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Channel: 決闘王F.Kのブログ
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ジャンプ19号の感想

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ジャンプ+で「ウマ娘プリティーダービー チェリーブロッサム」の連載がスタート。はい、毎週読みます。ゲームでサクラローレルも実装されたけど、ガチャは控えます。ジュエルがちょっとね…。

女性シンガーソングライターの美波さんのインタビュー記事が掲載。スポーツや漫画に限らず、新しい才能が現れるのは何だか嬉しい。

「ブラッククローバー」は予告通りの、「僕のヒーローアカデミア」は緊急の休載です。堀越先生、今年中に完結させなくても大丈夫なので、とにかくお大事に。

テンマクキネマ
 新連載第1弾。原作は附田祐斗、作画は佐伯俊という「食戟のソーマ」の黄金コンビが帰ってきました。両先生ともお帰りなさい。「食戟のサンジ」も面白かったです。
 主人公が幽霊に取り憑かれた少年というのは「ヒカルの碁」を思い出すし、作者達も意識してるでしょう。主人公の元はヒカルより個性を出しており、ヒロインも早々に出して違いを見せています。幽霊役も佐為より自分勝手だし(笑)。
 いきなり渡された脚本を読んでくれた姫希は良い子だ。しかし急すぎる出演依頼をOKしてくれるとは、脚本は余程の出来栄えだったんでしょうね。それを読者に伝える事が出来ずに散っていた漫画は星の数ほどあるけど、この漫画はどうかな? 附田先生ならそんなしくじりはしないと思うけど。

ONE PIECE
 ルフィ達は一旦離れて、黒ひげに攫われたコビーの救出作戦開始。黒ひげ海賊団の幹部達の能力や、SWORDの面々も続々登場。尾田先生、出し惜しみしませんね。最高です。
 黒ひげの目的は海賊の国を作る事。ワンピースを狙っているのも、その為の力として欲しているから? いずれにしても政府との戦争は必至。それでも黒ひげには勝算がある? あ、モリア生きてたんですね。良かった…のかな?
 引退しても海軍の英雄の強さに変わりなし。ガープ、流石はルフィのお爺ちゃんと納得させられる程の一撃ですが、黒ひげ達もやられっ放しじゃないでしょう。あー、あっちもこっちも続きが気になるのに次号はまたまた休載ですか。ガックシ。でも待つ。

妖精の飼い方
 「ヒロアカ」の代原の読切。作者は林守大先生。去年の金未来杯以来の掲載です。
 無力な妖精との心温まる物語になるかと思ったら、実はディストピアもの、いやそれも違うという三段構えの展開はお見事。
 絵は良質、淡々と進むストーリーも悪くない、むしろ良い。理不尽というか、ああ……と納得させられるオチも
良くて心に残る読切でした。妖精、可愛いし。

アオのハコ
 センターカラー。扉絵の美しさにドキッ。
 夢佳が来てくれたのは大喜が頑張ってくれたからだと知った千夏。ああ、うん、これはもうときめいちゃいますわ。絶縁状態だった親友との仲を取り持ってくれた上、それを誇ろうとしない謙虚さ。今まで支えてもらった分も含めて、これは惚れない方がおかしい。
 という訳で抱きついちゃいましたとさ。いや、もうここまでやったらキスしちゃえよ! お互いに好きになったって告白しろよ! クリスマスの学校で恋仲になるなんて最高じゃん!と叫びたいけど、まだくっつかないんだろうなあ。大喜の自己評価の低さが災いしそう。

マッシュル
 1年生トリオの大奮戦。イノセント・ゼロとの実力差は覆せないけど、マッシュへの感謝と友情が彼らを奮い立たせる。良いですねえ。こういう少年漫画っぽい王道な展開。ランス達が傷付き倒れていく姿を見るのは辛いけど、戦う彼らの姿は尊く思える。
 時間は稼いだ。魔力も注いだ。後はマッシュが復活するだけだけど、間に合うかな? もう1人、何とかしてくれると期待しているんですけどね。臆病なワニよ、そろそろ勇気を出そうぜ。

