルグッズショップを背景にパチリ。
こちらは通路沿いにある桜。日本人の心に訴えかける風景ですな。
熊本サポの皆さんです。はるばる九州からようこそ。
去年、熊本に豪雨が降り水害が起きた際、ヴェルディサポは試合会場で寄付金を募ったり、救援物資を集めて熊本に送りました。その感謝の印として、今回熊本サポがお礼の言葉を書いた弾幕(「東京ヴェルディサポーターの皆様水害復興支援ありがとうございます」と書かれています)と「東京ヴェルディ!」というコールをしてくれました。
もちろんこちらも「ロアッソ熊本!」と大合唱。こういうサポーターの心温まる交流、大好きです。ロアッソくんの頭を取ったガンバサポは反省してください。
さて、今回の対戦相手であるロアッソ熊本は、前節でガンバ大阪に2点リードされながらも後半追い付き、引き分けに持ち込んだ粘り強いチームです。しかしそういうチームに勝ってこそ、真の強さを身に付けたと言えます。だから私も気合を入れて応援しましたし、他のサポーターの応援も熱が篭っていました。
その甲斐あってか前半はほぼ互角の展開。そして後半21分、今年のキャプテンマークを背負う飯尾一慶が初ゴール! 今季初の先制点にヴェルディサポは大興奮。私も勝てる!と思いました。
しかし熊本は諦めませんでした。追加点を狙うヴェルディの攻撃を耐え忍び、試合終了間近の後半43分、途中出場した高橋祐太郎選手が脅威の同点ゴール……。またしても引き分けてしまいました。
4戦連続の引き分け、しかも今回はリードしていながら追い付かれての引き分け。さすがに今回の結果は私もショックを受けました。試合後、ブーイングしたくなる気持ちを必死に抑えましたよ。
今のヴェルディは、とにかく点が入らない。いや、1点は入るんだけどその後が続かない。阿部拓馬を始めとする昨年の攻撃を担った選手が尽く抜けてしまったのが痛すぎます。期待していた常磐は未だにノーゴールだし……。
守備陣も安定していると思われがちですが、京都戦以外は毎試合失点しています。佐藤優也は確かに優れたGKですが、彼がスーパーセーブを連発するという事は相手にシュートを打たれまくっているという事で、DF陣がちゃんと仕事をしていない証明になってしまいます。
攻撃も守備もまだまだ課題が多い。ですが内容は悪くない、いや、少しずつですが良くなっているんですよ。0-1で敗戦→0-0で引き分け→先制されたけど追いついて引き分け×2→先制したけどあと少しのところで追い付かれて引き分け。三浦監督も選手達も手応えを感じているでしょう。だからこそ今回は勝ちたかった……!
今節で未勝利仲間だった岡山が勝ち、他チームも勝ったり引き分けたりで、ヴェルディはまたも順位を下げました。私も悔しいけど、あと少しのところで勝ちを逃した選手はもっと悔しい筈。ならば意地を見せるしかない。次の相手は唯一の未勝利仲間になったFC岐阜。互いに初勝利を求める戦いは壮絶なものになるでしょう。意地を見せろ、ヴェルディ!
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東京ヴェルディvsロアッソ熊本（ホーム戦）の感想
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