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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ49号の感想

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表紙は「ブラッククローバー」だけど、キャッチコピーの「不屈の刃」を「鬼滅の刃」と間違える人が多そう。私もその1人(笑)。

次号から新連載が2作スタート。島袋光年先生、お帰りなさい。
鈴木祐斗先生は検索したら声優の鈴木裕斗さんが出て来て困った。この連載で有名になれると良いですね。

「ONE PIECE」は休載です。

チェンソーマン
 死亡フラグを尽く乗り越えてきたコベニ、今回もマキマの手から逃れました。そしてマキマとパワーに代わりヒロインに昇格。臆病過ぎるくらい臆病な子ですが、デンジの心を解してくれる貴重なキャラです。何気にハードな過去を背負っているのも良い感じ。
 誰かの言いなりになるクソみたいな人生。でもそれは普通の人生。嫌な事が無い人生なんて夢の中だけ。コベニの後ろ向きな、だけど真実を突いた発言がデンジの心に突き刺さる。たっぷりとしたコマ割りで、不思議な余韻を感じさせる構成は、この漫画が普通じゃない事を思い知らせてくれます。藤本先生、ノッて描いてるなあ。
 戸惑うデンジの耳には、チェンソーマンを称える人々の声が届く。デンジの名前さえ知らない人達が、チェンソーマンを英雄扱いしている。この奇妙な光景はデンジをどう変えるのか、全く分からないから楽しみ。

僕のヒーローアカデミア
 遂にこの時が来た。オールマイトが退場して以来、No.1ヒーローとして頑張り、戦い続けてきたエンデヴァー。改心した彼には家族との和解ルートも開かれ、ホークスのように彼に憧れている者もいる。
 だけど過去の罪からは逃れられなかった。荼毘はやはりエンデヴァーの長男だったか。彼の存在こそエンデヴァーの罪そのもので、父と弟を地獄へと誘う。今までエンデヴァーを格好良く描いていたのは、ここで引っ繰り返す為だった。堀越先生もなかなかのドSですなあ。これで例え死柄木達を倒しても、人々のヒーロー達への信頼はガタ落ち。この大決戦はヴィラン側の勝利で終わるか?

Dr.STONE
 確かにゴムは重要な素材。これが無かったらゴムタイヤは生まれず、人類は未だに木や金属の車輪を使っており、車の乗り心地は最悪だったでしょう。つまり交通網の発展も無く、人類の文明も進歩しなかった。縁の下の力持ちとして、人類の文明を支えてくれるゴム。そりゃあ海賊王の能力に選ばれるわ(笑)。
 ハイテク技術の結晶であるレーダーによる追跡を、極めて原始的な蛸でかわすというアイデアに脱帽。前回みたいなご都合主義に不満を述べる時もあるけど、こういう面白い展開があるから、この漫画は見限れないんだよなあ。

マッシュル
 あらゆる魔法を跳ね返す魔返しの鏡。魔法使いにとっては天敵のようなアイテムだけど、マッシュには通じません。そんな読者の期待に100%応えてくれるマッシュに拍手。
 窮地は乗り越えたけど、マッシュの秘密はバレてしまった。そりゃみんな驚くわ。アベルも驚いてるけど当然です。でもみんな仲間だから秘密にしてくれるだろうと安心したら、空気の読めない恩知らずなバカがいました。物理的な口封じしちゃう?(こらこら)

ブラッククローバー
 悪魔と同化する事で、悪魔の特性を魔法に付与できる。でもアスタとリーベは正式な契約を交わしていないので、このままではリーベの力を使う事は出来ない。リーベにもどうすれば良いのか分からないのか。厄介ですね。
 でもアスタは、こういうピンチを限界を超える事で乗り越えてきた。今回も自信満々だけど、その発言はナハトを不快にさせる。ヤミの口癖でもあったからなんだろうけど、無茶ばかりするヤミのフォローに苦労したんだろうなあ。多分、アスタにも振り回されると思うので覚悟しておいてください(笑)。

ぼくたちは勉強ができない
 センターカラー。扉絵の太もも、大迫力っすね。
 九州太宰府への修学旅行。生徒達だけでなく先生達も浮かれてます。天満宮ではしゃぐ真冬先生、子供っぽくて好き。無意識に成幸の体を掴んでいるのも良い。
 寝ながらの恋バナ、先生達もするのか(笑)。国分先生、奥さんとラブラブらしいけど、女教師とのトキメキ交流のチャンスは逃さないんですね。奥さんに言ってやろー。
 相変わらず良いお尻を見せてくれた真冬先生、今回もラブコメっぽく終わるかと思ったら、成幸が衝撃の告白。ここで動きますか。「先輩の教師として好き」ではなく「女性として好き」だと言ってほしいけど……。

