銀河機攻隊マジェスティックプリンス
前半クールを振り返る特別編。単なる総集編ではなく、日笠陽子さんと井口裕香さんによる特別ザンネントークや、13話の一部を先行放送するなど、なかなか楽しめました。
前回、CMの水着にケイがキレた時の演技、やっぱり大変だったんですね(笑)。ああいう大変な演技をやってしまうと「ああ、これが出来るならもっとハイレベルな演技も出来るな」と思われて、ますます無茶振りされるのです。まあそういう無茶振りをこなしてこそプロなのですが。
イズル役の相葉裕樹さん(シンケンブルー)とスルガ役の池田純矢さん(ゴーカイシルバー)は特撮出身なので、アニメ出身の声優とは違うタイプの演技をするので勉強になるそうです。なるほど、これは声優ならではの視点ですね。みゆきち親分に「おまんま食えなくなる!」とまで言わせるとは、本当に凄いな。池田さんはアドリブも達者だそうで、アフレコ現場は凄く楽しそう。見てみたいなあ。
ケレス大戦の回は声優陣も盛り上がったそうです。本当にあの話はハイクオリティでした。日本のアニメ史に残してもいいレベルでした。あのクオリティを毎回やってくれれば(スタッフが死にます)。
ザンネン5からもザンネン扱いされているラダは気の毒だけどオイシイ役だな。敵キャラも魅力的な作品は面白い。新たな仲間も加わるそうで、今後も楽しみ。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
最終回。
体育祭に出る事になった奉仕部。八幡と雪乃だけでなく結衣も体育祭にはいい思い出が無いそうです。特に普段から存在感が薄く、人に名前を覚えられない八幡にとって、運動能力で目立てない体育祭は間違いなく地獄。って八幡の場合、地獄じゃないイベントの方が珍しいのか。トラウマ多すぎるだろ八幡。私もだけど(自爆)。
派手だった文化祭に比べて、体育祭は地味な扱い。委員の数も少ないし、活気も無いなあ。部活対抗リレーやパン食い競争も却下されるなんて、この学校の派閥争いは激しすぎるだろ。昔に比べて世間がうるさくなったのも事実だけど、何か言ってもすぐ反対されるのではねえ。平塚先生、共感しすぎです。あと、先生って若手……?(殺されるぞ)
材木座と海老原さんに任せたのは正解だけど失敗、いややっぱり正解か。趣味に生きている人って、こういう時には無駄にアイデア出してくれるから。この二人、息もピッタリ合ってるな。歴史オタクと腐女子って意外と相性いいのかも。
日本の騎馬戦なら武士っぽくすべきなんだろうけど、女子なら西洋風の鎧の方が似合いますよね。個人的には忍者風の方が(お前の趣味は聞いてません)。騎馬戦で空気投げを決める雪乃、本当にマスターアジアに弟子入りしたんじゃないだろうか。
最終競技は男子全員による棒倒し(海老原さん発案)。戸塚の学ラン姿、男が学ランを着るのは普通なのになぜこんなに色気があるのか。材木座の名演説と戸塚の男をも惑わせるお色気(笑)、そして八幡の策で紅組勝利…とはなりませんでした。策士策に溺れた形になった八幡、女の子二人にずっと見てもらえたんだからいいじゃないですか。雪乃もすっかりデレましたねえ。ニヤニヤ。
前回が八幡がみんなから誤解されるというちょっとスッキリしない形で終わってしまったので、今回の番外編はハッピーエンドで良かった。前回が最終回だったら困ります、色々な意味で。
総評。単なるラブコメではなく、孤独で引き篭もり寸前という主人公の特性をよく活かしていた作品でした。暗くなりそうな話もギリギリで暗くなり過ぎない程度に留め、アンハッピーな展開にしなかったのは良いバランス感覚だったと思います。
原作はまだ続いているのですが、原作の話は今期だけでかなり使ったそうです。二期を作るとしても当分先かな? 八幡と雪乃、結衣の三角関係の行方は気になるけど。あ、戸塚も含めたら四角関係か。モテモテだなあ、八幡(笑)。
フォトカノ
最終回。
今回は前田君の妹でこの作品のマスコットキャラである果音がヒロイン。彼女が福引で旅行を当てて両親にプレゼントしたので、兄妹で同棲生活する事に。妹にドギマギするとは、なかなかのシスコンっぷりですな。いや、あんなに可愛い子が妹だったら男なら誰でもドキドキするか。可愛い妹は存在そのものが犯罪ですな。
果音には好きな人がいるのか?と動揺する前田君。男友達に囲まれているところを見て不機嫌になったり、おいおい、いくら妹が可愛くても動じ過ぎだろと笑っていたら、この兄妹は血が繋がっていなかったのか。なら何の問題もありませんね(笑)。むしろ今まで手を出さなかった前田君の精神力に拍手。
スク水で一緒にお風呂に入ったり、海で水着姿を披露したり、果音が積極的になってきました。今までのヒロイン達の恋の裏側で、果音は悲しんできたのだろうか。妹としてはいいのかもしれないけど、何だか切なくなります。
星のお城と鈴に込められていた、幼い頃の約束。果音に「お兄ちゃんになる」と誓った前田君。その誓い通り、前田君は果音を守り続け、果音もいい妹として振舞ってきた。しかし今、二人の関係は大きく変わる。前田君は果音にアルバムという過去の真実を渡し、果音は初めて書いたラブレターを渡す。いや、そんなの渡されたら付き合うしかないじゃないですか(笑)。高校卒業までよく我慢したな前田君。二人共お幸せに。
総評。うーん、悪くはない、むしろかなりいい作品だったと思います。主人公の前田君は変態紳士ならぬ変態青春カメラマンとして頑張っていたし、ヒロイン達はいずれも魅力的でした。アニメでギリギリのエロスを追求したスタッフにも拍手。
しかし悪くはないけど、惜しい作品だったのも事実。ヒロイン毎の話をやるのはいいんだけど、新見さんを除く全員が一話ずつというのは寂しかった。先輩格である「アマガミ」みたいに、じっくりやってほしかったですね。本当に惜しい作品でした。