映画公開直前記念で「遊戯王」OCGのカードが付属。うーん、ちょっと使い難い効果かなあ。解説されている通り方界デッキに組み込めば使えそうだけど。
いや、運営が思い付かなかった利用法をデュエリスト達が考え付くかも。伝説のカード八咫烏みたいに。そして持て囃されて価格が上がるけど、禁止カードになって価値が暴落する。カードゲームの歴史ってその繰り返しだよね。
ジャンプ流創刊記念で、25人の作家が描いた各作品の伝説の名シーンの複製原稿がプレゼントされます。うわ、これは漫画家志望じゃなくても欲しいぞ。しかしうすた先生と冨樫先生の名シーンは、本当にそれで良いのかと(笑)。
背すじをピン!と ★★★★
連載(ほぼ)1周年で巻頭カラー、というのはこの作品らしいですねえ。地味にだけど確実に歩を進めていくつっちー達みたいです。
いよいよ始まった全国大会。つっちーを始めとする主要キャラ達がいきなり登場。アイドルの花園&恵美ペアも同時に出て、つっちー達が目立たなくなるかもと思ったら、むしろ全員カメラにアピールしまくり。そうですよねえ、競技ダンスをする人が目立ちたくない筈が無い。こういう状況はむしろ大歓迎か。楽しそうで何よりです。
ライバル達も認める程、強くなったつっちーとわたりさん。まだまだ基礎を固めている段階だけど、以前より格段に成長しているのも事実。頼もしく思う反面、ちょっと寂しく思っちゃうのは読者のワガママか。子供の成長を見守る親の気分って、こんな感じなのかも。
今回は番外編も収録。日本に馴染めず落ち込むターニャが可愛いの何の。日本語を上手く話せず困っていた彼女を、わたりさんが救っていたのか。こういう裏話って好きなので、今後も機会があれば明かしてください。先輩モードになったつっちーとわたりさんには笑ったけど、この2人もいずれこういう風に後輩を導くんだろうなあ。それまで連載が続きますように。
僕のヒーローアカデミア ★★★
爆豪を取り込もうしたけど失敗した死柄木。大切そうだった手を飛ばされてブチ切れると思ったけど、もうこの程度では動じないか。悪のリーダーとしての風格を漂わせています。爆豪はオールフォーワンに洗脳されそうですね。出久は間に合うのか?
謝罪会見で詰め寄られる事さえオトリにして、敵連合のアジトに一斉突入しようとするヒーロー達。作戦は見事だけど、敵連合も時間が無いのは分かっている。もしこの作戦が読まれており、罠が張られていたら……。本当にヒーロー社会の崩壊が始まりそうで不安だけど、漫画としては面白いから困る。
ONE PIECE ★★★
ルフィ達は四手に別れる事になりました。ルフィと一緒にいくメンバーはドレスローザで戦えなかった面々なんですね。長い間見せ場が無かった分、ビッグ・マム海賊団との戦いでは大暴れしてもらいましょう(戦いに行く訳ではありません)。ナミの新兵器も活躍しそうだし。
ペコムズは予想通りカメカメの実の能力者でした。どんな名前の悪魔の実を食べたのか地味に気になるので、こうやってテキパキ明かしてほしいですね。藤虎の実の名前なんて未だに分からないからなあ。
ルフィ達が大きく動いたその頃、久しぶりに登場したビビも旅立とうとしていました。そういえば今年は世界会議の年だった。世界の首脳陣が集う地でも何かが起こりそうで、世界そのものが大きく動くのか。ワクワクさせてくれます。
ブラッククローバー ★★★
センターカラーで水着回。サービスするタイミングを分かってるなあ(笑)。
男性キャラの方が多くてセクシー女性キャラが1人だけというのは残念だけど(ノエルの体型では「まだまだ」なので。将来性に期待)、賑やかなのは良かった。久しぶりのセッケもオチ担当で面白かったです。
みんなが浮かれて遊んでいる中、1人だけ真面目に仕事していたヤミは優秀な団長ですね。普段の彼とは別人みたいだけど、魔法帝に期待されて気合が入ってるんだろうなあ。腐女子の心を惹き寄せそうだ。
海底に行くにはノエルの魔法が必要だけど、ノエルの魔法コントロール技術はまだまだ未熟。悩む彼女の前に現れた謎の美女は、敵か味方か。どちらにしても海底の冒険のキーキャラになりそう。美人なので味方であってほしいなあ。
暗殺教室 ★★★
番外編その2。前回に続いて居酒屋に集う殺し屋達が主役ですが、番外編は彼らの話なのかな?
