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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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10/6 主人公の名前でギャラクシーエンジェルを思い出した人、私と握手。あれは良い作品だった…

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ガーリッシュナンバー
 新番組。原作はアニメ以外にも色々とメディアミックスされているけど、どれも未読です。
 「それが声優!」と同じく声優業界を題材にした作品ですが、あちらが声優という職業を割と好意的というか希望が持てる仕事として描いていたのに対し、こちらはかなりダークな部分まで踏み込むみたいですね。役者意識が高い声優への陰口、ラノベ作品に対する低評価ぶり、作家を気持ち悪がる等々、夢よりも現実を見せるようです。演じていた声優さん達も苦笑いしてたりして。
 主人公の烏丸千歳は、容姿はかなり良いけど声優としてはド新人で演技も未熟。マイクワークも下手で、先輩の声優から叱られました。調子に乗りやすいところはあるけど人付き合いは良いし、むしろこれくらい図太くないと厳しい声優業界では生き残れないでしょう。レッツ、ポジティブシンキング。
 彼女のマネージャーの悟浄、名前呼びされて随分と親しい間柄だな。まさか恋人?と思ったけど兄妹だったのか。千歳からは無能呼ばわりされているけど、端役とはいえ新人に2回も仕事を与えているのなら優秀な方ですよ。この作品では数少ない、まともな感性の人みたいだし頑張ってほしい。こういうまともな人ほど苦労するのが、声優業界の恐ろしいところ。
 声優の世界は昔から「この業界はおかしい」と言われ続けています。売れっ子だった声優がいつの間にか消えたり、デビュー間もない新人が主役に抜擢されたり、浮き沈みの激しい世界です。千歳も棚ぼたで主役の座をゲットしたけど、問題はここから。ここで下手な演技をすれば、これが最初で最後の主役になるでしょう。そうなりそうなのが怖いけど、作品としては面白くなりそう(ドSか)。


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