銀河機攻隊マジェスティックプリンス
最終防衛線を突破して、地球のすぐ側にまで押し寄せてきたウルガル。しかし彼らの目的は地球侵略ではなく、都市学園にあるとされる優秀な遺伝子サンプル。もっともジアートの狙いは別にありますが。妹の所在と裏切りを知ったジアートは今後どうするつもりなのか。兄に黙ってテオーリアを粛清するつもりなのか、それとも……?
イズルの活躍、そして彼をエースと認めたアサギがハーモニック最高値を叩き出し、学園のみんなから応援してもらい、止めはゴールド4の超長距離射撃。これだけ勝利のフラグが立ったのに生き延びるとは、クレインのしぶとさには敬服します。さすが軍団長、そう簡単には倒せないか。手負いの獣が更に凶暴になり、次回は苦戦必至。戦死者が出るのも覚悟した方がいいかも。
アクションシーンは相変わらず高レベルだし、ローズ3の大気圏突入やゴールド4の武装換装などメカ部分の演出も良かった。前編でこの出来なら後編は更にレベルアップした話になりそう。地味に視聴者の期待に応え続けてくれるこの作品、もっと人気が出てもいいと思います。
ローゼンメイデン
真紅とはそれなりに楽しく?過ごせたり、アドバイスした服が良い出来だったり、斎藤さんとも仲良くなれたり、順調な時が流れます。浮かれるジュンですが、こういう時には足元に落とし穴が開いているものです。
水銀燈もこちらの世界にやって来ました。真紅との仲は相変わらず最悪で、出会ったら即バトル。部屋が壊されなかっただけでもラッキーでした。怒った時のジュンは小さいジュンを思い出させますね。なかなかいい演技でした。
水銀燈のマスターとして選ばれためぐは、水銀燈よりも変な子です。死を待ち望む彼女にとって、自分の命を奪ってくれる水銀燈は確かに天使でしょう。水銀燈が正直に言わなかったら、違う展開になっていたのかな? 水銀燈とめぐ、どちらも他人と上手くやれず、そのくせ誰よりも寂しがり屋で素直になれない。だからこそ互いを必要としている、いいコンビです。
めぐを雪華綺晶に奪われた水銀燈も、仮の器に過ぎない真紅も、この世界に長くいるつもりは無い。ジュンは驚いていたけど、真紅によって変わった彼の世界は真紅が去ったらまた退屈な日々に戻ってしまうのか。そういう不安に付け入るのが彼女の得意技なのに。冒頭で届けられた本の事はしっかり覚えておいてください。