呪術廻戦
 宿儺と万の出会い。毎日折檻されても万に仕える女官さんは、臆病だけど良い人なんだろうなあ。
 昔の宿儺はこんな姿だったのか。異形の王が抱えていた孤独に万だけが気付いた。怪物同士が惹かれ合ったというか、万が一目惚れしたのか。裏梅との戦闘見たかったかも。
 触れる物を尽く押し潰す真球と、絶対必中の領域展開のコンボ。確かに強力だけど宿儺は既に適応済み。手の内を知られていたという事は、それだけ宿儺が万を気にかけていたという事でもある。そりゃ喜ぶわな。万が宿儺に託した物は確実にヤバそう。
 全く望んでいないのに姉を殺してしまった伏黒。これは……虎杖だけの呼びかけでは復活しなさそう。津美紀はまだ生きているというご都合展開にはならないだろうし、闇はまだまだ続く。

ウィッチウォッチ
 センターカラー。
 世の中には自分と似た人間が3人はいると言うけど、カップルにも当て嵌まるみたいです。春子ちゃんの悩みに自分とモリビトを重ねるニコ、共感するのは読者も同じですぜ(笑)。
 相手の考えてる事が分かる魔法も、感情が視覚化される魔法も、心を解放する魔法ももうやってる。惚れ薬も作ってったけ。ニコ、奥手なようで色々やってるんだよなあ。
 今回はシンプルに行こうという訳で、自分の気持ちに素直になるミントタブレットで解決。でも実はそのタブレットは…と一捻りを加えたのは、なかなかお見事。黒魔女との決戦を前に、ニコ達の関係も大きく動くか?

あかね噺
 声優と落語家の二足のわらじを履く道を選んだひかる。スケジュールはキツキツだろうに、それでもやる気満々だし、実際に上達したのは本人の熱意が並外れているからでしょう。朱音に負けた事が本当に悔しかったんだなあ。
 朱音が苦労した廓噺も、ひかるは完全にモノにしている。声優として多くの役を演じたであろう経験が、彼女の大きな武器。鳥肌が立つ程の高座は声が聞こえなくても凄さが伝わります。アニメ化したらひかるの声優は花澤香菜さんか、悠木碧さんを希望。

SAKAMOTO DAYS
 赤尾と有月の凸凹コンビっぷりと、南雲の洞察力の凄さを見せてキャラの掘り下げをしたおかげで、ラストの衝撃度が倍増しました。鈴木先生、上手いなあ。
 殺し屋が的確にこちらを狙ってきたので上層部に裏切り者がいるのは分かっていたし、その正体もすぐに分かった。でもスパイは彼だけではなかった。むしろ危険度はこっちの方が上。この正体晒しには完全にやられました。でもまだ有月は坂本達の敵にはならない筈。兄を裏切るのかな?

逃げ上手の若君
 今川頼国も強いけど、範満ほどではない。弟より劣る兄だったか。まああんな異常な武士、同じ一族でもポンポンとは出ませんよね。
 週刊連載とは思えない程の書き込み量で繰り広げられる激戦の最中、遂に足利高氏が天下人としての姿を見せる。彼は織田信長や徳川家康のような分かり易い天下人ではなく、信条も行動も人生さえも矛盾しまくっている、わけのわからない天下人。うん、その結論は正しい(笑)。当時の人達もだろうけど、今の研究者達でさえ尊氏の考えが分からなくて研究に困っているからね。世界的に見ても稀有な英雄で、だから面白い。そのカリスマは吹雪をも引き寄せる…?

僕とロボコ
 今回はギャグ控え目で、ちょっと怖い話。こういう話も描ける宮原先生の実力の高さが、何故か悔しい(笑)。
 未来の事を教えてくれる日記。良い事ばかり教えるのは怪しいと思ったら、やはり怖い展開が待っていた。ロボコが来てくれなかったら、アカネは死んでたでしょう。ゾクゾク。
 日記の霊が良い霊だったのか、悪霊だったのかわからない結末にしたのはグッド。ホラーものの結末はハッピよりビターの方が好みなので。

アンデッドアンラック
 センターカラー。
 前の世界ではあまり目立っていなかったフィル、今回は宇宙で生まれた子供とはインパクトありますね。ショタキャラ好きです。
 科学への熱い想いを見せるニコ。そりゃあ風子もビリーもメカニック担当に選びますよ。
 3人のメンバー先発にはそれぞれの考え方が出てて面白い。クリードは頼りにされてるなあ。リーダーの素質なら風子を上回る人はいない。ニコもそうだけど、知らぬは当人ばかりなり。

