鬼滅の刃展、東京と大阪に続いて福岡と仙台でもやるのか。福岡と仙台の皆さん、私も行ったけど本当に良い展示してるので、鬼滅ファンなら絶対行くべし。
伊原大貴先生の「恋するワンピース」が出張掲載。カードゲームは全然知らないけど、お元気そうで何より。
「ONE PIECE」と「ウィッチウォッチ」は休載です。
大東京鬼嫁伝
新連載第1弾。昨年の23号に掲載された仲間只一先生の読切が連載化。仲間先生、初連載おめでとうございます。
読切版はキャラが既に完成されており、作者のセンスというか光る物は感じたけど、技術面で未熟な部分が多くて作品としては平均より少し下というレベルでした。あれからおよそ1年経ちましたが……うーん、前作よりは良くなっているけど、まだテンポが悪いですね。コマ割りも読み辛い箇所がチラホラと。
まあ描いていく内に技術は身に付いていく筈。問題はそれまで連載を保てるか。ジャンプの読者は厳しいので、序盤でコケたら立て直すのは難しいですよ。じんたも愛火も良いキャラなので、何とか持ち堪えてほしい。
呪術廻戦
相撲好きの河童、まさか真希の師匠役だったとは。相撲で語り合う2人の見開きは真面目なんだけどシュールで最高。モチーフは相撲四十八手絵かな? あ、検索する時は頭にちゃんと「相撲」って付けようね。四十八手絵だけの検索は良い子にはまだ早い。
力を出し尽くして吹っ切れた真希、無敵モード突入ですね。直哉君、お疲れ様でした(まだ1週早いぞ)。
あかね噺
一生の考えは正しい。でも、だからこそ父の落語を認めさせたい。朱音の背景にメラメラと燃える炎が見えました。
敗れた2人はそれぞれ弟子入りする模様。落語界に新たな風が吹き荒れますね。つまり一生の望んだ時代が来る。朱音が活躍する事が一生の望みが叶うというのは、なかなか皮肉で面白い。
高校生家族
センターカラー。
妹が生徒会長になるって、兄としては複雑だろうなあ。でも光太郎こそが会長に相応しいというのは、なるほどと唸らされた。平凡だからこそ生徒達の気持ちが分かるだろうし、彼を応援する人達もいる。女子2人は特に(笑)。
僕とロボコ
遠足のおやつ選び、今の子供達も悩んで楽しんでいるのかな?
一点買いのガチゴリラ、交換する友達が多くいるからこその大胆な作戦…! モツオ君、手作りパフェは卑怯だろ! ジャンプコラボなら何でも買いそうなボンドは普段のおやつが心配。
楽しんだ後はケンコバ先生の漢らしいジャッジで締め。完璧ですね。ロボコがあまり目立たなかったけど。
SAKAMOTO DAYS
相変わらず絵の構図が素晴らしい。「絵を動かせない」という漫画の制限を軽々越えている感じ。
周は父は殺したいけど、祖父は殺されたくなさそう。だったら協力する余地はありますね。
しかし周の父親は本当に奥さんを殺したのでしょうか? こういう場合、周の勘違いとか親達の言葉足らずだったりするのが定番だけど……。
ブラッククローバー
ユノ、上級悪魔の群れを瞬殺したのか。ルチフェロ戦はアスタに良い所を持ってかれたけど、今回は大活躍しそうですね。少なくともアスタが復活するまでは持ち堪えてくれるでしょう。
アスタの生死に関しては、全く心配してませんでした。でも、彼が流れ着いたのはどこ? 和服を着た新キャラはヤミの知り合いかな?