生徒が見てないとダメ人間全開な殺せんせー。こんなにダメなのに殺せないのは、殺し屋としてのプライドを大いに傷付けられるでしょうね。何度失敗しても残っているこの4人がタフなのか。しかしふとしは本当に殺し屋なのかな? はなくそ名人って(笑)。
盲目だけど美しい梓さんと、渚に似た美少女の蛍。殺し屋をも和ませる美人親子に危機が迫る。殺し屋だろうと真人間だろうと、男として生まれたのなら助けない訳にはいかない。ダメモードの殺せんせーと自信喪失していた殺し屋達が力を合わせて戦う展開になるのかな? 地味に燃えるな、それ。
ハイキュー!! ★★★
一進一退の攻防が続きます。第1セットからデュースにもつれ込むとは、両チームの力がそれだけ拮抗しているからなんだろうなあ。どちらも守備重視のチームだし。
しかしここで孤爪の策がドンピシャ。飄々としていながらも大胆な策を考えた弧爪も、彼の期待に応えた黒尾も見事。第1セットは苦戦しながらも音駒が取りました。
第1セットは戸美に取られて音駒が追い上げる展開だと予想していたので、これは意外な展開になりました。しかし戸美もこのままでは終わらないでしょう。第2セットはより熾烈な戦いになりそう。
遊戯王 ★★★
映画公開に合わせて、前後編で掲載。もう一度「高橋和希先生が描いた遊戯王」を「週刊少年ジャンプ」で見れるとは、古参ファンとしては感動するしかありません。
漫画は映画の半年前からスタート。海馬コーポレーションで海馬と謎の少女の出会いから始まります。社長、本当にお久しぶりです。モクバは少し大きくなりましたね。兄弟揃って元気そうで何より。
デュエルディスクはかつて連載していた時期よりも数段技術が進歩し、ニューロンズ・ギアを使ってプレイヤーの意識をVR空間に移送してデュエル・リンクスという世界の中でデュエルが出来るように成りつつある。これはまさに夢の世界です。だけど決して夢物語ではないのが現実の凄いところ。いつか本当にこんな風にゲームをする時代が来るかもしれません。
しかしデュエル・リンクスでのモンスターの強さはプレイヤーの意識の強さによって決まるって、それはカードゲームとして問題があるのでは? 案の定、怪しげな異分子が入り込んでいました。プラナと名乗る少女と海馬の出会いが、新たな決闘の引き金になるのか? 後編と映画公開を待ちます。
ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
普通の人間には幽奈の姿は見えないし、写真に撮ると心霊写真になってしまい幽奈の顔は分からない。こんなに可愛いのに勿体無い話です。
それでもコガラシの協力もあり、千紗希と幽奈は仲良くなる事が出来ました。微笑ましい話だったし、千紗希の下着姿や幽奈の学生服などサービス絵も充実しており、良い話だったかと。こういう話を続けていけば、長期連載も夢ではないかと。
火ノ丸相撲 ★★★★
背が小さい火ノ丸がプロの力士になれる唯一の方法。改めて説明されていますけど、本当に狭き門なんだなあ。インターハイを制しても全日本選手権で優秀な成績を残して、幕下付出の資格を取らないといけない。全国大会に出ても道程はまだ半ばとはねえ。
しかし火ノ丸はある意味ラッキーでもある。なぜなら去年の全日本を制した男と、早くも戦えるのだから。いやはや、いきなり頂上対決とは。天王寺とは決勝でぶつかると思っていたので、こんなに早く戦う事になるとは意外も意外でした。火ノ丸が天王寺に勝ったとしたら、決勝の相手は誰になるのか。今から興味津々。
もちろん天王寺との一戦も楽しみです。現時点ではアマチュア最強の力士を相手に、パワーアップした火ノ丸がどう戦うのか。間違いなく激しく熱い戦いになるでしょうね。最高の力勝負を見せてもらいましょう。
銀魂 ★★★
やはり虚は生きていた。切り落とされた右腕から復活するとは、とんでもない怪物です。この怪物を殺すには肉体を完全に消滅させるしかなさそうだけど、アルタナの塊とも言える虚を消滅させる程のエネルギーなんてあるのかな?