暗号学園のいろは
 気持ち良く正々堂々と戦う事にした鹵獲。自分の有利さを変だと言い切り放棄するとは、確かにこれはリーダーの資質充分。満票だったのは伊達じゃないですね。無自覚に人を煽るのは、誰にでも欠点はあるって事で(笑)。
 暗号で記されたトランプ、簡単な暗号だからこそ答えを複数考える事が出来てしまい、正解に辿り着けないというのは面白い。頭が良すぎるのも考えものか
 だけどそんな不利をモノともしない傑物が1人。久しぶりに黒塗りワードを吐き出した享楽、悪役令嬢として早くも全力全開。優秀な人間が努力すれば、手が付けられませんね。だけど序盤の優勢は負けフラグでもある。カッコ良い悪役令嬢はフラグを覆せるのか?

一ノ瀬家の大罪
 翼は記憶を失ったのではなく、この世界が自分の夢だと知って怯えてしまったのか。だけどお祖父ちゃんの優しさが彼を再び立ち上がらせた。これぞ家族の絆。このお祖父ちゃんがいながら、現実は家庭崩壊してしまったのか……。なかなか辛い。
 再起した翼は迷わずラスボス?に挑む。まあ外野であれこれ考えるより、元凶に聞いた方が早いですよね。夢の中にしては現実味があり過ぎるこの世界、颯太が何らかの能力とか機械で夢を作り、翼に見せているとか? 最終回が近いような展開だけど、さてどうなるのやら。

夜桜さんちの大作戦
 凶一郎に見られながら戦うのは怖いな。そしてやっぱり甥っ子と姪っ子は大事に思ってるのか。良かったけど、過保護に可愛がって2人から敬遠されそう。早く合流してほしい。
 やはり賞金を掛けたのは旦だったか。だけど万が一、賞金目当ての敵が六美達を殺したら旦にとっても不味い筈。それともそこいらの殺し屋やスパイに太陽達が負ける筈が無いと信じてる? うーむ、分からん。
 ひふみとあるふぁはスパイ専門学校の帝桜学園へ。表の世界でも有名みたいで、凶一郎もここの出身らしい。まさかの学園編スタート?

イチゴーキ!操縦中
 打ち切りが決まってから吹っ切れたのか、最近のこの漫画はブッ飛んだ展開が続いているけど、今回も飛びましたねえ。ツッコミどころが多すぎて困る、いやツッコんだら負けな気がする。ガチでそう思わせるぐらいカオスな展開に心が疲れました。
 バトル漫画っぽい壮絶大決戦の果てに接待で金玉ゲット。間違った事は書いてないのに、異常さに溢れてるのは何故だ。次回で最終回だと心構えしておこう。

人造人間100
 二面性が激しい絢子と、気が強いツインテールのミンミン。絢子の心の毒舌に惚れる人多そう。
 あしびが絢子に惚れたのは意外。No.100みたいな大きめの女性は好みじゃなかったんですね。でもミンミンもあしびを好きになりそう。あしびを巡る女の戦いが始まるまで、連載が続く事を願う。
 火花(スパークル)の描写はなかなかカッコ良い。これなら少年読者にも人気出そうだけど、ここまで落ちてからの復活は難しい。更に沈むか、這い上がれるか。

宇宙おじさん
 今号のショート・フロンティア作品。作者は宮澤大樹先生。
 パッピー星人の格好以外、絵もストーリーも目立った特徴は無くて地味な漫画。悪くはないけど、心には残らないかな。

ギンカとリューナ
 最終回。
 全員で力を合わせてもリューナの記憶は戻らなかった。でもギンカはリューナと共に歩む道を選び、2人は改めて友達になる。魔術にも出来ない事はある、だが……と希望を抱かせるエンディングは悪くなかったです。
 総評。最初の頃は良かったけど、回を重ねる毎に魅力が落ちていった。ギンカだけでなく副主人公のリューナも強いので、戦闘が盛り上がらなかったのが敗因だったかな。新しい仲間が加わっても、リューナが強くて仲間いらないでしょと思えました。読切としては面白いけど、連載になったらイマイチ。そんな漫画でした。
 渡辺先生、お疲れ様でした。次回作、待ってます。


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