アニメ「遊戯王」の新シリーズのタイトルとビジュアルが公開されました。タイトルは「遊戯王VRAINS」で、4月よりスタートするとの事。
デュエルの方式も大きく変更されます。融合やシンクロ、ペンデュラムモンスターが場に1体しか出せなくなる為、これ等のモンスターに頼ってきた人達は早くも悲鳴を上げています。コナミは容赦しないなあ。
好評発売中のドラゴンクエストモンスターズの新作と「ダイの大冒険」のコラボが発表されました。星のドラゴンクエストともコラボするし、これは「ダイ」の新作が作られる前フリですか? 少しだけ期待して待ちます。
ポロの留学記 ★★★
新連載第3弾。「幻獣医トテク」で2015年の金未来杯を制した権平ひつじ先生の初連載です。
金未来杯後すぐに「トテク」を連載させるのかと思っていたのですが、この2年間は音沙汰がありませんでした。連載させなかったのは編集部の方針かな? 金未来杯の受賞作が尽くコケているので慎重になったのなら、それは正解です。
2年間、権平先生はしっかり勉強したらしく、なかなか面白い漫画を描いてきました。異世界の住人が日本のオタク文化にハマる作品は珍しくなくなったけど、この漫画は主人公のポロが住んでいた魔界が修羅の世界である事、ポロが魔界最強である事、ポロの正体が割と早くバレた事が新鮮に感じました。一つ一つは珍しい設定ではないけど、話のテンポが良くてスムーズに読めました。構成が上手いんですね。
今のところは気楽に楽しめるドタバタコメディになりそうで、肩の力を抜いて読める作品になってくれたら嬉しい。こういう漫画が生き残ってくれたらジャンプの作品の幅も広がるのですが、さてどうなる事やら。
僕のヒーローアカデミア ★★★
ナイトアイ、オールマイトの相棒というより大ファンだったのか。それなら出久と話が合いそうだなと思ったら、案の定でしたよ(笑)。オールマイトの事を語る2人は見事なまでのオールマイトオタクですなあ。オールマイトがナイトアイと別れたのって、これが理由だったりして。
3分以内にナイトアイから印鑑を奪えば働けるけど、予知というとんでもない個性を持っているナイトアイには出久の考えを全て読んでいる。策を立ててから行動する出久にとっては最悪の相手だけど、オールマイトの判断は間違っていたと言われて黙ってはいられない。同じオールマイトファンだけど今は越えるべき壁、オールマイトの後継者に相応しいところを見せてやれ!
ONE PIECE ★★★★
サンジを追っていたボビンは何者かに撃たれました。ヴィンスモークの面々は酒場で飲んでいたし、ナミ達は鏡の世界で会議中。ベッジの一味かな? 生きていたペコムズによると何か企んでいるらしいし、ビッグ・マムの配下になったのは彼女の首を取る為だと考えれば納得できます。
サンジ、やはり家族は見捨てられなかったか。レイジュ以外は見殺しにしても良いと思うんだけど、それは私がサンジの家族じゃないから。家族の死を望む程、サンジは外道じゃないし。これでルフィがやる事も決まった。陰謀渦巻く結婚式を滅茶苦茶にしてやりましょう!
