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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ18号の感想

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 「ONE PIECE」の映画のゲスト声優が発表。北大路欣也さんが「トリコ」の映画以来の出演。プロの声優ではないけれど渋い声で良い演技してたので、期待してもいいかと。あの映画がヒットしていたらなあ。

 「遊戯王」の映画が横浜市とコラボして、スタンプラリーをするそうです。スタンプを集めたらオベリスクの巨神兵が貰えるのか。海馬ファンは何があっても横浜まで行くんだろうなあ。東京住まいだけど私は無理です、すいません。

 5月2日発売のジャンプNEXT!!には懐かしい顔ぶれが。岩本先生、また絵が上手くなってますね。古屋先生と打見先生もお元気そうで何より。本誌連載を掴める程の面白い作品を期待しています。

ONE PIECE ★★★
 ズニーシャを攻撃するジャック。巨大怪獣のような巨象の弱点を見抜き、的確かつ残虐な攻撃を行う。戦闘力が高い上に単純馬鹿じゃないから、タチが悪いんだよなあ。まともに戦っていたらルフィ達も苦戦したでしょう。
 過去の罪によって歩く事しか許されていなかったズニーシャは、反撃する事が出来なかった。しかし見聞色の覇気によってモモの助と会話し、許可を貰ったらジャックを一蹴! 怪獣映画のような迫力のある絵は、さすが尾田先生。スカッとしました。これで邪魔者はいなくなったから、次回でサンジ救出への旅立ちかな?
 最後のカイドウへの通信、声の主はスクラッチメン・アプーか? そういえばカイドウ墜落の現場に居たっけ。キッド、ホーキンスと一緒にカイドウに負けて配下に加わったのかな? カイドウの一味がどんどん強くなっていくなあ。ドフラミンゴ戦以上の長期戦になりそうで、今から覚悟しておきます。

僕のヒーローアカデミア ★★★
 母親に心配をかけていると分かっていても、出久は動いてしまった。八百万さんは「現場を見れば無理だと分かってくれる筈」だと思っているけど、母親の懇願さえ振り切る男がその程度で止まる訳ありません。八百万さんもまだまだ甘いな。
 被害者なのに世間から糾弾される雄英。ヒーローは常に勝たなければならないから、失敗した時の風当たりは強い。未来のヒーローを育成する学校がこうも敵に好き放題されていたら、誰だって不安を感じるでしょう。この世間の流れは敵連合を潰さない限り止められないかも。
 敵連合から勧誘された爆豪は、強い言葉で拒絶しました。うん、カッコ良い。けど気になるのは拒否した理由が「オールマイトに憧れて」ではなく「オールマイトが『勝つ姿』に憧れて」という事。出久はたとえオールマイトが負けても彼を応援するだろうけど、爆豪は? ううむ、カッコ良いけど不安でもある。

ブラッククローバー ★★★
 裏切り者の団長は1人だけではなかった。魔法帝がすぐ側にいたのに見抜かれないとは、確かに凄い変身魔法の使い手ですね。彼が化けていたのは誰なのか? ヤミとシャーロットを除けば、ゲルドルを捕まえたリルかな。今後の彼は要チェックですね。
 アスタには新たな任務が与えられ、休む間もなく旅立つ事に。その旅立ちをキスで祝福して、レベッカはアスタへの恋を諦める。アスタの隣で戦えるノエルと違って、一般人である彼女はアスタの側にはいられない。自分を弁えているのは、良くも悪くも「大人の女性」だからか。彼女には幸せになってほしい。

ハイキュー!! ★★★
 入部した時から今に至るまで、何から何まで正反対だった黒尾と夜久。ミカサとモルテンって何の事?と思って調べたらバレーボールのメーカーですか。女性の好みから食べ物の好き嫌いまでまったく合わない2人ですが、全国制覇という目標だけは同じでした。だったら心配はいりませんね。同じ夢を持つ、それだけで人は一緒に戦えるのです。
 夜久の抜けた穴は当然狙われますが、黒尾がそれをカバーして同点に追い付く。この粘りはさすが音駒の主将、侮れない選手です。しかし研磨によると、黒尾はもっと働ける筈。つーか働いてもらわないと困るそうです。黒尾はこの試合が終わったらぶっ倒れそうですね。それでも友の為に勝て!とエールを送ります。

