ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない
にこやかに笑っていた露伴が、いきなり小指をぶっ刺したのには驚きました。人を馬鹿にするのは好きだけど、馬鹿にされるのは大嫌いという性格には激しく共感します(笑)。玉美の錠前は自分にもリスクがあるのに呼ぶんだもんなあ。ジャンケン小僧の時といい、意外と大人げない男です。そこが面白いんだけど。
チンチロ勝負は火事のせいで有耶無耶に。仗助は小遣いを稼げず、無駄にハラハラしただけでしたね。結論、やっぱりイカサマはやっちや駄目。そして未起隆の正体については最後まで不明なまま。荒木先生も正体については考えていないそうなので、彼の謎は永遠に解けないでしょう。私は地球人で、元々スタンド使いだったと考えています。
一方、川尻浩作の息子である早人は父と母の異変を覗き見していた。この年で盗撮しているなんて、将来は盗撮魔になりそうだなあと連載当時は思いました。自分は愛し合った両親から生まれたのか確かめたかったからとはいえ、かなりの問題行動ですから。両親がデキ婚だった事は知らずに済んだけど、早人にとっては良かったのかな。杜王町にとっても。
仗助と露伴に新たな因縁を作った後で、ハイウェイ・スター戦。この流れるような展開は、実にお見事。仗助とケンカした直後だからこそ、ハイウェイ・スターの要求を跳ね除けて仗助を助ける露伴の男らしさが輝きますね。しかし露伴がバイクに乗ってる姿は、絵になるようでならないなあ(笑)。逆に仗助はバッチリ合う。漫画家と不良のイメージの違いか。
ハイウェイ・スターの声優は、きーやんこと谷山紀章さん。今回は出なかったけど本体がああいうキャラなので、予想していた人は多いかと。GRANRODEOでのハイテンションなイメージが強いけど、こういう不気味なキャラも演じられるのはさすがの演技力。
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10/7 「だが断る」のやり取りは露伴を象徴するシーンなので、本気で作ってくれたスタッフに感謝
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