アニメ「ダイの大冒険」の最終話までのサブタイトルが発表されました。順当なタイトルですね。2年間の長丁場のクライマックス、楽しみにしています。
「僕のヒーローアカデミア」は休載です。やはり先週の掲載位置が低かったのは、入稿がギリギリだったんだなあ……。堀越先生、無理はしないでくださいね。
ギンカとリューナ
新連載第2弾。渡辺シンペイ先生、初連載おめでとうございます。
読切の頃から高い画力を見せていましたが、更に上がっていますね。単に「上手い」「綺麗」な絵ではなく、キャラクターの心理や動きが伝わる「漫画らしい絵」としての完成度が上がっている。見てて楽しい絵です。
雪だるまの体を持つ魔術師ギンカと、山奥で1人で暮らしていた少女リューナ。当分はリューナとの暮らしを描くのかと思ったら、第1話でリューナを最強クラスの魔術師にするとは意外でビックリ。主人公の成長を描くより物語の面白さを優先したのかな? それとも外の世界にはもっと凄い魔術師がいる? どちらにしても面白くなりそうで、期待が高まります。
ONE PIECE
黒ひげの狙いはハンコックだったのか。2人とも懸賞金が激上がりしましたねえ。
新たなパシフィスタ・セラフィム。その強さは黒ひげをも苦しめる程。ルナーリア族と同じ肌の色に子供の頃のハンコックにそっくりな容姿、キングとハンコックの細胞を掛け合わせた? ベガパンク、まともな科学者なのかマッドなのか分からん。
ハンコックは何とか無事でホッとしたら、コビーが黒ひげに拐われた!? レイリーが仲介に入ったのにこうなるとは、更に何かあったのかな? ハンコックの今後の動きも気になる。ルフィと合流してくれたら嬉しいんだけど。
呪術廻戦
完全に覚醒した真希。身体能力が超人レベルな上に空気を足場にするとか、どこまで強くなるのやら。
加えて河童とサムライ爺さんまで協力してくれる。こりゃ終わった、さよなら直哉……と思ったら、今度はこっちが強くなるとは。巻末コメントといい、芥見先生は直哉の事が好きなんですね。マニアックだなあ(笑)。彼の領域展開はどんな世界だ?
大東京鬼嫁伝
センターカラー&大増25ページ。
話は悪くない。じんたの辛い過去を匂わせつつ、愛火との騒がしい日々の始まりとか家族の光景とか、あと愛火のウェイトレス姿とか(重要)見せてくれて、読者を楽しませようとしているのは分かります。
でも相変わらずコマ割りがイマイチなせいで、ストーリーに乗り切れない。それに話の区切りも悪い。窃盗犯を捕まえるなんて平凡な話、25ページもあるのに1話で纏めきれなかったのかな? 話の面白さより作者の未熟さが強く感じられるのは、少しヤバいかと。
SAKAMOTO DAYS
3人がかりで佐藤田先生に再挑戦。スクリームガンを使った作戦は生徒思いの先生には必ず効きますね。エグい作戦だ。
でもエグい手を使っても、先生と生徒の実力差は歴然。それでも…!と頑張る晶は応援したくなるし、他人の能力を利用してでも強くなろうとするシンの貪欲さが素晴らしい。絵も相変わらずのハイレベルだし、新たなジャンプの看板作品になる日は近い、いや、もうなってますね。
アオのハコ
ああ、菖蒲が好きなのは遊佐だったのか。大喜は名前さえ知られてなかった。……ふうむ、これは大喜に本気の恋をするフラグですね。早速、抱きつきイベントしてるし。胸は雛に完勝してるし。「虫げきたい」スプレーを買う千夏、何の暗示だ(笑)。
あかね噺
センターカラー。
朱音は良い師匠と兄弟子に恵まれたなあ。悪ノリを咎めるのではなく、本気でやれ!と煽るのは本物の芸人っぽくて好印象。
馬鹿をやった後は真面目な話。この漫画は緩急の付け方が上手い。志ん太の件は志ぐまにとってもトラウマな筈。その上で彼は何を語る?