暗殺教室 ★★★
 4週連続の番外編はセンターカラーでスタート。第1話は生徒達が知らない殺せんせーと殺し屋達の日常?的な光景です。
 相変わらず授業以外ではダメ人間全開な殺せんせー。死神と呼ばれていた頃の彼とは別人ですね。自分で「弱くなりたい」と願ったからなんだけど、欲望にも弱くなってしまったと。まあエロ本を集めるだけで満足してしまう気持ちは分かりますけどね。年を取ると使うのも億劫になってしまって(笑)。
 そんな殺せんせーに手入れされた殺し屋達、物騒な事を言ってるけど居酒屋の女将さんにラブラブだったり、殺せんせーとはドタバタ劇をしたりと和やかな空気を作っています。本当に劇団作っても良いんじゃね? あと蛍ちゃん可愛い。

ものの歩 ★★★
 真っ直ぐにしか進めない、それが信歩の不器用さだと思われていましたが、彼は真っ直ぐならばどこまでも突き進むタイプでした。もちろんこれは誰にでも出来る事ではありません。人は迷ったり悩んだり、時に立ち止まったりして学び、強く賢くなっていく。だけど信歩は止まらず突き進み、その中で進化していく。この対局でも新しい矢倉の形を見せて強くなるのでしょうね。安心できます。
 竜胆と蒼馬も熱戦を繰り広げている。かつて蒼馬は「将棋は遊び」「プロにはならない」と言って竜胆を怒らせたけど、それは将棋を馬鹿にしている訳ではなく、竜胆への友情が込められた言葉だった。そんな蒼馬の心を理解して、竜胆も強くなる。この2人の対局も見応えありますね。信歩も蒼馬も良い流れで戦っています。このまま行けるか?

左門くんはサモナー ★★★★
 天使ヶ原さんの家族を紹介(父親除く)。お母さんの環はかなりマイペースで恋愛脳な人でした。アニメ化されたら声優は井上喜久子さんか、大原さやかさんですね。アラフ元祖の「ARIA」ネタで(笑)。
 妹の輪はお姉ちゃんと違ってバイオレンスなキャラで、図々しく居座っていた左門と九頭竜を圧倒。でも優しいお姉ちゃんには弱くて、そして実はお母さんが一番強いという天使ヶ原家の底知れなさ。こんな家族を束ねているであろうお父さんは一体どんな人なんだか、登場が楽しみ。
 それにしても天使ヶ原さん、左門達へのツッコミがかなり厳しくなっていますねえ。それだけの事をされているからだけど、左門が悪魔を憑けている効果もあるんだろうか? まあ環さんはその悪魔達さえも従わせているんですけどね。どんな漫画でも母は強し。

双星の陰陽師 ★★★
 ジャンプSQ.で好評連載中、そしてこの春アニメ化された助野嘉昭先生のアクション漫画の特別編です。ちなみに私は第1話から読んでいます。「貧乏神が!」も最初から読んでおり、実は隠れたファンなのです。
 「貧乏神が!」の終盤はアクション主体でしたが、この漫画は最初からアクション全開。基本的にハートフルコメディだった前作と違い、ストーリーはかなりハード。主人公のろくろは共に育った仲間を目の前で皆殺しにされるという壮絶な過去を背負っているし、敵のケガレ達はいずれも残忍で容赦なし。見応えのあるバトルを繰り広げています。
 その一方で、ろくろと紅緒の関係は見てて微笑ましく、作品の清涼剤になっています。最強の陰陽師を作る為の夫婦になる事を運命付けられた2人、最初は乗り気でなかったろくろですが紅緒の本心と覚悟の強さを知るに連れ……というラブコメの王道を行く展開が良いんですよねえ。アニメで人気に火が点く事を祈っています。
 で、今回の出張編はろくろと紅緒の関係に焦点を当てつつ、派手なアクションシーンで読者の興味を唆るという出張版のお手本みたいな内容でした。紅緒のウェディングドレス姿なんて本編では絶対に見れないだろうから、既存の読者にも嬉しいサービスでした。本編の紅緒は大変な事になっているのでねえ。彼女とろくろと幸せになれるのは、まだまだ先でしょう。それでも頑張れ!

