新ウルトラマン列伝
ウルトラマンX第2話「可能性のかたまり」を放映。
現代のテクノロジーを遥かに越えた技術を持つXio。実は宇宙人の協力者がいました。ファントン星人のグルマン博士、声は松本保典さんです。コミカルな外見に合わせた面白いキャラを演じています。透明になった薬は後の伏線になるのかな?
怪獣退治はXioの仕事だけど、Xioは決して正義の組織ではない。何が正しいのか常に自分に問い続けている隊長は、信頼できる人物です。理想を求める隊長を現実的な副隊長がサポートし、そんな2人を隊員達は信頼して行動する。いいチームです。Xioの各隊員のエピソードもやってくれるのかな?
火山怪鳥バードン出現! 地球生まれでは最強クラスの怪獣と言われ、タロウやメビウスを苦しめた強敵が早くも現れました。タロウでも卵を産もうとしていたけど、巣を作ったり卵を生む時は体温が下がるというのは新設定ですね。首が真後ろまで回ったのはビビリました。三国志の司馬懿かよ（笑）。
相変わらずバードンのクチバシは強力で、エックスも大苦戦。しかし地球人のサイバー技術がエックスに新たな力を与えた。サイバー怪獣を鎧にしたゴモラアーマー、これはエックスも予想外の能力だったようです。ゴモラアーマー、ゴモラっぽくないデザインだと思ったけど、必殺の振動波を放つ時はゴモラらしかった。怪獣そのままのデザインより、こういう方がカッコ良いかも。
バードンは非常に凶暴な怪獣だど、それでも共存できる可能性はある。地球の豊かさと大地のように大らかな心を持った人間がいる限り、人類と怪獣の未来は暗いものじゃない。なかなかいい話です。コスモスが見たら喜びそう。
それにしてもアーマーを纏ったエックスは、超闘士激伝の闘士ウルトラマンっぽいな。と思った人は私と同年代（笑）。ちなみに超闘士激伝はWebで新章が描かれているし、新しいガシャポンも発売されています。闘士メビウスは、なかなかいいデザイン。デザインがTVとはまったく違うエンペラ星人をどう扱うのか気になっています。
それが声優!
Webラジオをする事になった3人ですが、ラジオの仕事は未経験。悩む双葉を見かねてなのか、事務所の先輩の汐留ヒカリが自分の番組にゲスト出演させてくれました。まあ大半のリスナーは「誰この子達?」状態だったろうけど、こういう地味な告知は大切なのです。今回の実名声優の田村ゆかりさんも、最初の頃はこうやって下積みしてたんだろうし。それに身内や親戚がツイッターのフォローをしていた恥ずかしさに比べたらマシです。だから心を強く持って生きましょう。
ちなみに私が最初に田村さんの声を知ったのは「ギャラクターエンジェル」の蘭花です。懐かしいなあ。あの頃は私も若かった。そういえば田村さんって今何歳……ぐほっ!
き、気を取り直して。告知では上がりまくって、まともに喋れなかった3人。こんなんで大丈夫かなあと心配してたら案の定、自分達の番組でもグダグダになってしまいました。ラジオ初体験の新人声優にフリートークさせる方が無茶ですけど、プロなんだからやってもらわないと駄目なんですよねえ。本当に厳しい世界だ。
トークはグダグタながらも、それぞれの個性は出ていました。いちごは計算高いようで自爆しやすくアドリブに弱い。鈴は天然系で自覚無きボケ潰し。双葉はネガティブ思考でおっちょこちょいだけど、何だかんだで中心的存在になる。プロデューサーが3人のグダグダっぷりを褒めていたけど、その気持ちは何となく分かります。最初から上手く出来る人なんていない。まずはやってみる、そしてやり通す事が大切なのです。録音番組だから編集すればどうとでもなるだろうし(おいおい)。
自分が演じたアニメキャラがTVに出て、自分の声がTV画面から聞ける。これは出演者の特権ですね。そして自分の演技のダメっぷりに凹むのも含めて（笑）。声優に限った話ではありませんが、こうやって少しずつ経験を重ねていき、一人前になるのです。双葉は残された時間が少ないけれど、いい友達が出来たし何とかするでしょう。中の人も含めて、売れっ子声優になってほしい。
余談。いちごが好きなサッカーチームとして口にした「カマタマーレいちご」ですが、元ネタは彼女の故郷である香川県に実在するカマタマーレ讃岐というJ2のチームです。これを切っ掛けにアニメとコラボしたりして。
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7月21日のアニメ感想 バードンのクチバシ攻撃と業界からの永久追放、怖いのはどっち?
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