かろうじて生きている星海坊主に、戦う相手を無くした息子の猛威が迫る。神楽でも止められなかったけど、ここで万事屋の面々が登場。なるほど、彼らが神楽の家族なら、神楽の兄である神威も家族みたいなもの。神威を心身ともに止められるのは彼らしかいません。銀時vs神威、吉原編では流されてしまった2人の対決なるか?
左門くんはサモナー ★★★★
センターカラー。
知らない間に街の裏側ではヤンキー達の抗争が行われていたようです。その中心にいるのは前回登場した輪ちゃん。左門がいつの間にか彼女の子分になっていたけど、今回はあまり活躍しないので無視して良いです(酷…くはないな、うん)。
ヤンキーネタなら俺達も出るぜとばかりに再登場した茨木童子。更に眼鏡キャラとは思えないくらいバイオレンスな悲恋まで来ちゃって、もうしっちゃかめっちゃか。ネビロスも加えた頂上決戦は見てみたかったけど、誰が勝っても最強は天使ヶ原さんという事で。姉モードになった彼女は無敵ですから。ネビロスと左門はこんな所に居たのを見られなくて助かったかも。見つかってたらいつもより激しいツッコミの雨に晒されていたでしょう。お姉ちゃんは強い。
ものの歩 ★★★
竜胆vs蒼馬、不器用な男達の戦いは竜胆が勝利しました。この2人の性格から考えてもっとドロドロした内容の試合になると思っていたのですが、かなり爽やかに終わりましたね。主人公の戦いと同時進行だから、あまり力を入れ過ぎるとあちらが色褪せてしまうから? 漫画とは難しいものです。
鉄壁を誇る穴熊ですが、決して弱点が無い訳ではない。従来の矢倉ではその弱点を突くのが難しかったのですが、信歩は自分の矢倉を進化させました。戦いの中で成長する、これぞ主人公の特性。信歩の粘り強さが生んだ勝機、友が見守る中で奇跡を起こせるか?
食戟のソーマ ★★★
この漫画では久しぶりになる女性キャラのサービスシーンがありました。昔は毎回のようにやっていたんですけどねえ。少年漫画としては今の方が正しいんだけど、寂しく感じる自分もいます。読者ってホント身勝手。
創真が司の誘いを断るのは予想通りだったけど、ここで2人の対決に持って行くとは。創真が勝てば十傑第一席になるけど、負けたら創真は司の部下になる。ううむ、どちらの未来も思い浮かばないなあ。今の創真が司に勝てるとは思えないけど、セントラルの一員になるとも思えない。一体どんな決着になるのか、期待して見守ります。
ワールドトリガー ★★★
チームワークがイマイチな香取隊。玉狛第二だけでなく柿崎隊からも狙われて万事休すっぽかったけど、オペレーターの染井さんの的確な指示のおかげで命拾いしました。香取隊の真のリーダーは彼女だと考えた方が良いですね。戦場には立っていないけど、指揮官としては侮れません。
染井さんに利用される形になった玉狛第二ですが、成長した彼らの力はまだまだこんなものじゃない。冷静なベテラン達の判断を覆す千佳の強大な一撃は、なかなか爽快でした。ワイヤーの罠に飛び込んだら遊真に、罠に飛び込まなければ千佳の狙撃にやられる。柿崎隊と香取隊はこのままだとジリ貧ですね。両隊、これからどう動く?