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 今回のヒロインは猫神を宿している夜々。見た目もだけど性格も猫のようで、気まぐれでとことんマイペースで気に入った人には懐いて付いて来る。特に餌をくれる人が大好きという、見事なまでの動物系ヒロイン。猫耳っぽいフードも含めて、マニアックな人に好まれそう。
 ゆらぎ荘の台所を預かる仲居さんが旅行に行ってしまい、ゆらぎ荘の食卓が大ピンチ。コガラシに料理スキルが無かったら、どうなっていた事やら。みんなから胴上げされたり、夜々に懐かれたコガラシ、ゆらぎ荘の面々とも馴染んできましたね。この調子で全ヒロインの攻略目指せ!(そういう漫画ではありません、多分)

ワールドトリガー ★★★
 早くも玉狛第二の新戦術が披露されました。ガロプラ戦が挟まったせいで忘れかけていたのは、ここだけの話(笑)。鉛弾もスパイダーも完璧に使いこなしていますね。修のスパイダーのおかげで遊真が戦い易くなったのも良い。ここまで効果があるとは思いませんでした。
 だけど切り札を先に見せたら今後不利になるというのは、バトル漫画のお約束。香取隊はあまり戦力を削げなかったし、慎重な柿崎隊に切り札を見せてしまったのは痛い。これからが本当の戦い、一気に押したいところだけど果たして?

背すじをピン!と ★★★★
 人気アイドルが参加する為、世間の注目を集める事になった競技ダンス全国大会。今まで大会には出てなかったチャンピオン咲本とそのパートナーも登場し、役者は全員揃いました。次号の巻頭カラーを盛り上げる為の舞台は整い、ワクワク感が抑え切れません。って子供か(笑)。
 個人的に注目しているのはアイドルの花園亮と御木のお姉さんペア、そして咲本のパートナーの沙羅。未経験者なのにいきなり全国大会に放り込まれた花園は自信無さ気だけど、アイドルだからダンスの基本は出来ているだろうし、客の前に立ったらテンションも上がる筈。侮れないペアになるかと。
 沙羅は咲本の濃いキャラに負けておらず、チャンピオンの相棒としての強さと風格を感じます。フライングクロスチョップも力強かったし(笑)、彼女と咲本がどんなダンスを踊るのか楽しみ。もちろん、つっちーとわたりさんにも期待してます。最高の大会にしてください!

火ノ丸相撲 ★★★★
 センターカラー&番外編の二段サービス。川田先生、スケジュール大変だったろうなあ。
 番外編は体育祭での火ノ丸の大活躍?を披露。うんうん、彼の性格なら応援団長向きだし、応援する方もされる方も気合が入るわな。でも、どんなに熱い応援をしても負ける時は負ける。スポーツの非情さと爽やかさを感じた、いい番外編でした。火ノ丸は教師に向いてそう。
 いやいや、やっぱり火ノ丸が行くのは力士への道、横綱への道でしょと思い直させる本編。背が小さいというだけで不遇の立場に落ちていた火ノ丸が、再び「強い力士」としてライバル達から注目される。火ノ丸のここまでの苦悩と努力を見てきたから、読者は爽快な気分になります。しかしここがゴールではない。全国の強豪達に国宝・鬼丸国綱の力をぶつけてやれ!

食戟のソーマ ★★★
 1ページ目の薊が工事にノリノリで笑。瞳が入ってなくても楽しい気分だというのが伝わってくるのは、佐伯先生の画力の高さか。この絵はパロディネタとして使われそう。
 セントラルに逆らえば生徒は粛清され、講師は解雇される。薊の恐怖政治体制が着々と築かれる中で行われた、創真と司の奇跡の共同作業。遠月の料理の頂点に立つ男から認められる程になるとは、創真も成長しましたねえ。この2人が組んだら最強だし、創真がセントラルに入ったら意外性が合って面白いけど、ここは拒否するだろうなあ。拒絶された司の反応が気になる。

鬼滅の刃 ★★★
 冷酷・残忍な異形の鬼も、かつては普通の人間だった。鬼になった妹を持つ炭治郎は、だからこそ鬼を単なる怪物としては見れず、戦って勝利しても嬉しくはない。むしろ鬼に同情し、悲しい顔で見送る。炭治郎の優しさと危うさを感じました。この優しさ、鬼に利用されなければいいんだけど。
 地獄のような試験に残ったのは、炭治郎も含めて僅か4人…の筈ですが、剣士のボスらしき人物は「5人も生き残った」と言っています。まだ山の中にいるのか、それともこの4人より遥か先にクリアして山を降りたのか。謎めいた5人目の合格者、今後のキーパーソンになるのかな?

こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★
 ヤクザの女房にしてスパイ婦警という二重生活を送っている京華。勘の鋭い両さんにも気付かれず、スパイ活動そのものは順調なようですが、婦警の仕事は退屈なので行きたくないと駄々をこねています。「疲れる」ではなく「退屈だから」というのが何気に凄い。タフな女性だなあ。
 またアルバム委員をやる羽目になった京華、今回は温泉で暴力団退治。拳銃目当てで利用された雑学に同情すべきなんだろうけど、京華の行動がハチャメチャ過ぎて笑うしかないので同情しません。手柄を譲ってもらっているし。京華の正体を知ったらショックを受けるだろうけど。

トリコ ★★★★
 人間を遥かに超えた強さを発揮する次郎もとい二狼。幼い頃からニトロを食べていたからですが、子供の頃からニトロを捕獲していたのか?という疑問に対する答えは驚きと同時に納得させられました。まさか狼王ギネスに育てられていたとは……。「二狼」という名前から気付くべきでしたね。迂闊でした。
 アカシアのノッキングを全て解除し、フルパワーを出せるようになった二狼。ブルーニトロを全滅させそうな勢いですが、ブルーニトロにはまだ切り札がある。缶詰とはトリコ達が開けた缶詰の同種かな? あれで二狼を封じ込めるとか?

斉木楠雄のΨ難 ★★★★
 何度も何度も高校2年生の生活を繰り返している斉木。長期連載にはよくあるサザエさん現象なのだと思っていたけど、実はちゃんとした理由がありました。「ドラゴンボール」にも出れそうな程に強くなってる斉木でさえ封じ込められない程の災害とは、地球のパワーはやはり凄いな。ガイア万歳(意味不明です)。
 今年も噴火を止められず、また時間を1年戻しました。同時にマインドコントロールまでして人類の記憶を修正しているとは、斉木の超能力がどんどん上がっていますねえ。連載が続く限り彼の孤独な戦いは続くんだろうなあ。ご苦労様です。麻生先生的にはずっと戦ってほしいんだろうけど(苦笑)。

銀魂 ★★★
 夜兎の闘争本能に従って父親を襲ったと言われていた神威ですが、本当は家族への複雑な感情からだった。誰よりも愛している母親を守れなかった父と、そんな父に敵わなかった自分。母が死んだ以上、神威に守りたい人なんていない。もう彼には父を越える道しか残されておらず、妹の静止を振り切ってでも父を倒すしかない。悲しい男です。でも神楽に止めを刺さなかったのは、まだ彼に妹への愛情が残っているからでしょう。神楽、早く復活しろ。
 愛する妻を救おうと宇宙を奔走していた星海坊主。愛の証とも言うべきアルタナの結晶石が虚を倒す切り札になるとは、まさに愛の奇跡か。これでも虚は死なないでしょうけど、弱体化はするかも。つーかここで弱くなってもらわないと銀時達が勝てません。強すぎるラスボスって作品的にも困りますよねえ。

ニセコイ ★★★
 小野寺さんだけでなく、一条の思いまで知ってしまった千棘。話の都合とはいえ、2人とも大事な恋心をあっさり口に出し過ぎ。どっちも盗み聞きした形になってしまったのは、ちょっと捻りが足りなかったなあ。
 2人が両思いだと知った千棘は、日本から去る決意をしたようです。確かに彼女がいなくなれば、いずれこの2人はくっつくでしょう。だけど今の一条にとって千棘は小野寺さんと同じくらい大事な女性です。マリーの時みたいに実家に乗り込んで連れ戻す展開になるのかな? それだとマリー編の二番煎じになってしまうんだけど、古味先生には考えがあるのでしょう。……あると信じます、はい。

BLEACH ★★★
 戦いに関する考え方が、実は似た者同士だったジェラルドと更木。しかしジェラルドの『奇跡』の真の能力には敵わず、倒されてしまった。ダメージを与えたら自分にも跳ね返ってくるとは、地味に嫌な能力だなあ。
 日番谷と白哉の連携攻撃も見抜かれ、更木もKO寸前。しかし更木にはまだ切り札が残されていた。目の前に現れたやちるは本物か、それとも幻影か。どちらにしても更木にとっては奇跡を覆す勝利の使者になりそう。どんな卍解を出すのか、今から楽しみ。

磯部磯兵衛物語 ★★★★
 遂に神の春画を描いた北斎。見ただけで中島が物理的にも精神的にも昇天してしまうとは、マジで神レベルですね。最近、性欲が薄れている私も見たらこうなるんだろうか。って、バイアグラ扱いかよ(笑)。
 だけど目的を果たした北斎は神に連れて行かれ、神の春画も海の彼方へ。この春画によって日本が開国する羽目になるとは……。まさに歴史を塗り替えた春画になりました。男を動かす最強のアイテムは、いつの時代もどこの国でも変わらないという事で。


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