2月26日のアニメ　雪の扱いが上手くなった2人、違う国だけど札幌雪まつりの設営にも駆り出されそう

ヘヴィーオブジェクト
　前回で正統王国に反旗を翻したインディゴプラズマを操縦するエリート、プライズウェル＝シティ＝スリッカー(名前が長い)を追ってカナダのヴィクトリア島へ。またしても雪原での戦いで、クウェンサー達も慣れたらしく雪だるまやカマクラを作っていました。カマクラはフローレイティアに乗っ取られたけど、おしるこは貰えたからそれで良し。寒い外で食べるおしるこは、なぜあんなにも美味しいのか。
　シティ＝スリッカーは身分差の激しい正統王国の貴族内でも浮く程の過激な血統主義者にして、言語保護活動家。正統王国が発展する為には労働力の確保として奴隷制を復活させる事、そして言語を統一言語のみとして他の言語は絶滅させる事を本気で考えています。極端な意見ですが、こういう過激で極端な考えに惹かれる人も少なくないんですよねえ。本人は小西克幸さんのナイスガイボイスでも誤魔化せないくらい、かなりの小物臭漂わせているけど。
　ヴィクトリア島には僅かながら民間人も住んでおり、整備主任のアヤミばあさんの娘夫婦もいるそうです。ああ、これは絶対に戦いに巻き込まれるわ。ちなみに若い頃のばあさんはかなりの美少女でした。お孫さんもそうなんですよね?　まーたクウェンサーが美少女とフラグを立てるのか、おのれ。えっ、ヘイヴィアとかもしれないって?　あいつの女運の無さからして、それは絶対に無いな（笑）。
　こちら側の戦力はベイビーマグナムに2機のオブジェクトが加わり、3対1で圧倒的に優勢。しかし敵はインディゴプラズマのプラズマ砲の効果を最大限に高める工作をしており、しかも援軍として6機のオブジェクトが!　見た目からしてインディゴプラズマの簡易量産型みたいですね。なるほど、これだけの戦力を抱えていたら堂々と反逆したのか。作戦前の楽勝ムードは大苦戦するフラグ、今回も見事に嵌まりました。たまには楽勝したいものです。それだとクウェンサー達の出番が無くなるけど。
　淡々と狙撃で敵兵を殺すヘイヴィアと、人を殺す手伝いをしても動じないクウェンサー。この描写は何気に良かった。軽口を叩いていてもこの2人は心の底から兵士であり、しかも歴戦の強者なんだよなあ。色々な意味で敵にはしたくないものです。