逃げ上手の若君
個人の武力も、兵の統率力も、策略も足利軍が上回りつつある。現代でもそうだけど、自分が正義だと信じている者は強いし止まらない。敵に回したら非常に厄介な相手です。
だけど勝てない事はない。強大な敵にワクワクする時行の変態っぷりが頼もしい事。2対1だけど紛れもない一騎打ち、渋川を倒せば戦局は変わるぞ。弧次郎の為にも勝とう。あと石塔は海野幸康と脳内女子対決してほしい(笑)。
アンデッド アンラック
風子に別れと再会を告げて、神との戦いに向かうアンディ。これぞ漢の姿。「46億年!! お前と会う為に俺は生きる!!」って、最高のプロポーズですねえ。
そして遂に神、降臨。太陽に身を潜めていた絶対なる者の名はサン。世界を肯定する邪神に、最強の否定者タッグが挑む。長い10分になりそうだ……。
夜桜さんちの大作戦
センターカラー。
金級スパイの1人、妙齢(?)の美女にして多くのスパイの先生だった虎狼。嫌五も頭が上がらない、というかこれはもう惚れてますね。年の差はとんでもなくあるみたいだけど、美人で強くて母親みたいに面倒見てくれた人に惚れるのは仕方がない。私も指導してもらったら、違うモノに開花するでしょう。頑張れ嫌五。
ウィッチウォッチ
モリヒトの、いや篠原先生のデニム語り再び。この気合の入れっぷり、「こち亀」のマニアックな趣味語り回を思い出します。つまり篠原先生は秋本治先生に匹敵する変人、もとい天才って事で。
私も昔、デニムを買った事あるけど、こんなに手間暇はかけずにそのまま履いてました。モリヒトさん、すいません。あの時のデニムもごめん。今度買ったらちゃんと扱い……いや、面倒くさいから買わないでおこう(布教失敗)。
ブラッククローバー
誰一人アスタが死んだとは思っていない、この信頼感は長期連載ならではの絆の強さを感じさせます。
アスタが流れ着いたのは、やはりヤミの故郷だったか。「ONE PIECE」のワノ国編が終わるのを待ってたのかな?
僕とロボコ
ボンドを巡る女の戦いが始まった!……とラブコメ展開を予想したら男子まで加わって吹き出した。モツオとガチゴリラのは純粋な友情だけど、モテ杉は普通にヤバいな。
実はモテモテなボンド。こういう人間関係は本人が気付いていないとイライラするけど、ボンドの場合は気付かない方が幸せだろうから許します。まだ子供だし。
マッシュル
オリハルコンさえ砕くドット怒りの大魔法。彼は自戒人(イーラ・クロイツ)という戦闘魔族の末裔だそうです。自戒と名付けられている力が怒りによって目覚めるとは、なかなか皮肉。
プリンとの思い出を胸に敗北したエピデム。100回殺された事をすんなり受け入れたのは好印象。BIG LOVE for プリン、プリンへの愛は本物で良き敵役でした。
高校生家族
兄妹対決になった生徒会長選挙、やはり屋敷さんは光太郎に協力してくれたか。亜梨沙も素直になれば……。
勝つ為には手段を選ばない春香。
父は光太郎に、母は春香に投票すれば良いのでは? あとゴメスまで選挙に出たら更にカオスになるので、ご両親は抑えてくださいね。
大いなる散歩
奇才と噂されてる新人、鈴木陸士先生の読切。本誌初掲載、おめでとうございます。
なるほど、奇才と言われているだけはありますね。ギャグかと思ったらかなりシュールで、全体的な流れは割とシリアス。そしてオチはジャンプ伝統の友情もの。手堅さの一方で、こういう作品を描ける底知れなさを感じます。次回作が楽しみな新人が、また1人。
PPPPPP
マポロ先生のセンスが全力全開で大爆発。見開き5連発という、ベテランでさえ怖くてやれない大胆極まりない演出を堂々と、そして見事に描き上げました。自分の才能を信じ切っている、文字通り自信に満ち溢れた構成に痺れた。
ソラチカの演奏には何も込められていない。だから演奏を聞いた人達はそれぞれの最も信じているものを見せてもらえる。当然、それは正しいものであり、それを見せてくれたソラチカも正しくて素晴らしい。まさに完璧な演奏。これは勝負になりませんね。未だ完全には目覚めてないらしいラッキーは何を見るのか、次回はセンターカラーで、物語的にも大きな転換点になりそう。
ALIENS AREA
現行犯の逮捕より現場対応を優先するのか……。警察としては正しいのかもしれないけど、目の前で人を殺した奴を逃がすのはどうなんだろう。細かいかもしれないけど、そういうのが積み重なると作品の評価はどんどん落ちるのに。
仇討ちではなく、職務として犯人を追って逮捕する。これぞ警察ってのをアピールしたいのは分かるけど、やはり何かズレてる気もする。うーん、評価し辛い。
すごいスマホ
遂に最下位にまで落ちましたか。決してつまらない漫画ではないけど、説明的なセリフが多いし、クールなQに感情移入するが難しくて、玄人向けの漫画だったのは事実。
でも今回のボーケンの正体暴きはしっかり考えられているし、熱くなったQは主人公らしさを増した。この位置から這い上がった漫画は沢山あるので、何とか粘ってほしい。
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ジャンプ41号の感想
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