vsカマタマーレ讃岐　ホーム最終戦で久しぶりの白星ゲット。だが、真の戦いはこれからだ…!

ガーネット(以下ガー)「先週、私達も松本まで行ったんだけど、結果は0-1の敗戦……。勝った松本は自動昇格へまっしぐら、負けたヴェルディは6位以内をキープするのがやっと。1つの試合の勝敗でこんなにも立場が別れるなんて、ああ…………」

仁虎(以下ニコ)「松本行きは行く前からアクシデント続出で、サッカーの神様が行くのを止めているのかな?と思いましたが、それでも行ってきました。なので余計に精神的なダメージを負う羽目に……」

ギアボルト(以下ギア)「この2人、一週間ずっと落ち込んで困りました。確かにヴェルディの自動昇格は無くなりましたが、まだリーグ戦は終わってないのに」

王牙(以下オウ)「そう、戦いはまだ終わっていない!　我らの応援でヴェルディを後押しするのだ!　という訳で我ら4人、今年最後の味スタに向かったぞ」


ギア「ホーム最終戦という事で、いつもは観客が少ないヴェルディ戦もこの日は大賑わい。今シーズン初の1万人超えです。小中学生は5,000人まで無料という事で、チケット収益はイマイチだったでしょうけど雰囲気は作れてました」


ガー「AlegriAとヴェルディビーナスとは今年はこれでお別れね。あ、昇格POに出られればワンチャンスあるかも?」


ニコ「東京ヴェルディの新スポンサーになってくれた日本ガスことニチガスさんのブースが設けられていました。今まで東京ガスと契約していたヴェルディサポは全員切り替えそうですね。僕達もそうしましょうか?」

ガー「ええ、ニコとの家のガスは絶対ニチガスよ!　マスコットキャラのスルーノ三世も可愛いし!」


オウ「ヴェルディゴール裏のサポーターによる手書きのメンバー紹介は、最終節もやっていたぞ。来年もやってくれると嬉しいな」


ギア「今日はどの店も大混雑だったので、空いてたケバブ屋でケバブを買いました。600円にしてはなかなかの味とボリューム、たまにはこういう王道もありですね。はむはむ」


ガー「東京ヴェルディはビーチサッカーのチームも持ってて、ゴール裏に挨拶しに来てくれたわ。ヴェルディのBSチームはとんでもなく強くて、今年は国内3大タイトルを無敗で制覇したそうよ!　サッカーのチームにその強さを伝授してほしいわね」


ニコ「今まで溜めた来場ポイントを精算して、ステッカーやバッジ等を貰いました。上福元選手、今後も神セーブを見せてください」


オウ「ハーフタイムにはバディスポーツ幼児園の園児達による組み立て体操が行われた。園児の数は何と750人!　子供のパフォーマンスとはいえ、この数には圧倒されたぞ」


ガー「讃岐のサポーターの皆さんよ。思ったより来てくれたわ。東京に住んでる香川県の人達もいるんでしょうね」

ギア「讃岐は現在J2最下位、21位以下が確定しており、J3の順位次第ですが降格はほぼ確定。それでも応援するサポーターの愛というか執念には感服します」


ニコ「ここからは試合の感想です。まずは試合の結果をご覧ください。9年間、讃岐を率いてきた北野監督の退任が発表された讃岐は、監督の最後の花道を飾ろうと頑張っていました。ですが…」

ガー「ヴェルディサポの目から見ても讃岐の選手達のプレイはイマイチというか、下手だったわね。先週の松本の選手達とは雲泥の差だわ。最下位になったのも頷けるわね」

オウ「その下手なチームに、前回の対戦ではコテンパンにされたのだぞ。今回もかなり危ない場面があったし、楽に勝てる相手ではなかったな」

ギア「ヴェルディは泉澤仁とレアンドロが怪我で出場できず、奈良輪もベンチというあまり良い状態ではありません。それでもロティーナ監督は勝利を掴む為、思い切った布陣を組みました」

ガー「まさか林昇吾を先発にするとはねえ。渡辺皓太はずっと不調だったけどこの試合では何度もチャンスを作ったし、井上潮音も悪くなかった。若手の調子が戻ってきたのは嬉しいわね」

ニコ「先制点はまさかの井林選手でした。内田選手のクロスをゴール前で平選手が落として、井林選手がボレーシュート! ボールは不規則な軌道を描いて、讃岐のゴールに刺さりました」


ギア「追加点を入れれば楽に試合を進められたのですが、その後のチャンスは物に出来ず、しかし讃岐の攻撃を防ぎきって1-0で終了。ヴェルディはホーム最終戦を勝利で飾りました。マン・オブ・ザ・マッチは当然、井林です。今年はアニメコラボが無くて残念でした」

オウ「満足できる試合内容ではなかったが、ここで勝てたのは大きいな。今節、他の上位チームは全て勝っている。ヴェルディだけ負けていたら大変な事になっていた」

ガー「そうね、今は勝つ事が大事。文句はシーズンが終わってから言いましょう」


ニコ「古巣対決になった李栄直選手は、試合後に讃岐のゴール裏に挨拶に行きました。こういう光景、結構好きです」


ガー「試合後には毎年恒例のホーム最終戦セレモニーが行われて、主将の井林とロティーナ監督、羽生社長が挨拶してくれたわ」

ニコ「去年は勝利の余韻に浸りすぎて、セレモニーも熱が入ったものになっていたけど、今年は冷静でしたね」

オウ「当然だ。ヴェルディの戦いはまだ終わっていないのだからな」

ギア「最終節の相手は今年のJ2を大いに乱した最強のダークホース、町田ゼルビア。結果次第ではヴェルディは7位に落ちて、PO進出も出来なくなります」

ガー「つまり最後の最後まで『絶対に負けられない戦い』なのよ。だからみんなで応援しましょう、せーの、」

4人「「「「頑張れ、東京ヴェルディ!!!!」」」」


ギア「応援はしますが、私達は現地には行かないんですよねえ。ANIMAX MUSIX横浜公演と重なった日程を呪います。ヴェルディサポ失格ですか?　いいえ、例えスタジアムに行かなくてもヴェルディを愛する気持ちがあれば、立派なヴェルディサポです。自分で言うのも何ですけどね」