食戟のソーマ ★★★
センターカラー。
カラーで描かれたそれぞれのアッシェパルマンティエは、どちらも美味しそう。この料理は食べた事が無いけど、食べてみたくなりました。安く売っている店を探してみますか。
同じ料理だけど方向性は正反対。タクミ達の料理が完成度の高い正統派なのに対して、幸平親子とえりなが作った方は極めて異色だけど新鮮さに満ち溢れている。創真はともかく、えりながこういう料理を作るとはねえ。父親へのトラウマを乗り越える切っ掛けも掴めたし、紅白戦の結果は上々ですね。互いの料理を褒め合う面白さも良し。
Web人気投票の結果も発表されました。女性陣が強いなあ。メインヒロインの面目躍如をしたえりなと、未だに根強い人気を誇る緋沙子。この2人には及ばないけどアリスと恵も強いな。男性陣も頑張ろうね。
ハイキュー!! ★★★★
マッチポイントを迎えた烏野。だけどここを落とせば試合の流れは椿原に傾くでしょう。絶対にミスが許されないこの状況で、冷静にプレイする菅原は凄い。こういう選手がいるチームは簡単には崩れないんだよなあ。烏野の隠れた柱です。
3年間、全国を夢見て頑張ってきた3年生達が決めて試合終了。観客にはあまり注目されていないけど、3年生が頑張った事は読者も知っています。一進一退ながらも終わってみれば2セット先取での見事な勝利、勢いに乗って烏野旋風を巻き起こしましょう。
青春兵器ナンバーワン ★★★
おお、掲載位置が急上昇! もう大丈夫ですね。目指せ、長期連載。
校内で体操着が盗まれる事件が発生し、犯人に似ている零一が疑われる。零一は無実で、やたら『良い人』をアピールしている東が真犯人だと予想したのですが、見事に裏を掛かれました。作中でも言われているけど、ある意味零一が犯人ですよね、これは。零一オルタナティブはこの漫画がガチャゲーになったらレアキャラになるだろうな(FGOか)。
事件は一応解決したけど、大きな爆弾が設置されました。東は零一の恋のライバルになるのか。アンヌはどちらも選ばないだろうけど、今後どうなるかは分からない。零一、東がライバルだと知ったら暗殺しそうで怖い(笑)。
U19 ★★★
センターカラー&大増25ページ。
おや、1話より面白くなっている。主人公の戦う目的がはっきりしたからかな? 両想いになったばかりの恋人と引き離されたら、黙っていられる訳がありませんよね。両親からも見捨てられたヒロインを救う主人公、これはなかなか燃えます。
あと主人公とヒロインが早々に相思相愛になった事もポイント高い。両想いなのは明らかなのに、不自然なまでに引き伸ばす漫画が多くて飽きていたので。
しかし2話の終盤でようやく能力が目覚めるというスローペースなのが気になる。じっくり読ませたいのは分かるけど、話の展開が遅くて読者に飽きられ、打ち切られた漫画は数え切れない。この漫画がそうならない事を祈ります。
火ノ丸相撲 ★★★
正統派からトリッキーな選手まで幅広く揃えていた白桜に対し、決勝の相手である栄華大附属の選手達は全員が巨漢で剛力という、正統派の力士ばかり。与し易いと思うなかれ、全選手が準決勝まで勝ち上がってきた相手を圧倒する程の強さです。さすが最後の相手、これくらい強くないと盛り上がりません。
ダチ高の面々だって小さくはないけど、それでも栄大の選手達と比べると小さく見えてしまう。その上、大将には久世が控えている。栄大の面々は、久世以外は自分達の勝利を信じて疑っていないでしょうね。ならばその慢心、打ち砕かせてもらいましょう。さあ、存分に殺し合おう(本当に殺しちゃダメ、絶対)。
ブラッククローバー ★★★★
あんなに自分たちを苦しめたラドロスにさえ手を差し伸べるアスタ。見事なまでの大物っぷりで、ラドロスと同じように笑うしかありません。ラドロスも根っからの悪人ではなかったし、和解できそうですね。良かった良かった。
……と油断してたら、ここで魔女王が本性を表した。そういえば海底神殿での戦いも、簡単には勝たせてくれなかったっけ。田畠先生は安易なハッピーエンドにはしない方針みたいですね。漫画家としてはOKだと思います。。
見事なまでにアスタ達を裏切った魔女王。いや、裏切りも何も彼女は最初からアスタ達の味方ではなかったな。彼女はアスタ達に森を守るよう頼んだだけだった。血液を操作してアスタを操り人形にした魔女王、これはかなりヤバいぞ。誰でも良いから助っ人、来てくれーっ!!