こちら葛飾区亀有公園前派出所 ★★★
東京に住んで長いけど、金町には行った事がありません。観光名所など無い完全な住宅街だそうで、住むには良いけど他所の住人が足を運ぶ程の街ではないそうです。ちなみに金町に移転した大学とは東京理科大学だそうです。学生の町かあ。ますます私には縁が無いな。
そんな金町に住んでいたのは、懐かしの後流悟十三。昔は背の低さとダメ人間なところを除けば本家ゴルゴ13にそっくりだったけど、今回はそうでもないですね。連載四十周年記念という事で、今後もレアキャラが登場するみたいで楽しみ。
鬼滅の刃 ★★
あらら、遂に危険区域にまで下がっちゃったか。それも仕方ないか。色々な意味で癖の強い漫画だからなあ。
この漫画の欠点の1つは、主要キャラに仮面を付けさせている事だと思います。鱗滝も今回登場した新キャラも仮面を付けて表情が分からないから、感情移入できない。年齢も性別もよく分からないキャラを次々と出されても、読者としては困ります。
刀を貰った炭治郎、早速の初仕事です。初めての仕事が最後の仕事になりそうで心配ですが、とにかく頑張れ。作者も含めて。
ニセコイ ★★★
失踪した千棘。鶫さえ彼女の居場所は掴めず、事情を知っているらしい千棘のお父さんは「もうこの町には戻ってこないかもしれない」と寂しげに語ります。一条と小野寺さんの事を思って身を引いたのだとしたら、確かにもう戻らないでしょうね。このまま一生顔を合わせないつもりなのかも。
千棘が去ったまま時が流れ、あっという間に夏休み。このタイミングで小野寺さんが動きます。いよいよ一条に告白するのでしょうか? しかし千棘の日記を読んで彼女を大切に想うようになった一条が、小野寺さんの告白を受け入れるのかな? ラブコメ終了直前ならではの不穏な空気が漂っていますが、次回の小野寺さんの言動に注目しましょう。
BLEACH ★★★
やちるは更木の斬魄刀「野晒」の化身、という事でいいのかな? 野晒が解号されたと同時に姿を消すなど以前から伏線が張られていましたが、やはり彼女は只者ではなかったか。しかし斬魄刀の化身なのに自分の斬魄刀を持っているとは、なかなかの規格外ですね。さすがは更木の斬魄刀。
卍解した更木は絶大なまでにパワーアップし、ジェラルドを圧倒! ここまで強くなるとは思いませんでした。強敵ジェラルドを一刀両断したけど、これ程の強さには大きなリスクがありそう。やちるの消滅とか、更木の寿命が縮むとか。勝利の代償が大きくない事を祈ります。
斉木楠雄のΨ難 ★★★
「遊戯王」の映画公開記念に合わせて、カードゲームネタです。カードゲームそのものではなく、カードに翻弄される哀れな少年の物語です。いや、そんなに哀れじゃないな。カードゲームをやっていたら割と良くある事ばかりだし。
ええ、私はそんなに詳しくないけど、本当に良くありますよ。大金を出して手に入れたカードを他人があっさりゲットされるなんて日常的な光景ですよ。つまりカードゲームで大事なのは一にも二にも運。運が悪かったらいくら強力なデッキを組んでも、あっさり負けます。だから運が悪い私は勝てなかったんですよ、ちくしょー。
斉木が介入したとはいえ運の強さにには定評のある燃堂と、頭も運もそんなに良くない海藤。この2人がどんなデュエル(あっ、言っちゃった)をするのか楽しみ…って、次回に続くのかよ。麻生先生、こういうネタが好きなんだなあ。いい事です(笑)。
トリコ ★★★
桁外れの強さを見せ付ける二狼に対し、ブルーニトロ達も切り札を出す。ネオを封じる為の金の缶詰を使うとは、二狼をネオと同等の強敵と見たのか。実際本当に強いし。
食欲だけしか無いブルーニトロさえ怯えさせるネオ。一撃で二狼の首をふっ飛ばしたこいつもバケモノだけど、首を落とされても死なない二狼もバケモノですなあ。究極の怪物対決にして師弟対決、トリコ達が来る前に終わるかな?
磯部磯兵衛物語 ★★★
「遊戯王」の映画公開記念に合わせて……って、こっちもかよ!(笑) ジャンプの漫画家には「遊戯王」ファンが多いなあ。
こちらはカードゲームではなく絵入りのコマを使っています。ベイブレードを思い出した人は、割と正解かも。まあこんな風に絵が飛び出るコマは今でも無いけど、江戸時代の玩具を見るとコレクター魂をくすぐる仕様の物が多いんですよねえ。いつの時代も子供はああいう玩具が好きで、大人でも好きな人が多かったんだろうなあ。そして恐らく未来も。
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ジャンプ19号の感想
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