アオのハコ
センターカラー。
千夏は大喜の事が気になってるけど、好きなのかと聞かれたら「まだそこまでではない」との事。一目惚れとかはせず、コツコツと好感度を稼がないといけないタイプか。ラブコメではお約束だけど、じれったい。
モタモタしてたら他人に取られると忠告された直後に、大喜に迫る新たな美少女が。今までにもチラチラ出てた子、花恋さんの妹だったとは世間は狭い。軽い感じで大喜に迫り、千夏と雛をイライラさせそう。
夜桜さんちの大作戦
四怨と互角か、それ以上の腕を誇る天才ハッカー電脳大魔王G。ライバルと言いつつ仲良さそうで、でもやっぱりライバルという関係は微笑ましいですね。SRカードの入手条件を教えてくれるなんて、神レベルの優しさ。
家族を取り戻す為にGに罠を仕掛けた四怨。Gも怒ってガチ対決かと思ったら、素顔を晒すという大失態。あら可愛い。男の子か女の子か分からないけど、四怨の言う通り、顔出しデビューしたらかなり稼げる思いますよ。
逃げ上手の若君
女性にあれやこれやされたらと妄想したら強くなる海野幸康、何というお手軽バフ。一騎打ちなら、この時代でもトップクラスの強さでしょうね。
しかし足利軍は渋川が強い上、味方さえ欺く策士がいる。男の勝負を汚す外道っぷり、腹が立つけど戦争なので仕方がないか。でも敵軍とはいえ非戦闘員を襲うのはアカンっしょ。単なるナンパなら良いんだけど(ないない)。
アンデッド アンラック
センターカラー。
風子に希望を託したジュイス。2人のやり取りは姉妹、いや親子っぽくて泣けた。ジュイスが普通の人間だったら、風子ぐらいの娘がいてもおかしくないんだよなあ……。
アークが起動するまで11分、神の攻撃を耐えなければならない。長いと言えば長い時間だが、アンディとジュイスが組むなら問題ありませんね。焦らずじっくり待ちましょう。
マッシュル
友情パワーで神の杖を完全に使いこなせる様になったランス、余裕ぶってたエピデムを恐怖させる程の強さを見せる。神覚者と同等か、それ以上かな? 重力ははば広く応用できるし。
しかし友情がランスを強くしたけど、友情によって負けてしまった。何という皮肉。でも今度はドットが友情の力で強くなった。単に2人で協力するのではなく、ドットも強くするイベントを盛り込むとは贅沢な。これは絶対に勝たなければならない戦い、ドットよ魂を燃やせ!
PPPPPP
ソラチカが言うには、今のラッキーはまだ過渡期との事。エゴに目覚めて覚醒したラッキーは、これが真の姿だと思ったけど、更にまだ何かあるのか。ソラチカのピアノを聞いたら復活するらしいけど。
ファンタとミーミン、今は敵だけど家族なので仲が良いのは微笑ましい。異常な演奏をするサダメvs音上6兄弟の中でもトップクラスの天才ソラチカ。ソラチカの神と言われる程の演奏をどう表現するのか、マポロ先生の発想が楽しみ。
僕のヒーローアカデミア
この作品がこんなに下に位置するとは珍しい。入稿が遅かったのかな?
ボロボロにされても食らいつくミルコ。堀越先生の歪んだ愛が注ぎ込まれてますねえ。死柄木から脅威だと感じさせるなんて、エンデヴァーやホークスでも無理でしょう。血まみれの兎は美しくて怖い。
だけどヒーローが頑張れば頑張る程、かつてヒーローに助けてもらえなかった死柄木の憎悪は膨れ上がる。その手で壊した家族を再現して、何をしようというのか。悪の奥底で眠っている本来の死柄木が目覚めそう。
すごいスマホ
Qに会いに来たボーケンとレイ。Qの正体を知った方法は意外な程に単純で、全一郎に気付かれなかったのが不思議なくらい。単純すぎるから気付かれなかったのかな?
正義側だが熱が無い、というボーケンのQへの評価は正しい。少し前のQなら、ですが。今のQは違う。全一郎を倒すという目標に全振りしたQは、もう形振り構わない。こうなった天才は強いですよ。ボーケンとレイは次回で仲間になって、全一郎への反撃開始かな?
ALIENS AREA
今回もつまらないなあ……と我慢しながら読んでたけど、最後に衝撃。2話も使って明菜さんを印象深いキャラにしたのは、この為だったのか。だとしたら大きな賭けに出ましたね。那波先生への評価、ちょっとだけ改めます。
明菜達を焼き殺したのは、彼女の脱走を手伝った豊ですね。明菜に利用されて捨てられたと思い込み、そこからA3にに洗脳されたか。明菜にも非が無い訳じゃないのが悲しい。
HUNGER
久しぶりのショート・フロンティア枠での読切。作者は「ブラッククローバー外伝 カルテットナイツ」を描いている田代弓也先生。
巨大な獣を敬意を持って狩るハンター、もといハンガーの話。懐かしき「トリコ」を思い出しますね。絵は上手いけど、主人公の個性がちょっと弱いかな。15ページしかないから難しいんだろうけど、だからこそもっと突き抜けないと目立ちません。矛盾してるなあ。
地球の子
最終回。
衛が自分の家族を持ってもいいし持たなくてもいいという考えは、今時らしい。私もそうですが、家族を持ってない人も多くなってきたし。
令助とかれりの愛から始まった物語は、2人の愛を再確認してハッピーエンド。文句の付けようが無い終わり方です。全27話での終了は作者としては不本意だろうけど、1つの作品としてはきちんと完結してて高評価。
総評。大人の男性が主人公、分かり易い戦闘シーンは無し、難解な設定、奇跡を連発しないと動かないストーリー等など、少年漫画誌で連載するには難しい点が多く、打ち切られたのは必然と言えます。しかし作品のテーマ、作者が描きたかった事はしっかり伝わり、印象深い名作になりました。神海先生、お疲れ様でした。次回作、楽しみに待っています。
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ジャンプ40号の感想
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