仮面ライダーウィザード
今回狙われたゲートは、晴人の小学生時代の恩師・熊谷でした。両親を亡くした頃の晴人を支えようとしてくれた、今時珍しいくらい良い先生ですが、実の息子を亡くしており、しかも息子の形見を盗まれるなど家庭的には恵まれていないようです。よくその時絶望しなかったなあ。ある意味ラッキーでした。
メデューサに次いで現れた女性ファントム・セイレーンから熊谷を守ろうとする晴人ですが、コヨミの事が気になって戦いに集中できていない。コヨミを救いたいのは分かるけど、熊谷を放って白い魔法使いのケルベロスを追うとは普段の晴人からは考えられませんね。相当焦っているなあ。コヨミの体調不良に本能的に気付いている?
ワイズマンに騙されているメデューサ、譲の事を心配する仁藤、そして何を企んでいるのか分からない笛木とワイズマン。登場人物達の気持ちが入り交じってしまい、見ているこちらも混乱してしまいます。まさにクライマックス。ドーナツ屋の二人に正体を知られた事で、二人が協力者になってくれればいいんだけど。今の晴人は不安定すぎて心配です。
進撃の巨人
子供の頃から憧れていた調査兵団に配属されたエレンでしたが、そこに所属する連中は揃いも揃って変人ばかり。ぶっきら棒だけど掃除好きという意外な一面を持つリヴァイが一番まともだったりして。しかしそういう変人でもないと巨人と戦う覚悟なんて出来ないか。適材適所というやつなんでしょうね。
そんな変人の巣窟である調査兵団の中でも、一際輝いている変人がハンジ。巨人の事を熱心に研究するあまり巨人に対して愛情めいた感情を抱くに至った、極めつけの変人です。まあこうなるに至った事情はあるし、ちょっとだけ共感できるところもあるし、色々教えてくれたのでいい人なんだろうけど、朝まで話し続けるとは。好きな事の話をし始めたら終わらないオタクか(笑)。
巨人に歴史上の殺人鬼(しかも食人嗜好の持ち主)を付けたり、巨人の死に心の底から涙する程の変人ハンジですが、彼女のおかげで巨人の謎も少しずつ分かりました。確かにあの巨体で二本足で歩けるなんて、普通の生物では考えられないし、体重が軽すぎるというのも気になる。やはり何者かの手によって作られた生物兵器なんだろうか?
実験用の巨人ソニーとビーン(スコットランドの伝説の食人一族の長の名前です)を殺した犯人は、兵団の内部にいるみたいです。そりゃそうだよなあ。憎い巨人がすぐ目の前にいたら、誰かが凶行に走ってもおかしくない。むしろなぜ巨人を捕まえるのかと反論されそう。調査兵団の一番の敵は人間なのかも。だとしたら寂しい話です。
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7月21日のアニメ感想
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