鬼滅の刃 ★★★★
センターカラー。
自覚して一定のパターンの呼吸をするというのは、簡単なようでかなり難しい。いや、凡人には絶対無理。起きている間だけでなく寝ている時もしないと駄目ですからね。それこそ炭治郎のように自分を追い込まないと、やりたくてもやれないでしょう。
ギャグ顔になりながらも懸命に努力した甲斐あって、炭治郎はカナヲの試練をクリアしました。無我夢中になっている様に見えて、ギリギリの所で理性が出たのは心に余裕がある証拠。見事な成長ぶりです。
剣士としても先を行かれた上に、可愛い女子達とフラグを立てた炭治郎。三人娘と仲良くなるのは分かっていたけど、しのぶとの距離も縮めるとは。しのぶが隠していた怒りの感情を見抜くなんて、見事なまでの恋愛フラグですよ。炭治郎との今後が気になります。
そして置いてけぼりにされた、いや自分達からリタイアした男子2人。まあ2人とも、このままでは終わらないでしょう。伊之助は負けず嫌いだし、善逸は言わずもがな。炭治郎を越える為に、可愛い女の子をゲットする為に頑張れ!(笑)
ぼくたちは勉強ができない ★★★
大増23ページ。
ヒロイン達が主人公の家を訪問。こんな重大イベント、普通のラブコメならもっと後に行うのですが、この漫画は出し惜しみしませんね。もたもたしてたら即座に打ち切られるからでしょうけど。
初めて男子の家に訪れて緊張している2人。男子が初めて女子の家に訪れる時も、こんな風になりますよね。2人とも成幸の事を異性として意識し始めた証拠とも言えます。
相変わらずそれぞれの得意分野では天才ぶりを発揮する理珠と文乃。でも洗い物をしたり、「いつ嫁に来るの?」という子供の無邪気な質問に本気で照れたりと萌え要素も抜かり無し。ここまでは両ヒロインとも同列ですね。次回からそれぞれの個性を出して来るかな? 先が楽しみなラブコメです。
約束のネバーランド ★★★★
死を覚悟したノーマンに対し、彼を生き延びさせようと色々考えていたレイ。逃げたふりをして潜伏させるというのは盲点でした。施設の教育方針まで考慮しているとは、レイは万全の準備を整えてから動くタイプですね。
レイのようなタイプは予想外のアクシデントに弱いけど、それを補うのが大胆な発想をするエマ。負傷したエマは出荷されない。ノーマンが逃げたらレイが出荷されるのなら、レイも足を折ればいい。思い付いてもこういうエグい発想をスラッと言いますか。3人の中で一番怖いのはエマですね。狂気スレスレの愛が怖い。
レイは最初からこの施設の正体に気付いていた。エマとノーマンでさえ気付かなかった真実に、彼は何故気付いたのか? その謎が明かされる時、子供達の反撃が始まる?
斉木楠雄のΨ難 ★★★
好き合っている者同士の微妙なすれ違いとか、勘違いによる大事件とかはラブコメのお約束の1つ。見てて楽しい話になる場合が多いのですが、海藤と夢原さんのは笑えなかったなあ。勘違いしまくっている夢原さんが余りにも不憫でねえ……。
それでも勘違いしたまま別れるとか、何もかも無になるような悲劇的な結末にならなかったのは良し。斉木の超能力によるものではなく、海藤が自分で考えて夢原さんに謝ったのも救われました。さすがの斉木も恋については未熟だったというオチも、普通の少年らしくてホッとしました。もう照橋さんと付き合っちゃえば良いのに。
銀魂 ★★★
辰羅の軍団、一体何人いるのやら。リーダー格の蒼達を含めたこれだけの人数を倒しても、まだまだ湧いて出てくる。無限増殖でもしているんじゃないだろうか? 階段から降りる亀を蹴ったりして(笑)。
どんどんバカ親父になっている次郎長ですが、友との約束は忘れていないし、後を託すべき男への信頼は揺るがない。ハードボイルドだねえ。死亡フラグが立ったような気もするけど、次郎長なら大丈夫でしょう。多分。
左門くんはサモナー ★★★★
ツッコミ役としては輝いているけど、女子としてはそれで良いのかと悩む天使ヶ原さん。そんな彼女の心の隙間を埋めるべく、魔界女子のカリスマ・サタナキアが相談に乗ってくれました。女子神ナッキーって悪魔なのに神様名乗って良いの?というツッコミは序の口か。
スキーでのアンリの件は読者からもツッコミが入ったんだろうなあ。サタナキアの指摘が的確過ぎて反論できん。こうやって人は洗脳されていくんですねえ。さすが大悪魔サタナキア。
