少女たちは荒野を目指す
この作品、原作ゲームは二部構成になっており、第一部は学生編、第二部は社会人編だそうです。アニメでやるのは第一部だけとの事。アニメの続きが見たかったらゲームを買えという事ですか。大人って汚い(苦笑)。
砂雪が結成したマーケティング研究会を表の顔として、エロゲー制作を開始……したいところですが、研究会のメンバーは砂雪とブンタだけで、どちらもプログラムを組む事は出来ないし、絵描きも声優もいない。まずは人材集めからというのは、こういう話のお約束ですね。声優がいないゲームもあるけど、エロゲーは声があった方が数倍良いですからね。演技力がある人限定ですが。
まず声優はブンタの友人である夕夏がやってくれる事に。演劇部のエースなので演技の心配は無いだろうけど、彼女1人だけ? 色々な役を演じ分けるのかな? あと同じくブンタの友人の亜登夢もADとして仲間入り。可愛い顔立ちをしているけど、失恋のショックで二次元に走るそうです。静から動へ切り替える豊中利行さんの演技が素晴らしかったです。
続いての仲間は安東テルハ。オタクの町アキバのメイド喫茶でアルバイトをしており、かなり腐っているそうです。萌え系の趣味に理解があってプログラムも組めるとは、なかなかの逸材ですね。しかし彼女を見た砂雪の反応は不穏な感じ。因縁があるのかな?
そしてエロゲーで最も重要視される絵師は、1年生の結城うぐいすがスカウトされました。気が小さくて臆病だけど、エロい絵には興味があるそうです。これまた逸材ですね。可愛い女の子がエロい絵を描いているなんて、それだけでご飯三杯はイケます(おかずにするな)。
同じような作品である「冴えカノ」が仲間集めに時間をかけていたのに対して、こちらは2話で揃えました。かなりハイペースですね。まだあと10話ほどありますが、ゲーム作りだけで進めるのは無理ですね。ブンタと女の子達の恋愛話も入れるんだろうけど、誰がメインヒロインになるのか。本命は砂雪、対抗は夕夏かな?
ルパン三世
エジプト最後の女王クレオパトラ7世が持っていたという伝説のダイヤ・クレオパトラの心を手に入れたルパンでしたが、アクシデントでダイヤは高校の中へ。もちろんこんな事でお宝を諦める筈がなく、ルパンは教師に変装して潜入します。ハーバード大卒業というだけでルパンをあっさり信じた校長、素直すぎて心配になります。
潜入した高校はかなり荒れていましたが、数多くの修羅場を潜り抜けてきたルパンにとっては子供の遊び場のようなもの。不良生徒も敵じゃありません。しかしダイヤは教師達の手によって、時限爆弾の中に組み込まれていました。はいそこ、どうして教師が時限爆弾なんて作ってるの?と首を傾げましたね。私もです。今回はコメディだと割り切っているのか、見ている方が戸惑う程におかしな展開が続きます。
おバカな教師達をあしらってダイヤを取り戻したルパン。しかし教師達はマフィアに脅されており、時限爆弾を作る程に追い込まれていました。その割にはルパンとの戦いはギャグだったけど、本人達は真剣だったという事で。
教師の1人マリオは、かつて殴られていた生徒を見捨ててしまい、チキン(臆病者)と呼ばれ舐められていました。実際、本当に臆病者だったのですが、ルパンの援護と生徒の危機を見て目覚めました。どうなる事かと思いましたが、オチはちゃんとまとまりましたね。人の心を変えるダイヤを「俺は泥棒を辞めたくない」と捨てるルパンも良かった。ダイヤは不二子の手に渡ったけど、これは不二子の心が変わる伏線なのかな? あまり気にしない方がいいかも。
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1月14日のアニメ 時には青春劇の、時には怪盗が活躍する舞台になる。学校って便利な場所ですよね
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