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2月15日のアニメ 空を翔ける天才と、地から見上げる凡人。残酷だけどスポーツではよくある事です

蒼の彼方のフォーリズム
 大会2日目は2回戦からスタート。明日香は見事に勝利しましたが、みさきは相手が悪かった。全国大会の優勝者にして今大会の優勝候補ナンバー1、高藤学園FC部部長、真藤一成。これ程の肩書を背負っているキャラはヤラレ役になる事も多いのですが、真藤は本当に強かった。プロが使う高度な技を会得している上、その技を使わずみさきを倒すとはねえ。明日香達が目指すFCの頂は、まだまだ遠い。
 3回戦の明日香の相手は真藤。連続で全国優勝選手と当たるとは、久奈浜学院はツイてないなあ。しかし明日香は事前の予想を大きく覆す大活躍! かなり疲れているのに体力を消耗するエアキックターンを連発して、真藤をも驚かせる。明日香はテンションが上がると実力以上の力を出すタイプだから、強い敵と戦う程に燃えて強くなる。呑気そうに見えて、実は熱血キャラ。このギャップが明日香の魅力か。
 佐藤院さんに叱咤激励され、遂に本気を出した真藤。今までのクールな顔を捨てて、明日香を上回る程のテンションで立て続けにポイントを取って勝利。ああ、やっぱり明日香は勝てなかったか。それでも全国チャンプから4点も取り、本気にさせただけでも凄い事なんですよね。明日香はまだまだ初心者と言ってもいい経歴だし。これが本物の天才か。サービスシーンも天才的に素晴らしかったです(それは関係ない)。
 一方、真藤と互角に渡り合ったと自信を持っていたみさきでしたが、その自信は木っ端微塵に打ち砕かれた。真藤には手を抜かれていた上、素人同然だった明日香が自分に追い付き、いや追い越しつつある。FCの選手としてのプライドはズタズタですね。晶也がフォローして立ち直らせるのか、それともこのまま闇に落ちて明日香と戦う道を選ぶのか。夏の大会は終わったけど、物語はここから熱くなりそうで楽しみ。

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