がっこうぐらし!
ゆきがめぐ姉の死に気付きかけた、いや、気付いたのか? 部屋を出て行った後、めぐ姉の幻と話した時に現実を受け入れたっぽいんですよねえ。でも、自分が正気に戻ったらみんなが心配するから、あえて明るく振舞っているように見えます。微妙な感じなんですけどね。もし本当にそうだとしたら、ゆき役の水瀬いのりさん、その辺りが微妙に伝わるようにしている演技をしているのか。凄い。
まあここでゆきが気付かなかったとしても、いずれ真実は明かされたでしょう。ゆきが気付くのが早いか遅いかの違いです。くるみの失言は失言と言えるものじゃないし、この関係に慣れていないみーくんは上手くフォロー出来ない。推理小説ではよく使われるトリックですが、既にいない人をいるように見せるのって本当に大変。でも、りーさんはこの関係を壊したくないから最後まで演じ続けるんだろうなあ。この子が1番脆そうだし。
ゆきの提案で、手紙を書いて出す事にしました。学校の外にあるポストまで命がけの特攻をするのかとハラハラしましたが、風船を付けて飛ばすとはいいアイデア。鳩の足に括りつけるというのも悪くはないけど、訓練を受けた伝書鳩じゃないから鳩が手紙を落とすか、死なない限り人の手には渡らないかと。長くて覚え切れない名前を付けられた鳩さん、アメリカまで行けるといいですね。
みーくんは圭に手紙を書きました。既に死んでいる可能性が高いというかほぼ決まっている圭が、この手紙を手にする事は十中八九無いでしょう。それでも、みーくんは手紙を書いて自分の無事と新しい仲間について教えてあげた。デパートの中で生きながら死んでいた頃とは全く違う生活は、大変だけど楽しくて生きている感じがする。それを圭に伝えたかったのでしょう。
最終回みたいないい終わり方だったけど、物語はまだまだ続く。このまま校内で暮らしているだけでは盛り上がらないので、そろそろゾンビ軍団の襲撃か、些細な事からの仲間割れか、それとも新キャラ登場か。とにかくガンガン盛り上げていきましょう。
アクエリオンロゴス
リアクション芸の動画を投稿しまくって、お笑いに夢中なように見えた努虫。しかし落語の名門の次男坊でありながら、落語やコントはしないという変わった拘りがあります。ううむ、私はそういうお笑いも好きなんだけどなあ。ダウンタウンのコントには本当に本気で笑わせてもらいました。でも、今のお笑いは漫才が中心で(あれはあれで面白いけど)、努虫の言うとおり古典的なお笑い芸は途絶えつつある。寂しい限りです。
そんな努虫の悩みとか迷いとかは関係なく、今回のモジバケは『虫』。文字だけでなく見た目も虫そのもので、卵まで産みます。ううむ、モジバケってどういう存在なんだろう? 作っている荘厳にしか理解できてないのかも。
今回、陽のベクターは合体が出来ないので、翼人と努虫が出撃。アクエリオン迅、なかなか良いデザインじゃないかと思ったら、いきなり飲み込まれた!? さすがにこれで終わったりはしなかったけど、虫の体内にいるせいでその力をまともに受けてしまった。翼人は政治の虫になりましたが、努虫は普段通り。なるほど、虫になる程に興味があるものが無いから、モジバケの影響を受けないのか。悲しいけど、だとしたら私も大丈夫そう。
落語を馬鹿にしていた努虫。それは自分の名前に「虫」などと付けた親と家族への復讐だった。確かに虫という文字には、あまり良いイメージがありませんよね。しかし虫という字は龍という文字と深く繋がっていた。滝登りをした鯉が龍になったという話は知ってるけど、これは初耳。どういう経緯で龍が虫になったのか、ちょっと気になる。
とにかく事件は解決し、自分を励まし続けてくれた憧れの女性にそわそわする努虫。しかし彼女の正体は…ショウコだと思ったんだけど、うん、これもまたネットの醍醐味か。こういう事は割と良くあるので、オフ会には心構えをしてから行きましょう。