マクロスΔ
ハヤテ達はハインツの御前で裁かれる事に。裁判と言っても検事も弁護人もいない死刑宣告を下すたけの儀式ですが、ここでフレイアがハインツと歌について語り合ったのがポイントですね。ハインツにとって歌とは王としてやるべき事、義務でしかなかった。楽しんで歌った事なんて一度も無いでしょう。ワルキューレとは正反対の道を進んでいた彼ですが、この会談を切っ掛けに変わるかも?
ベルガーの声優が藤原啓治さんから小形満さんに変更されました。イプシロン財団はウィンダミアから手を引くとの事で、ベルガーもこれが最後の出番かな? 藤原さん、最後まで演じ切れずに残念だったろうなあ。優勢なウィンダミアからイプシロン財団が手を引いたのは、商売をする上での旨味が無くなったから? 続編が作られるとしたら、財団と戦うことになりそう。
処刑寸前だったハヤテ達を、ハヤテの父が乗ったバルキリーでアラド隊長が救うというのはなかなか熱い展開。崖の下にハヤテとミラージュの機体があったのは、自動操縦で移動させていたのでしょう。最後まで諦めなかったハヤテ、言葉通りにやり遂げました。ハヤテと白騎士、ミラージュとヘルマンとのライバル関係も成立しました。ボーグはアラドと戦うのか、それともハヤテにあっさり落とされるのか（笑）。
美雲はオリジナルの星の歌い手から作られた存在だった。ロイドの呪縛の言葉で覚醒してしまった美雲は、ハインツよりも強力な風の歌を歌う。ほくそ笑むロイドとは正反対に涙を流す美雲、もうワルキューレには戻れないという悲しみの涙でしょうか?
ワルキューレは美雲を失った上にマキナは重傷、フレイアにはタイムリミットが訪れてしまう。作戦も失敗したし良いところ無しですなあ。この状況からどう挽回するのか楽しみ。あと2話でちゃんと終われるのか?と思っている人はご心配なく。河森監督は話を纏めるのは上手い人だから(賛否両論あるラストになるだろうけど)。