うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000%
最終回。
勝利を確信したHE★VENSが観客を煽りまくる。単独ライブを希望していますけど、これ程の人気グループが単独ライブやってないの? ああ、でもST☆RISHもライブはやってなかったな。この世界のライブのハードルは現実より高いみたい。厳しい世界だなあ。
HE★VENSに春歌の曲を歌わせたのは、早乙女の研究の為に必要な事だった。ハッピーパルスとは随分と怪しげな言葉ですが、早乙女が言うと説得力あるな。実際存在してたし。しかし早乙女さん、パルスの研究なのになぜ外科手術みたいなスタイルを(笑)。雰囲気から入るタイプなんだろうなあ。
いよいよST☆RISHの番。HE★VENSのドラゴン召喚を上回る超演出を期待していたのですが、あれ? EDと同じじゃないか。このスタッフにしては期待外れだなあと残念がっていたら、その後にやってくれました。光で見えなくしているとはいえみんなを裸にして、空に飛ばせてファンタジスタ! そりゃあ日向さんも驚くわ。本当にこのアニメは、最後まで楽しませてくれました。光規制が無ければもっと良かったんだけど(放映できません)。
うたプリアワードはST☆RISHがゲット。負けた方は解散という約束は事実上取り止めになり、蘭丸も素直になって、最後はセシルも加えた「マジLOVE1000%」で締め。うむ、見事な終わり方でした。観客の歓声もパワーアップしているし、登場キャラみんなで歌っている光景には感動。いつか本当にキャラ全員合唱バージョンをやってほしい。収録大変そうだけど。
総評。第一期できちんと終わっていたので二期はどうするのかと不安でしたが、前半は新たにレギュラー入りしたセシルを中心に各キャラを掘り下げ、中盤は曲作りに悩む春歌をみんなで支え、クライマックスはライバルユニットとの対決で締めるという、安定した作りでした。ストーリーは予想通りなのに退屈しなかったのは、これがファンの望んでいる話であり、スタッフがそれに見事に応えているからでしょう。このアニメには王道こそが良く似合う。
人気はまだまだ衰えていないので、三期もやりそうですね。次は先輩ユニットやHE★VENSが活躍するのかな? アニサマなどのライブイベントも楽しみにしています。
とある科学の超電磁砲S
幼い頃の美琴が困っていた時は、母が何とかしてくれた。久しぶりの登場だけど美琴母は相変わらず美人&巨乳ですな。この美人の娘なら、美琴も将来有望な筈。しかしこんな美人の嫁さんをゲットした旦那ってどんな人なんだろう? 当麻に似てたりして。
今回は美琴ではなく、ミサカと当麻がメインでした。「禁書目録」でやった話のリメイクと言ってもいい程でしたが、ここでこの二人が親しくなる場面を出しておかないと、超電磁砲しか見ていない人にはどうして当麻がミサカの為に戦うようになるのか分かりませんからね。妙にリアルだけど可愛い猫の描写も良かったです。あれは誰でも頭を撫でたくなります。
猫大好きなのに自分の体質のせいで嫌われると思って、猫に触れようとしないミサカ。しかし当麻はそんな彼女の思い込みを、ちょっと強引なやり方で解き放つ。この場面は猫をミサカ、ミサカを美琴にしたら現在の状況の縮図になっていますね。そしてそれを解決するのが当麻だと。上手いけど子猫を投げるのはちょっとNGかな。猫だから落ちても難無く着地するだろうけど、猫好きの人が見たら本気で怒りそう。
路地裏でチンピラどもを半殺しにする一方通行。本当にこの頃の一方通行は、手が付けられない程に凶暴ですねえ。絶対に近づきたくない人種ですが、こんな危険人物が打ち止めによって、いい方向に変わってしまうんだから世の中分からないものです。ロリパワー恐るべし(おいこら)。
ツリーダイアグラムの演算結果を偽造して実験を中断させようとした美琴。某蜘蛛男みたいなアクションで施設に乗り込みましたが、残念、お目当ての衛星は腹ペコシスターによって既に壊されていたのです。このタイミングの悪さは作者の狙い通りなんだろうけど、本当にこの話の美琴は運が無いなあ。
衛星が無事だったら施設にすんなりとは入れず、別の形で絶望したかもしれないけど、それでも「衛生さえ壊せれば…」と、一縷の希望ぐらいは持てた筈。でも標的が無くなってしまったのでは、これからどうすればいいのか分からない。どんどん追い込まれていく美琴ですが、絶望するのはまだ早い。ヒーローはちゃんといるぞ。
ちはやふる2
最終回。
笑顔を浮かべて優勝した新。いつも必死に、一生懸命になってかるたをしている千早には分からない世界にいると思われましたが、新にとってかるたは楽しいものであり、その原点は千早とかるたをした頃にあった。そう、あのアパートでのかるたによって千早も新も大きく変わった。思い出すと感慨深くなります。一期のED曲が流れた事といい、最終回だけあって出し惜しみしませんね。
団体戦での優勝に加え、太一がB級、机くんがC級、筑波がD級で優勝。A級の新を除けば全階級制覇ですか。しかも太一は新と共に無敗のままで優勝。凄いですねえ。千早もその実力を見せ付けたし、瑞沢も全国レベルの強豪校に仲間入りですね。次からは瑞沢が追われる立場になるのか。どう戦うのか楽しみ。
千早の怪我は指の骨の一部が軟骨化するという特殊なもので、手術する事に。入院中は暇だけど、夏休みの宿題をするにはいい環境でしょうね。かるたの名人がいい歌を詠むとは限らないけど、千早の歌は……狂歌だとしても酷いなオイ。と思ったら新の事を考えて詠んだ歌はいいですね。新への恋心も自覚しちゃって、何だか千早じゃないみたい(酷いなオイ)。
決勝戦のDVDを送ってくれた桜沢先生に誘われて(厳しいけどいい人だ)、千早と太一で富士崎の合宿に参加する事に。奏ちゃんは太一を応援しているけど、この合宿で千早との距離を詰めるのは難しいだろうなあ。千早、かるたをやりたくてウズウズしているし。やり過ぎて怪我が悪化しませんように。
と、続きが気になるところで終了。ええ、分かっていましたよ。こういう終わり方になるであろう事はね。でも、ああ、この続きが見たい、見たいぞお!
総評。一期は競技かるたというマイナーな競技を漫画ファンだけでなくアニメファンにも大いに知らしめたのですが、スポンサーが付かず二期制作は無理だと思っていました。しかしまさかの二期、しかも内容も非常に良くて大満足。スポンサーが付かないのは相変わらずだけど。どうしてこんなにいい作品にスポンサーが付かないんだろう? 深夜枠ではなく朝や夕方に放映してほしい。
内容には何の不満も無く、三期も作ってほしいけど、さすがに次は難しいかなあ。いや、希望は持ち続けよう。原作を読みたい衝動を抑えて、奇跡の三期放映を待ちます。
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6月28日のアニメ感想
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