アクエリオンロゴス
前回のヒト君に続いて、今度は「死」のM.J.B.Kがこちらの世界に現れました。現実世界とロゴスワールドとの境界がかなり曖昧になっているそうで、こういう事はまだまだ続きそうですね。荘厳という分かりやすい敵はいなくなったけど、むしろ何が起きるか分からなくなり、ややこしい事態になったかも。
死とは物騒な文字だけど、こいつが死を与えているのは人間ではなく言葉、つまり死語。桜子のようなオジサン・オバサン世代には懐かしいけど、花嵐のような若い子は「何それ?」と首を傾げる言葉が続出します。チョベリバとかエッチスケッチ～とか久しぶりに聞いたぞ。こういうのって言ってる本人より、周りで聞いている方が恥ずかしくなるんですよねえ。どうしてだろう?
M.J.B.Kはアクエリオンでなければ倒せないけど、現実世界ではアクエリオンは合体できない。おいおい、それじゃあスパロボに出られないじゃないか(ゲームのスタッフが何とかするでしょ)。とはいえ放ってはおけないので、創声部の面々が阿佐ヶ谷幽霊バスターズとして出動します。おーい、その制服とBGMは危ないぞー（笑）。目を輝かせている舞亜が可愛いけど、著作権的に大丈夫なのかな?
出だしはギャグっぽかったけど、文字の侵食が進むに連れて洒落にならなくなってきました。生と死の境界線があやふやになり、幽霊が続々と出現。しかし人間の感情がM.J.B.Kに影響を与えるようになり、それを利用した翼人が未だ夢を見るダメな大人達を叱責。私の心にもグサッと刺さったけど、確かに諦めなければ夢が叶うなら、みんなもう少し楽に生きられますよねえ。残酷だけど才能の差はあります。
死語になった言葉が輝いていた時代を懐かしがる大人達。ですが花嵐や子供達には、懐かしく思う程の過去はまだ無い。昔の思い出に囚われている大人が、これから大人になる子供の邪魔をしちゃいけませんよね。日本のハロウィンも、いずれ懐かしく思えるイベントになるかもしれませんが。定着しそうでしないからなあ。
今回もアクエリオンの出番が無かったけど事件は解決、と思ったら黒いアクエリオンが出現! 一撃で多数のM.J.B.Kを倒しました。乗っているのは総かと思ったら、違う人みたいですね。陽には心当たりがあるみたいだけど、一体何者なのか。いよいよ本当の戦いが始まる!?
ルパン三世
イタリア名物は色々あるけど、個人的にはイタリア料理と遺跡、そしてサッカーですね。イタリアを舞台にしている今回のルパン、やっぱりサッカーは外せません。
弱小チームをコパ・イタリアの決勝へと導いた名選手ブロッツィ。しかし対戦相手のチームのオーナーになったギャングにドーピングをしている事を知られてしまい、脅迫されていた。スポーツ選手としては致命傷です。審査も厳しくなっており、バレたら終わりだと分かっていても、やってしまうのがドーピング。運動選手にとっては麻薬と同じくらい危険な誘惑です。マッチョ過ぎる選手を見たら疑った方がいいと言われているけど、日本にはいないだろうなと希望します。
ブロッツィから証拠の写真とカルテを盗んでほしいと頼まれたルパン、当初は乗り気ではなかったけど引き受けてくれました。ギャングどもとの追いかけっこは苦労する事無く、あっさり勝利。所詮は田舎町のギャング、ルパン達の敵じゃありません。五右衛門の斬鉄剣と次元の正確無比な射撃は鮮やかの一言。こいつらと戦うのなら、最低でも車のタイヤは防弾仕様にしないとダメ。
五右衛門はブロッツィをサムライだと評価したけど、ドーピングしているんだよなあ。五右衛門の目は節穴かと思ったら、ブロッツィには隠された真実がありました。なるほど、視力が落ちていたのか。ほとんど片目の状態で、よくここまで頑張ったなあ。ゴロツキだった自分を拾ってくれたチームとオーナーへの恩返しの為だったとは、なるほど、確かにサムライだ。
五右衛門も見る目があったけど、ルパンが求めた報酬もなかなかグッド。金ではなくハットトリックとは、サッカー選手にとっては金よりも払うのが難しい報酬ですよ。しかしこれで決めなきゃ男じゃない。ルパンの男気に応えたブロッツィ、恐らくこれで現役を引退するだろうけど、ラストゲームに相応しい大仕事をやってくれました。彼の名前は永遠にサンマリノに語り継がれていくでしょうね。
ブロッツィのお相手としてレベッカが再登場したけど、今回は彼女よりも気になる新キャラが。ギャングの用心棒として現れたニクス、その正体はMI6の諜報員だった。ルパンに情報を提供したのは、チェスに負けたから? 妙な所で義理堅いけど、仕事はきっちりやる凄腕みたい。今シリーズのルパンの強敵になりそうで楽しみ。
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10月8日のアニメ 昔のサッカー選手を死語扱いしちゃダメ。ペレやマラドーナの偉大さは変わりません
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