恋のセミナーで心をズタボロにされた上、妙に高い本を買わされた天使ヶ原さんとアンリ。2人とも悪徳商法に騙され易いタイプなんだなあ。アンリは騙された事にさえ気付かないだろうけど。
ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★★
私の一押しヒロインにして、ここ最近は複雑化する恋愛模様に振り回されている狭霧。今回はようやく彼女にスポットライトが当たりました。
一緒に仕事をする内に、狭霧はコガラシへの思いに気付く。しかしそれは愛情ではなく、彼女はコガラシに信頼される事を求めていた。気になっている人に愛してほしいのではなく、自分を信じてほしい。真面目な狭霧らしい考え方ですね。
もちろん雲雀が危惧するように、狭霧がコガラシに求める気持ちが「信頼」から「愛」に変わる事はあり得ます。だけど恋愛ルートに入るのなら、他のヒロインが攻勢に出ている中での出遅れは致命的かと。いずれにせよコガラシを巡る女達の戦いはますますヒートアップしそうで楽しみ。
オレゴラッソ ★★
うわー、完全に締めに入りましたね。次回で間違いなく最終回でしょう。本当にジャンプとサッカー漫画は相性が悪いなあ。
ストライカーが不治の病という例えは昔から言われているけど、サッカーの試合を見ているとまったくもってその通りだと思わされます。体がボロボロになってもサッカーをやりたいという気持ちは、点を撮る喜びを知ったら抑えられないでしょう。50歳になっても現役選手であるキングカズはその良い例です。
一気に進めるとしても全国大会の決勝までだと思ったのですが、更にその先へ進み幡場はプロチームに入団し(胸スポからすると甲府かな?)、7年後に海外移籍。順風満帆なサッカー人生ですな。最終回では挫折するのか、それとも更に輝くのか。男・幡場の最後の活躍を見届けます。
歪のアマルガム ★★★
最終回。
人間に戻れなくなった六道を斬って悲しい最終回になるのかと予想してたけど、ハッピーエンドで終わらせましたか。ご都合主義な感じもするけど、六道と彌生が幸せになったのでオールOK。この2人には笑顔が良く似合う。
サラも生きており、黒幕である賽の社長に救われました。人間全てを不老不死にする事は諦めたようだけど、彼女を確保した賽との戦いはまだまだ続く。この終わり方、本当はもっと続けたかったんだろうなあ……。打ち切り作の最終回はハッピーエンドでも悲しくなります。
総評。第1話は今読み返しても最高の出来で、次回への期待が持てました。しかし1話をピークに話がダレてしまった。特にバトル漫画なのに戦闘シーンが面白くなかったのが致命的でした。石山先生、バトル漫画には向いてないのかも。
しかし前作もそうでしたが終盤はなかなか盛り上がったし、何よりも画力の伸びが凄い。前作と比べたら同じ作者の絵とは思えません。この成長ぶりだけでも次回作に期待が持てます。石山先生、またジャンプに帰って来てください。次は新しいジャンルに挑戦してみては?
デモンズプラン ★
こちらも最終回。2作同時に終わるとは珍しいですね。
途中で勢いが落ちたけど終盤は盛り返した「アマルガム」に対して、こちらは落ちた勢いを取り戻せなかった。とにかく盛り上げようと新たな設定を発表したけど、読者を置いてけぼりにしただけ。個性が薄いヒロインに、唐突に現れた新たな仲間。どちらにも魅力を感じず、ストーリーも退屈。これではジャンプでなくても生き残れませんよ。
岡本先生、お疲れ様でした。ぶっちゃけあまり面白くなかった漫画でしたが、それでも時折見せる輝きには将来性を感じました。次回作では私を見返してください。
磯部磯兵衛物語 ★★★
先生の大切な刀を折ってしまった磯兵衛。母上なら何とかしてくれると思ったけど、まさか母上にも直せないとは……。いや、直す方法はあるけど犠牲が大きすぎる。磯兵衛が殺されるとしたら、母上は1000人殺しそうだけど。
先生は許してくれたけど、実はこっそり泣いていました。そりゃそうですよねえ。本当は怒りたかったけど、正直に謝った子供を怒るなんて教育者としては出来ません。そうと分かっていても大抵の人は怒る。先生、怒りと悲しみを堪えた貴方は立派な教育者です。