夜桜さんちの大作戦
 最近は掲載位置が上がっており、次号はセンターカラー。新たなジャンプの柱になるか?
 太陽の壮絶な過去。弟の光、実は生きているのでは?と思ってたけど、目の前で死んでいたのなら生存は無いかな……。タンポポの科学力でサイボーグにされてたりして(悪夢だ…)。
 強すぎる効果のソメイニンを、血を出す事で適切な量にするという荒療治で太陽が勝利。「鬼滅」に続く日本刀アクション漫画になりつつありますね。私も含めて、やっぱり日本人は刀が好き。

呪術廻戦
 即席の改造人間で東堂を引き離そうとする真人でしたが、東堂の力は彼の予想を上回っている。心強い味方だなあ。心強すぎて、この戦いで死ぬんじゃないかと心配でもありますが。強すぎる味方キャラって扱いに困るだろうし。
 領域展開すれば宿儺に殺される。以前、宿儺を怒らせた事がここで響いてくるとは。それでも真人は賭けに出た。0.2秒で東堂を倒せれば真人の勝ち、出来なければ負け。瞬きする間もない閃光の時間での攻防、勝つのはどっちだ?

ポポ
 今年の金未来杯のラストバッターは、百瀬直先生の異色作です。
 宇宙人を題材にしたダークファンタジー。こういう雰囲気の漫画、ジャンプに限らず最近増えましたね。「進撃の巨人」と「鬼滅の刃」の影響かな?
 人を食べると言われる宇宙人と、彼らを取り締まる職でありながら宇宙人ポポを育てているカヲル。過酷な現実と偏見と差別が渦巻く世界で、それでも強く生きる2人を描く。うん、悪くないですね。ダークな展開になると思わせて、割と清々しい結末だったのも私の好みです。1位は取れないだろうけど、私的には評価されてほしい作品。次回作が楽しみ。

アンデッド アンラック
 人の人生を本として読み、人を食べるUMAオータム。凶悪な上に「不運を溜めて敵の懐に入って攻撃」というアンデイと風子の必勝パターンが通じない。単純に防御力が高いというのは厄介ですね。ジョジョのスタンドしかり、シンプルな奴ほど強い。
 否定者が理に縛られているという矛盾、初めて気付きました。安野が部外者だからこその意見ですね。元に戻らないのに左腕を切り落として、それで平然としている安野。なかなかイカれてますが、味方としては頼もしい。バトル漫画に修業は付き物、見てて面白いのを期待します。

あやかしトライアングル
 大増23ページ。
 元の姿に戻ったシロガネでも勝てない。魄の塊で肉体を持たない妖は、魄を食べる人妖にとっては餌でしかない。それでも人妖に「まともに戦えば油断ならない相手」と思わせるとは、普通の妖怪より強いんだなあ。実は古くから人間と関わってきた事といい、シロガネが好きになってきました。
 死んだと思われた祭里、男の体に戻って復活! 男と女、2人分の魄を宿していたという事かな? 次回で人妖は倒しそうだけど、人妖が逃げたら厄介な宿敵になるでしょう。でもそれは連載が当分は安泰という事でもあり、人妖には生き延びてほしいような、そうでもないような複雑な気分(笑)。

僕とロボコ
 ロボコ、初めてのバレー。今度は古館先生に菓子折り持っていくんですね(笑)。戸塚先生は笑って許してくれたけど、古館先生もそうだと良いですね。パロネタは面白いけど程々に。
 でも「ハイキュー!!」のパロとしては本当に良く出来ているんですよねえ。ボールを打つ時の独特の間も、きちんと再現している。ここまで丁寧に描いてくれれば、原作者も嬉しい筈。「アクタージュ」みたいに単行本で修正されない事を祈ります(あれは事情が特殊過ぎるからねえ……)。

灼熱のニライカナイ
 過酷な取り調べ。こういう取り調べは容疑者を精神的に追い詰めて自白させる為、わざとやる場合が殆どらしいけど、このハゲは素でやってたようで、そりゃバックドロップされるわ。ちとスッキリしました(笑)。厳しい取り調べが許されるのは、一昔前の刑事ドラマだけです。多分。
 海の教団のボス・神室の事を誰も覚えていない。覚えているのは事件の関係者だけで、彼を追える者は限定されました。しかし神室がオルフェウスのかつての相棒だったとは。オルフェウスの正体もいよいよ明かされるみたいで、今期では終わらさそうですね。年越し、おめでとうございます(まだ早い?)。

高校生家族
 今回は2本立てで、父と子の初テニス。好きな子と一緒の部に入ったけど、何の進展も無くて3年間を無駄に過ごす。青春あるあるです(涙)。光太郎がそうならない事を祈る。
 父が部のコーチになったら、息子は色々と大変だろうなあ。父と部員の仲介役なんて、私なら死んでも嫌だ。テニスの天才だった父、でもバレー部に入るそうです。古館先生、大人気っすね(こっちはパロネタではないのでセーフ)。

仄見える少年
 自分に危害を加える霊怪だけでなく、全ての霊怪を察知できるようになれば、霊怪レーダーとして役に立ちますね(言い方)。戦闘ではなくサポートで活躍するヒロイン、悪くないと思います。
 李花さん、怪しいと思ってたけど、あっさり正体バレして死んじゃった。人の命を軽く扱えるのはダークファンタジーの必須条件。そして早くもボスキャラ登場。見た目は幼女だけど中身はとびっきりの邪悪、連載が続けばコアなファンを獲得しそう。連載が続くのなら、今回はこっちが負けるでしょう。2人とも生き残れるか?

破壊神マグちゃん
 只のヤドカリをこんなに愛らしくて健気なマスコットにしたナプターク、腐っても神様ですね(敬意ゼロ)。海原の覇者も優しいし、この世界の海は楽園なのかな。
 ウーネラスの下僕の白鳩にはムカついたので、罰を受けてくれてスッとしました。この漫画はストレスを溜めませんね。新しい武器を手に入れたイズマは、いずれ痛い目に合うでしょう。これは決定された運命。

ぼくらの血盟
 前号から急降下。うーん、この漫画は人気があるのか無いのか分からん。
 吸血鬼と人間の悲しい過去。裏切られたアルフレートには同情するけど、彼を恐れた村人達の気持ちも分かる。人間は弱くて愚かな生き物ですから。それに詰めが甘い。殺すのならアルフレート一家が全員揃っている所を襲わないと(悪魔か)。
 アルフレートは敵のボスでしょうね。人間を獲物としてしか見ない吸血鬼に対して、アルとシンは両者が共存する平和な世界を目指す。王道ですね。悪くないけど新鮮味に欠ける。もしシンが人間に殺されたら…と暗い物語を考えてしまう私はダメだな(苦笑)。

AGRAVITY BOYS
 バ……バカヤロー!! 分かってない、分かってないぞコージ! TS(性転換)ものの醍醐味は「異性の体になった事に驚き戸惑うけど、やがてそれを受け入れていき、その事に更に戸惑う男心(もしくは女心)」じゃねーか!! ……いや、冷静に考えたら、サガやババ達がそんな風に悶々するシーンを見ても嬉しくないな。コージさん、妥当な判断です。
 石化したアル、憧れのヒーローが女の子になったら、そりゃ驚くわな。おまけにバカになっちゃったし。こっちの方は見なくて正解だった。この上アルがパニック起こしたら収集つかなくなる。
 クリスは本当に誘拐されていたんですね。貞操の危機は無さそうだし、個人指導が終われば返してくれそうだけど、絶対に大騒ぎになるんだろうなあ。それがラストエピソードかな?

森林王者モリキング
 森林王は日本代表の称号でしかなかった。次の相手は世界の強豪たち、バトル漫画のお約束ですね。
 「トリビアの泉」のカブト祭り、今でも覚えてます。日本のカブトムシの強さに痺れたっけ。…………えっ、あれから15年も経ったの!? 時の流れの早さに驚愕。
 こういうトーナメント表、ハンター試験だけでなく、暗黒武術会でも見ました。どっちも富樫先生じゃねーか。冨樫仕事しろ(笑)。トーナメント戦になるなら、まだちょっとだけ続きそうですね。いや、次回でいきなり決勝戦が始まるかも。今の長谷川先生ならやりかねない。


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